タカコさまに送っていただきました。→Over The Rainbow
どうもありがとうございます!!
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CROSS FM特番『syrup 16g-金髪と髭と無職-』 2004/04/23 ON AIR
五=五十嵐隆
中=中畑大樹
其=其田さん(ロッキンオン)
五・・・はい、え〜、CROSS FMをお聞きの皆さんこんばんはぁ。
syrup 16gのボーカル&ギター、五十嵐隆です。
中・・・え〜、タイコを叩いてます、中畑大樹で〜す。
よろしくお願いしまっす。
五・・・え〜今日はですねぇ、僕たちsyrup 16gのナビゲートで
これから1時間の放送をお届けいたします。
中・・・ははは、1時間。
五・・・はい。
中・・・あ〜、前回、『金髪と髭』というスペシャルプログラムを
ON AIRしたんですが。。。
五・・・ていうかぁ、金髪と髭っていうタイトルはねぇ、
あの〜、今でもぉ、ちゃんと通用するからね。
お、俺の髭はちゃんと残ってるしぃ、あなたの金髪も。。。
前回はもう、何か緊張してたからね。
中・・・うん。いきなり、だってその場でしゃべってくれって言われて。。。
五・・・初体験だよ。まぁ、でも今日もね、
せっかくこういう場をいただいたんで、
え〜一昨日リリースしました、僕達の、出ましたね!
NEWアルバム『Mouth to Mouse』。
マウス・トゥー・マウス。。。マウス・トゥー・マウス!
え〜これを聞いてですね〜僕達のあのぅ、ラジオを聞いてですね〜
もう、何だこいつらは!?っていう方達もね、
多いかと思いますけれども!
え〜。。。
中・・・そんな人にもわかるように、まぁ、How to Program。。。
五・・・そう、Lesson1!と、思ってますのでよろしくお願いしまっす!
え〜、この後8時までやりますので、聞いてください!
中・・・あはっ!(笑)聞いてください。(笑)
じゃあ、まずは一昨日リリースしたばかりのNEWアルバム
『Mouth to Mouse』から1曲聞いてください。
五・・・はいっ、えー、『リアル』
『リアル』
五・・・はいっ、え〜改めまして、syrup 16gです。
え〜、syrup 16gです。
この番組はですねぇ、え〜〜タイトルは先ほど考えました、
『金髪と髭』続編でございます。
え〜『金髪と髭と無職』っていう。え〜、繰り返します。
『金髪と髭と無職』っていうタイトルになりました。
中・・・いいタイトルだね。貴重ですよ、この〜、福岡の方。。。
五・・・っていうかこんな事やってないから普段オレらねぇ。
中・・・やってない。
五・・・やってないよねぇ?うーん。。。
っていうか、こうやって2人でしゃべるのも結構ねぇ。。。
中・・・何かこう、よそよそしい。。。あはははは。(照れ笑い)
五・・・でも、お互いがどんな人かとかね〜、あんまりこう。。。何ていうの?
どう思ってるかっていうのは。。。
何ていうの?それをこう、前もねぇ、『金髪と髭』の時も思った、
言ってた気ぃするんだけどぉ
中畑さんはどう思ってるんすか?オレの事。
中・・・オレね〜、いつもね〜、がっちゃんの事を言う時はぁ。。。
五・・・が、がっちゃん五十嵐ね。
中・・・がっちゃん五十嵐を紹介する時はぁ、非常に正直な人だと。
紹介してるんだけどぉ、まぁ、その通りではあるんだけど、
まぁね、正直っていうのはその都度その都度、
その時の正直な気持ちがあるからぁ。。。
五・・・今はどうなの?
中・・・今?今でもそう思ってるよ。
五・・・マジで!?
