治療方針
当院では初診時はもちろんのこと、普段の会話の中で、患者様が
当院に何を求めて来られているのか?ということを常に考えるよう
にしております。患者様のニーズに対し「こうした方がいいな」と
思ったときはそれをお伝えして限られた条件下で患者様に選択
していただくようにしております。例えば「こういう痛みには鍼の方
がよく効きます。でも鍼は保険ではなく、千円実費がかかって
しまうんですがどうされますか?」というような感じです。
当院では医療を求めて来て頂く患者様に以下の三本柱で
治療を進めます。
@ 病態の把握
どうして痛みやだるさ、しびれ等(症状)が出るのかを
つきとめます。
A 症状への対処の選択
例えば五十肩の方に「痛みを出さずにゆっくり治療
しますか?それとも沢山動かして痛い思いはしますが
早く治しますか?」という風に選択して頂く事があります。
前述の実費治療の提案もこれに当たります。
B 再発の予防
足首のねんざを例にとってみると、再発予防のため、
傷めた靱帯を補助する筋肉を鍛えたり、ひねられた時
に素早く対処するための関節内の感覚器を鍛える運動
を行います。