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●色の単位構造
●色の種類 大きく、システム・カラーと一般的なカラーとからなる。それぞれ、別のクラスで構成される。一般的なカラーはシステムで予め定義されたシステム定義色(既知色)160色程度と、任意にARGBにて指定できるユーザ設定色がある。 SystemColorsはプロパティのみ、Colorはプロパティとメソッドがある。メソッドは色の作成(構造体を生成する)を異なる方法で行えるようになっている。
SystemColors ●SystemColors Color 構造体で、20数色がWindows
の表示要素の色を表す色がプロパティとして定義されている。
SystemColors.ControlDark この色は通常、SystemColors
オブジェクトの値を使用して新しいペンまたはブラシを作成するのではなく、 あらかじめ用意されているSystemPens オブジェクトまたは
SystemBrushes オブジェクトを使用するよう推奨されている。 SystemBrushes.ControlDark などとし、どうしても新しいブラシにしたければ、 SolidBrush(SystemColors.ControlDark) などとする。 ●Color システム定義色や色の各要素などを取得できるプロパティと、既知色やユーザ設定色を作成するメソッドがある。 ・システム定義色からを値を得る Color.AliceBlue ・既知色(システム・カラーの一部、システム定義色)から選ぶ 色を作成する。 Color.FromKnownColor(KnownColor.ActiveBorder) ・色名から選ぶ システム定義色の色名称(文字列)から色を作成する。 Color.FromName("AliceBlue") ・任意の色を作成する Color.FromArgb(RGB(200, 200, 200)) オーバーロードあり ・色の要素を取得する 色の構成要素である、R、G、B (プロパティ)やHSB色空間における、Hue(色相)、Saturation(彩度)、Brightness( 明度) (メソッド)などが、現在の構造体で示される色について取得できる。設定はできない。 Color.B
B成分を得る 色を、Hue(色相)、Saturation(彩度)、Brightness(明度)の三つの要素で表現する方式。下図参照。人間の色に対する感覚を数値化したものと言える。系統だった色を自動的に生成し良い。 ・Hue |