中・・・まぁ、10年こう、いるとぉ、あの〜、まぁ、わかるじゃん。
五・・・ツーカーっていうかこう。。。
バンドだからぁ、やっぱりその〜、お互いこう、
音出した瞬間にこう、どう出るかとか
どれぐらいの長さであの〜、
何次はこのフレーズに行くかとかそういうのはね
もう何かわかるね。
中・・・うん。そういうのはわかるかな。う〜ん。
五・・・まぁ、そこがこう、ある意味で良かったり。。。
ま、新鮮だけどね。すごくね。
中・・・ある意味最初にちゃんと距離を置くっていうような前提にこう、
バンドを始めたところもあるから。。。
五・・・んふっ(笑)何か居酒屋での話みたいになってきた。。。
そうですねぇ、自分の話を僕じゃあさせてもらうとですねぇ
中・・・えっ、昆虫の虫って事?
五・・・昆虫の虫です。あの〜、とりあえずですねぇ、
ほぼ、食を欲するもの、後こう。。。
まぁ性欲の部分。のみを追求するという姿勢で。。。
中・・・いいねぇ。。。いい暮らしだそれは。
五・・・っていうかもう、休みが無いからね。
休み無いからもうそんな何かねぇ、
自分で自由になる時間っていうのが無いからぁ。
中・・・ま、確かに休んでもしょうがないというかね、する事があんまり。。。
な、無くもある。
五・・・でもね、あ、ちょうどこう、レコーディングが終わったんでぇ、
花見をしましたよ僕は。
中・・・花見したの!?
五・・・お花見ですよ。
中・・・珍しいねぇ。
五・・・大衆っぽいっしょ?
中・・・う〜ん。偉いねぇ。
五・・・出た!
中・・・外に出たんだぁ。
五・・・あ〜のねぇ、新宿御苑で。
中・・・あはは!新宿御苑に。
五・・・だからもう、すごいっすよ。アウトドア派ですよ。
中・・・そだね。全然外出ないイメージがあったけど。。。
オレ全然外出なくなった、逆に。
五・・・あなたが外出てるって話を聞いた事が無い、最近。
中・・・そうだねぇ、あんまり。。。コレといって無趣味。。。
無趣味だからぁ、こう休みの日とか中にいる、かな。
何か。。。うん。。。独り言を言ったりしてます、色々。
五・・・じゃあ、そういう中畑さんがさぁ、
大好きな曲をさぁ、言えばいいじゃない。
中・・・あぁ、なるほどね。
五・・・僕達がねぇ、長い間こう。。。ま、長くはないけど全然。
え〜、あの、メジャーっていう所からデビューして、
初めてアルバムを出したんですけどぉ、『coup d'Etat』っていう。
え〜『coup d'Etat』記念すべき第1枚目の『coup d'Etat』から
え〜、とっても大好きな。。。
中・・・オレの好きな曲をね。
五・・・うん。そして!
しかしライブでは何故か1回もやった事が無いと言われている名曲を
じゃあ、中畑さん。
中・・・はい。じゃあ『幽体離脱』聞いてください。
『幽体離脱』
中・・・え〜お届けした曲は1枚目のアルバム『coup d'Etat』から
『幽体離脱』でした。
そんな、我々syrup 16gなんですが、
え〜一昨日新しいアルバム『Mouth to Mouse』をリリースしました。
五・・・させていただきました、ありがとうございます!(拍手)
頑張ったなぁ〜。
お疲れさまでした。
中・・・お疲れさま。お疲れさまだよね、ホントね。やっと出来た感じ。
五・・・そだね〜。
中・・・で、この!アルバムタイトル『Mouth to Mouse』というのはどこから?
・・・トイレの中だよ。
五・・・えへへへへへ。(笑)
中・・・ホントの話で。トイレの中で、出たっていう。。。
五・・・あ〜、そう。大体ねぇ、風呂場とかぁ、トイレとかぁ、
その密室の中における自分の創造性に
ちょっとこう、賭けてる部分はあるね。
やっぱりこう、人込みの中で感じる何かも勿論あるけど、
何かね、降りてくる瞬間っていうのはやっぱり1人。いつも1人。。。
心はいつも1人。。。
『Mouth to Mouse』はね、あの〜、"マウス・トゥ・マウス"ってこう。。。
要するに人工呼吸ですよ。
蘇生ですね。蘇生。もう、最終的な医療とも言えないぐらいの人工的な、
人間が人間による、あの〜、そうですね〜
最後のっていうか、何ていうんすか?
