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●概要 構造体の状態を調べたり、内容を取り出すもの。 ●関数仕様1(状態チェック) ○ReadOnly Property IsZero() As Boolean 値が0のとき、True。値0とは、指数部が0、仮数部要素数が1で、その要素が0の場合。 ○ReadOnly Property IsInt() As Boolean 値が整数の場合、True。 ○ReadOnly Property IsPositive() As Boolean 符号が正のとき、True。 ○ReadOnly Property IsNegative() As Boolean 符号が負のとき、True。 ○ReadOnly Property GetStatus() As ULStatus 構造体のStatus を返す。 ●関数仕様2(内容取り出し) ○ReadOnly Property ValueArray() As Integer() UltraLong の仮数部を構成するInteger配列のコピーを取り出す。配列は参照ではなく、実体をコピーしたものなので、取り出した配列を変更しても、UltraLongには影響しない。 構造体の指数部を返す。 ○ReadOnly Property Mantissa() As UltraLong 構造体の仮数部にて、新しいUltraLongを生成する。 <用例>
○ReadOnly Property IntegerPart() As UltraLong 値の整数部分から新しいUltraLongを生成する。 ○ReadOnly Property FractionPart() As UltraLong 値の小数部分から新しいUltraLongを生成する。 <用例>
○ReadOnly Property PartialValue(From As Integer, Size As Integer) As UltraLong 指定部分から新しいUltraLongを生成する。仮数部Integer配列の、From 番目(先頭が0)の要素(桁ではないので注意)から、要素数 Size だけを抜き出して、新しいUltraLongにする。Size < 0 の場合は、残り全部となる。符号、指数は反映される。 このプロパティにより、一つのUltraLongを複数のUltraLongに分割できる。U = U0 + U1 + U2 など。 <用例> A = 1.2345600|00078912|3456789 場合、 A.PartialValue(1, 1) は、 7.8912E-11 また、 A.PartialValue(0, 2) + A.PartialVlaue(2, -1 ) は、A に等しい。
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