でじいち(2009/5/E)

夏の登山に向けてデジカメ購入。

そもそも購入の動機の最初は現像ソフト。 現像込みだとソフトのワークフローでカメラの使いやすさが決まるといって過言じゃない。

撮るほうの最先端といえば、どんどん差が小さくなっていくし、今は代がわりの過渡期だし… というわけでソフトで差をつけようの巻。

DxOとかいう現像ソフトが5月中は割引だったんだけど これがレンズの歪みやらの補正を全自動でキッチリしてくれるすぐれもの。(ただし対応レンズは少ない) ノイズも少ない。現像ソフトとしてももっとも画質がいい部類。 何よりバッチ処理が強烈で、数千枚とっても多分大丈夫。 同様の効果があるとっても高価なソフトの組み合わせより便利で安いときたもんだ。 これは使うしか!

そんなこんなでデジタル補正全開なら高性能レンズっぽい絵が安く手に入るのでは?というコンセプトでそろえてみました。

DxO

かったもの

品目 購入価格 備考
Nikon D70 \17,850 本体 30000ショット弱
Nikon DK-21M \2,520 ファインダー拡大するやつ
Sigma 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM \42,000 広角で一番安かった
Sigma 30mm F1.4 EX DC HSM \30,200 ぼかしまくり用レンズ
GreenHouse CF Dual 16GB \4,100 そこそこ速いぽい 2,800枚撮れる
Kenko Pro ND8 \2,394 減光フィルタ 晴天撮りに必須
DxO Optics Pro Standard \14,850 現像ソフト これの性能にひかれて一眼そろえた
Li-ion CR2 Battery x 12 + Charger \2,485 交換バッテリー
合計 \116,399

…安く済ませるつもりだったのになにげに金かかった…

あとPLフィルターもかわなきゃ

ソフト・デジタル補正

ソフトは上記のとおりDxO。ほとんどNikon D70専用になってしまう予定。当然コストに算入。 今後高性能デジタル補正機がマチュアになってきたら不要になる類のソフトだしね…
短命前提なので使い込んでやらねばなりません。

デジタル補正全開といえば最近のPanasonic Lumix G1。かなり高性能なカメラらしい。
超広角レンズでも補正が効いて非常に安定した絵になってる。
画像処理も強力で高感度はJPEG撮って出しのほうが下手な現像ソフトよりいいときたもんだ。
とはいえ G1 はレンズが問題。
超広角は出たてなので高いし、明るい単焦点は純正品がなくて社外品は(なんでも)つくけどデジタル補正は効かない。
遊びづらいので今はまだ却下というわけで今回は普通のAPS-Cシステムになったわけです

今シーズンおわったら全部売却して来シーズンはマイクロフォーサーズが発展してるといいな…

ボディ

APS-Cシステムとしては、ニコンD70は安いだけでなく、RAW書き込みが速い。 RAWが元々小さい上に、リアルタイムで圧縮がかかるもんだから速いCF使おうものならほぼ無限連射。 F710の「いちまいとったら7、8秒まってね」とは雲泥の差です…
しかも1/8000秒のシャッターが使えたりAFモーター内蔵してたりとなにげに最近のエントリー機より高機能。 DxOはニコンでは対応レンズが多くて、今後の心配もなさそうなかんじ。 無駄に高画素でもないので、デジタル補正前提ならそこそこ暗いところでも撮れる。
同じくDxOがサポートしてる高画質機として、富士のFinePix S5Proというのもあるんだけど、 現行人気機種で高くて、いつ代替わりしちゃうかわかんない、しかも連射は数ある一眼の中でも最遅クラスときたものです。 今回は登山向け、初一眼ということもあり(色んな意味で)玄人向けの機種はパスかな…
というわけでD70が、ハードの性能、ソフトのサポート、どれをとっても安値最適解という感じですな。

レンズ

コンデジにできない描写ってことでどーしてもコンデジで出てないようなレンズをまずは購入。
その他の描写は画質等の差はあれわざわざこんなシステム買うほどのもんでもない気がするので欲しくなったらおいおい購入。

というわけで10mmの超広角、と、F1.4の超明るい・超ぼかせるレンズという方向です。

そのた

大量に連射するならバッテリーは必須。純正も社外品の互換品も高いので香港で充電式CR2を大量購入。

F1.4であまりのファインダーのみづらさにファインダーマグニファイヤーも購入。これでも結構ピント外すなぁ…(´・ω・`)

フィルム一眼レフは使ってたんだけど、デジタル一眼レフはファインダーといい重量といい、別ものですな。

使用感

叩くと拡大


端まで歪みがない(デジタル補正のおかげ)。絞り開放でも周りが暗くなったりしないしボケも最小限(デジタル補正のおかげ)。 まさにデジタル補正のためのコンセプト。


←:DxOのフィルムシミュレーションはお手軽に面白い色を出せる。勤務先にドクターヘリが来たの図。
→:ズームしながらスローシャッターとか。コンデジだとズームリングないから…


←:近接でF1.4で撮ったらピントが薄皮一枚。ほんの少し手前もほんの少し奥もぼけます。何枚も撮ってようやくピントが合う…
→:でもそんなに近接じゃなければAFで一発撮りできちゃう。

6M機といっても、同じ6MハニカムのF30よりは解像度ある感じ。
そしてDxOのフィルムシミュレーション、予想外にかなり使える。 なかなか良い感じじゃないでしょうか。

試し撮りしてておもったのは

まとめ

広角や明るいレンズを使わないならコンデジで充分。

でも一眼たのしいな(゚∀゚)活躍の場が楽しみ