[ ホーム ] [ PC技術/システム技術 ] [ VB.NETプログラミング ] [ なるほどナレッジ ] [ インフォメーション ]

上へ
整数 → MegaLong
実数 → MegaLong
10進数 → MegaLong
文字列 → MegaLong
整数部分
小数部分
部分値
MegaLong → Long
MegaLong → Double
文字列変換

●概要

　MegaLong をDouble として返す。

●方法

　1億進数を通常の浮動小数点数に変換することになる。

1. 指数が -324 〜308 までを対象とする。以外は、0.0 を返す。
2. Double の精度桁は精々16桁なので、変換する配列数は、
   
   B は、変換元のMegaLong
   
   m = Math.Min(B.Mant.Length, 2)
   
   と、最大で 2 要素となる。
   　
3. その仮数部配列要素 a_i に以下の演算を行い総和する(MegaLong の定義式を演算しているだけ)。
   
   　Σ(a_i・10^-8・(i+1))・10^Exp
   
   そのまま演算すると、指数がDouble範囲を超えてしまうことがあるので、10^-8・(i+1) を先に a に対して演算する方式とする。以下のようになる。
   
   Dim DBase As Double = Base              '1億をDouble化
   Dim D As Double = 0.0
   For i = 0 To m - 1
      D = D + (B.Mant(i) / (DBase ^ (i + 1))) * 10 ^ Me.Exp
   Next
   　
4. 符号を設定する。