中・・・最終手段?
五・・・そうね〜。うーん、だからもう、人間的に病んでる。。。病んでたね。
病んでたからぁ、こう色んな人とコラボレートする事によって
シロップっていうアルバムをね、アルバムっていうかシロップジュウロクグラムをね
生き返らせようじゃないかと。
新しい何か、まぁそれはプロデューサーでもいいし
インスピレーション与えてくれる何かを求めたい、みたいな。
っていう意味もあるしぃ、まぁ要するにこう、チュウですよ。ある種の。
中・・・チュウね。
五・・・チュウチュウ。もう、他人のチュウ。もう、その、恋愛感情とか関係無いチュウ。
それはこう、何つーかなぁ、心にね、ハートにね、
でも最後のマウス・トゥ・マウスのマウスはぁ、敢えてネズミに。
だからその、まぁ引きこもってる方達とかさ、いる訳じゃない。
あの〜、現実の世界っていうのはやっぱりヘビーだからさ〜、
ホントにこう、面白い事をさぁ、何かこう、自分から探そうと思っても何つーの?
液晶画面からとかさ、からしかこう楽しみを得られない、
そんな人達が増えているこの世の中をね、こう風刺した。。。ふっ(笑)
ハイ、笑うとこ。(笑)ね、何かこう切り取ったっていうかね〜。
まぁ、自分も弱虫であるっていう事。
その自分に対してMouseね。
あとこう、何つーの?ハムスターってさぁ、こう、いるじゃん。
よくあの〜1人暮らしの人が飼う。あれ、クルクルクルクル回るでしょ?
でね〜、CDの盤面もネズミにしてある訳ですよ。ネズミがいる訳ですよ。
それをこう、クルクルクルクル回ってるっていう、その〜、意味も無くね。
ネズミは体脂肪を気にしてる訳でもないからただ意味も無く走ってる
その何ていうかね〜
徒労感、疲労感。。。う〜ん、何をしてるんだろうみたいなね。
中・・・何を回ってんだろうと。
五・・・うん。何かこう走ってるんだけど同じ所をグルグル回ってるんじゃないかみたいな。
そういう意味でMouseっていう。
まぁ、これは別に説明しちゃったけどぉ、
もっと色んな意味があるんでそれぞれの人達が感じてくれれば
嬉しいな〜と思ってます。でも、このアルバムは結構大事なアルバムだと思う。。。
中・・・うん、オレはねぇ、すごい大事だと思う。
何か『HELL-SEE』とかまではオレの中ではすごいこう、
やりたい事をどんどん理想に近づけていってる感じがしたけどぉ、
今回初めて何かこう、変わる感じがしたっていうかね。
五・・・そうだね〜。言葉でも変わりたいっていう事を歌にしてる。。。
言葉で言うってなかなかねぇ、その変わりたいっていう気持ちとかぁ、
こう、何か自分を励ましたりとかもしくは曲にする事で人を励ますみたいな事をさ
敢えてこう恥ずかしいって思ってた部分もあったんだけどぉ
何かそういう事を何かやってもいいんじゃないかっていう事を
思えた曲が出来たんですけどぉ。
じゃあ、それを象徴するような曲があの〜、あるんで。
え〜、とりあえず聞いてください。
え〜、『Mouth to Mouse』から『変態』です。
『変態』
中・・・え〜、新しいアルバム『Mouth to Mouse』から『変態』聞いてもらいました。
え〜、それでですねぇ、
syrup16g、このNEWALBUMを持ってまた福岡に伺おうと思っております。
え〜、ツアーファイナル。
五・・・そだね。
中・・・ツアーファイナル!なので、僕らもすごく楽しみに。福岡すごい好きな土地なのでね。
五・・・何かね〜、福岡は盛り上がるね〜。
中・・・盛り上がる。
五・・・気持ち的に。
中・・・(笑)気持ち的に盛り上がる。
五・・・や、お客さんは知りませんが。。。
中・・・いや、盛り上がってる、盛り上がるよ!
