スイッチング電源工作2(2008/2/2)

俺様回路バグ問題、アナログやさんに相談したら秒殺でデバッグされた。

「昔ながらの」オペアンプってのは、
電源を2つ入れて、その真ん中あたりを使うものらしい。
たとえば、+15V、-15Vを入れたら、0V付近が使いよくて、
-13より低かったり、+13より高かったりするいわゆる「外側」は使えないとか。
そのオペアンプに0Vと10Vをあたえて(5V付近の特性がよくなり、2V以下や8V以上は使えない)
0V付近で使ってたからバグってたとかなんとか。
普通普通、とかで一笑に付される動作だったらしい(つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

というわけで-10Vを作って4588に突っ込む…なんてことはやりたくない。
電源回路なのに電源もういっこ作ってどうする!
そこでLM358という便利オペアンプをおしえてもらいました。
LM358ってのはマイナス側の電源が0Vでも、0V付近から使えるすぐれもの。
こりゃ便利!
アナログやさんには常識レベルの便利なICだとかなんとか。


というわけで電流検出抵抗の抵抗値を小さくして(100mΩ)
検出値(1Aなら100mV)を、1.23Vに増幅して電源ICにフィードバックする回路にしました。
電源ICは、検出ピンが1.23Vになるようにスイッチを入れたり切ったりするので、
おのぞみの出力になったときに1.23Vになるように調節すればいいわけですな。

で、オペアンプの増幅回路は可変抵抗を入れておけば増幅率可変なので
可変抵抗で出力電流を調節できるのです。

オペアンプを1kΩと50kΩ(可変抵抗)で非反転増幅回路にして
ボリュームが50kΩ(50倍)ならセンス抵抗は25mVなので約250mA
12kΩ(12倍)になるとセンス抵抗は100mVなので約1A
ボリュームを0Ωにすると…1倍なので約12A⊂⌒`⊃。Д。)⊃
にはなりませんね。普通に限界までドライブされるのか1.6Aくらい出ました。
怖いので後で抵抗たします。12kΩを足せば200mA〜1Aまで制御できそう。

というわけで照度調節付き4LEDドライバー回路が完成しましたとさ。
入力は5〜12Vくらい。18650×2〜3ってとこかな。NiMH×6〜8でもよさそう。

そして問題点発見。
ボリューム回しても、200mA付近は照度があまりかわらなくて、1A付近で急激に変わる。
確かに、50kΩと60kΩじゃあんましかわらないけど、10kΩと20kΩじゃ倍違うもんね。
ボリュームつまみの角度に対して、リニアに照度をかえるようにはどうすればいいか…