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●桁合せ 加減算は、数値のオーバーロードに依らず、全て仮数部Integer配列どうしで演算される。このとき、小数点位置を合せるが、完全な固定小数点では効率が悪いので、 半固定状態の仮数部で演算する。このため、桁合せでは、指数部の大きい方を基準とし、小さい方がシフトダウンして小数点を合わせ、配列サイズも長い方に合わせる。 →シフトダウンは配列の移動と、除算にて実現する。シフトアップは配列の移動と乗算にて行う。
●符号による調整 加減算は絶対値で行われ、符号によって、加算、減算の順序や、結果の符合を調整する。従って、加算であっても、実際には減算されることもある。減算は、必ず、大きい方から小さい方を引くように調整する。 ●演算 結果を入れる配列サイズは一つ余計にして置く。これは、加算時の最上位のキャリを保持するためである。 仮数部の配列の最後尾から演算する。配列の要素どうしの加算または減算を以下のように繰り返す。
●正規化 加減算の結果は下図のようになる。黄色の部分が、追加された配列要素である。
加減算の結果の配列 正規化は、以下の手順で行う。加減算にて共通なので、一般化されている。
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