五・・・無理矢理盛り上げるけどね。3時間半ぐらいやるから。
中・・・あはは!え〜、そのライブの話なんかは後ほどじっくりご紹介出来るか、も。
っていう事で。お楽しみにしといてください。
五・・・皆、集まれぇ〜!!
中・・・あはははは!イムズホールに集まれぇ〜。
五・・・うっし、では、寒くない話をこの後、えっと、『金髪と髭と無職』のタイトルを
あまり意味を含まないで紹介しましたが
ロッキンオン、ロキノン!の其田某氏を迎えてですねぇ
僕達のNEWアルバムの事をですねぇ、あんまり聞きたくないんですが
僕がサシで2人で話したいと思いま〜す。詳しくはCMの後〜。
---CM---
五・・・はい、え〜今日のこの時間はですねぇ、
一昨日NEWアルバム『Mouth to Mouse』をリリースした
syrup 16gのナビゲートでお届けしています。
『金髪と髭と無職』てんてんてん。。。
ここで、え〜スタジオにですねぇ、ロッキンオンの其田さんに来ていただきましたぁ。
よろしくお願いしま〜す。
其・・・こんばんは〜、よろしくお願いします。
これは実際こう、無職の人に向けて作られた曲っていうのは入ってるわけですか?
五・・・あの〜、そうですね、
ほぼその、モラトリアムな方と無職の方のみターゲットに。。。(笑)はい。
其・・・(笑)なるほど〜。じゃあ今の日本にはかなりジャストな。。。
五・・・ジャストですね〜。あの、その〜何ですか?
え〜、リストラ、やれ失業率の高さ、日本の闇に光をこう、あててみたっていう。。。
社会派のバンドなんで。(笑)
其・・・あはは。なるほどね〜。先ほど『Mouth to Mouse』について、
あの〜、意味を語ってましたけど、
実際こう、かなり肯定的な?ポジティブな曲が多いな〜っていう
印象を受けたんですけど〜
まぁその〜いわゆる弱い人というんですかね、どう表現するのが的確か
どうかわかんないんですけど、
そういう人に向けた?連帯の曲が多いかな〜と思ったんですが。
どうですかねぇ?
五・・・連帯?
其・・・連帯。あるいは救済。。。
五・・・そんなぁ〜、やめましょうよぉ〜。ロッキンオン。
やめて、もう、そんなの。やめてないけど。
其・・・いやいやいや、実際どうですかね?その辺のこう、新しい自分らがこう、
メッセージなり芽生えたなぁっていう感覚はありましたか?
五・・・いや、あの、まぁ変わりたいな〜っていうのは
さっきの『変態』を聞いていただければわかると思いますがぁ
その〜、ここにはいたくないなっていう気持ちがすごい強くて。
まぁでも、う〜ん、前向きになれるかっていうと
なれませんからねぇ別にその〜、人間的にね。
だからあの〜、やりたい事をやろうっていう気持ち、それを人が
前向きと取ろうがどう取ろうが別に構わないんですけどぉ。
でも、そういう気持ちが芽生えた事であるって事は間違いないと思うんでぇ。
まぁ、素直に出してもいいかなっていう。
其・・・そもそも誰にこう、戦って?何に傷ついて?
何にこう、怯えて?何にこう、自分のね、命を擦り減らしてるのかって
五十嵐さんなかなかわからない部分があるんですけどぉ
実際は何と戦ってるんだろう?っていう。
五・・・そうそうそう
それがね、1番こう何か
何の為にここまでせんといかんのかなぁっていうのは思っててぇ
何を、その〜、こういうリリースのタイミングの短さの中でぇ
自分が何を言えばいいんだろうっていうか
一応端くれでも表現者と言われている職業だからぁ
その中で随分考えたんですよねぇ。
随分考えて考えて考えたら、う〜ん。。。
オレはオレだからぁ、オレの歌を作ればいいんだっていうすごい単純な理由で
もう、そこにあの、腹をくくろうっていうか、
誰かその〜、自分の幻想っていうかね
ある意味ロックバンドの成功した人達のように
そのレールの上に自分を乗っけてね
何かそこに夢を託されるっていうか、そういう事では
きっとね、リスナーの方は思ってないんだろうなって思ってぇ。
だから自分の中で何かが芽生えたとかじゃなくて、
オレはオレの今、やっぱり思ってる事は、
オレはオレであり続けたいっていう。
流される事なくね。
う〜ん、それ。。。すごい強く思いますね〜。
其・・・で、まぁこの『Mouth to Mouse』っていうアルバムには
1曲目はわりとそういう宣言だと思うんですね。
1曲目の『実弾』。
で、"Nothing's gonna syrup us now"この、スターシップを。。。
懐かしのスターシップを連想させる、ね、非常にいいタイトルで。
で、まぁ、『My Song』なんかも
先ほど五十嵐さんがおっしゃってたような事の反映だと思うし。
で、アルバムの中ですごい名曲があって
『I・N・M』ですね。コレは何の略ですか?
五・・・こ〜れはだから、"私は私である必要がある"、
"私自身である必要がある"の略ですね〜。
其・・・で、まぁこの曲を聞いてもらうとね、
非常にこう、五十嵐さんが今おっしゃってた事が
非常にわかるんじゃないかなと思うので
じゃあまずここでこの曲をかけたいと思うんですが。お願いします。
五・・・へへ。(笑)オレかよ。はい、『I・N・M』聞いてください。
『I・N・M』
其・・・えと、今、ある曲が流れてるんですけども、
これはどのバンドの曲なんですかね?
五・・・これはですね〜、デンマークでぇ、
え〜、からデビューした"Mew"っていうバンドなんですけど
エム・イー・ダブリュー、Mew(ミュウ)。
其・・・この〜、"Mew"を担当した方でですねぇ、
この作品の?マスタリングでしたっけ?
五・・・そうですね、マスタリングエンジニアの方に。。。
其・・・ジョージ・マリノという方ですよね。
五・・・そう、ジョージ・マリノおじさん。。。
"Coldplay"とかもやってらっしゃる方でぇ
とってもこう、キラキラしたっていうかぁ、
わりとこう、あの〜、独特のね、何かこう、
きらびやかな派手さじゃないんだけど、
すごくこう、あの〜、何だろうな〜、深いんだけどぉ、
すごいこう、キレイなマスタリングをする人でぇ、
"Mew"も結構それを聞いた時にぃ、あの、肌触りというかね、
曲がどうのこうのというよりもその、音のね、
何か感触がすごくこう、好きだな〜と思って。うん。
で、これは誰なんですか?っていう話をしてたらジョージ・マリノさんって人で。
じゃあ、やってくださいっつったら。。。
わがままって言ってみるもんなんですね、コレ。
其・・・あっさり叶ったと。(笑)
五・・・あっさり。(笑)いや、っていうかね、もうホントに奇跡のような取り合わせでぇ
もう半年先、1年先まで予定が詰まってるような方なんですけどぉ
でも無理矢理、シロップやってくれと土下座して(笑)やってもらって。
其・・・土下座して。(笑)スタッフが。
五・・・僕はしてないですけどね。(笑)うん。やってもらいました。
其・・・で、非常に音がいいですね、今回はね〜。
五・・・そうそう、だからぁ、もしシングルなんか買っていただいた方もぉ
多分ちょっとね、アレ?って思うと思いますね〜。
其・・・そうですね〜、全然こう質感が違うと言うか。。。
五・・・うんうんうん。だからホントにまぁ単純に音楽的にすごくこう、並べた時にね
何かそのやっぱりジョージ・マリノさんにもう委ねちゃったんでぇ。
其・・・あっ、そうなんですか?
五・・・曲感はわりと決めたんですけどぉ、何か、流れのその辺?
多分まぁ、ねぇ、アメリカの方なんで、
すごいアバウトにやってくれたと思うんですけどぉ、
でも音の緻密な感じっていうかね、それはすごく丁寧にやってくれたんでぇ
うん、すごい良かったですよ。
其・・・で、まぁ、シングルとかでわりとこうデジタルっていうか打ち込みの?曲がまぁ
多かったので
そういうイメージを持ってるリスナーの方も多いと思うんですが
アルバムを聞くとね、非常にバンドサウンド?
五・・・でしょ〜、ビックリしたでしょ?
其・・・ビックリしましたねぇ〜。
五・・・やっぱ、『リアル』聞いちゃってぇ、あ〜、五十嵐もう相当ヤキがまわってね
こう、あの〜(笑)何かね〜、普通にいくんだなっていう、その。。。
あるじゃないですか。ギターの音色が嫌だ!つって
某レディオヘッドとかを真似してるバンドがいっぱいいるじゃないですか。
違いますよ!僕は全然。
元々その、80’sフリークというか、元々打ち込みに関しては別にホントにこう
原体験に近いものを持ってるんでぇ、だからその〜、『リアル』に関してもね
別にそういうこう、あの〜、何だろうな、デジタルな感じで。
とかそんな注文は一切してないしぃ、まぁ一緒に作ってるし
まぁその中で大樹ちゃんのドラムは。。。
あの、大樹ちゃんって中畑くんってドラムがいるんですけど。
すごいこう生でちゃんと録ってあるしね。
だからちゃんとバンドサウンドになってますからね〜。
特にその、アルバムバージョンに関しては。
其・・・そうですね〜、なのでこうシングルを今まで流れで聞いてきた人とかは
すごく逆に新鮮に感じる?アルバムになったと思ってて
あとまぁ、これから『メリモ』っていう曲をですね、紹介したいんですが
この曲だとね、非常にこうバンドの勢いとあと
もうオレは弱音を吐いてるだけじゃねぇんだと。
今までの自分は何だったんだと。いうようなね。
五・・・自己否定と自己肯定のようなよくわからないこう、歌詞がね〜。
其・・・まぁ、この辺の力強さ、力強い宣言というのがね
このアルバムの一つのクライマックスかな〜と、思うんですが。
じゃあえ〜と、この『メリモ』についての思い入れをですね
語っていただいた後に流していきたいなと。
五・・・『メリモ』はね〜、あの〜〜、すごく自分の中ではぁ、何かね、特別な曲でぇ
あの〜、自分の中ではこう、有り得ないそのぉ、思いっていうか。
こういうイントロから始まって、こういう展開をして、こういう流れの曲が
今まであっただろうかっていう。それにこう、挑戦したかったっていう。うん。
それにこう、耳を傾けていただければ嬉しいな〜と、思いま〜す。
其・・・あの中盤のね、必殺のフレーズがあるので、
これ中盤の必殺のフレーズを今日はね
ちゃんと皆さんの耳に焼きつけて欲しいな〜と思いますね。
五・・・そうですね〜、スタジオでどれだけオレがあの〜
頭がおかしかったかわかると思うんで。聞いてくださ〜い。
え〜、『Mouth to Mouse』から『メリモ』聞いてください。。。。。。
其田さん、あの〜、これからね〜、色々と長い人生あると思うんですけどぉ
僕は其田さんすごい好きなんでぇ。。。
其・・・僕も好きですよ。
五・・・あのぉ、ご飯とか食べてください。
其・・・あっ、ホントにホントに。よろしくお願いします。
五・・・はい。ありがとうございました、今日は。
『メリモ』
---CM---
中・・・いや、でもね、其田さんさすがに聞き出すのが上手いなと。
う〜ん。2人だとなかなかこういう話はあんまりしないから。
五・・・まぁね、リハばかりやってるからね、うちらね。
中・・・まぁ、音出してそういう事をやってるような気はするけど。
五・・・だからまぁ、そういう事をさぁ、結果をさぁ、見せたいと思うわけじゃない。
やっぱり。
中・・・これからね。
五・・・これからね。リハーサルなんか好きじゃないから別にオレ。。。
いやっ、好きじゃないっていう事はないけどぉ、(汗)
やっぱラ、ライブをやらないとどうしようもないのでぇ。。。
中・・・(笑)誰に弁解してんの。。。(笑)
五・・・えっへへ。(笑)その〜、まぁ福岡、CROSS FMをお聞きの方には
ぜひ聞いていただきたいご情報がありますね〜、中畑さん。
中・・・あの〜、6月の6日イムズホールにツアーファイナルとしてあえて
あえてツアーファイナル、福岡選びました。
五・・・もうね〜、何ていうの?やっていくうちに絶対良くなるからね。
あの、悪くなっていく事はまずないと思う。
あの〜、そういう意味ではですねぇ、
まぁ、現在チケット発売中ですので
あの〜、お手元にチケットが無い方はぜひ。
も〜う、問い合わせはキョードー西日本、頑張って。。。。
やってください。
中・・・あはは!偉いね。偉いよ。
五・・・めちゃくちゃうちらはさぁ、もう、アレだよ。オーディエンス次第のバンド。。。
恐ろしくオーディエンスのテンションとかノリとかあと、
バイブっていうんですか?
そういう部分に左右されるアマチュアちっくなところもあるので。
中・・・まぁ、でもシロップのライブっていうより
シロップとその場にいる人達のライブだからぁ
あんまりその〜、前もってこういう感じにしたいっていうふうには
今はちょっと言えないけど、すごい楽しみにはすごいしてる。
五・・・とりあえずね、最後とかぁ、
最終日とかぁ、ファイナルとかが入ると恐ろしく盛り上がる。。。
あの〜、ホントに3時間半。。。ホントに特別な気持ちっていうか、
そういうのを持ってるんで。
ぜひ福岡盛り上がっていきましょうよ。
中・・・盛り上がるよ。オレは相当盛り上がる。
福岡ってやっぱり何かね、ライブでおじゃまするんだけど
何かね、特別な思い出が残る場所なんだよね。個人的にも。
五・・・色々あるよね、何かね。
中・・・オレはやっぱ、色々やっぱり福岡って特別な感じがすごいするからぁ
ライブやっぱりステージ立つ前っていうのもこう
いつもの感じじゃないっていうかね、う〜ん。何か起きそうな感じもするし
何か起こしたいなっていう気持ちを持って臨んでる。。。
まぁ、その土地土地でやっぱり違うんだけど。
五・・・特にね〜、福岡はいいライブをやった事もあるし
もし足を運べる方がいたらぜひ来てください。
中・・・やっぱりこの〜、アルバムを聞くとやっぱり何か起きそうだなって予感は
多分してくれると思うから、
それをライブ観に来てくれた人と一緒にこう何か作れればな〜って。
五・・・まぁ、3ピースでどう『リアル』やるんだっつーねぇ。
それを観に来て欲しいよね〜。
中・・・メタメタ叩くよ。メタクソに叩くよ、オレは。
五・・・えへへへ。(笑)多分2曲ぐらいでヘタってる。。。
中・・・あははは!(笑)ゼェゼェ言うかもしんないけど。
五・・・オレも多分5曲ぐらいでもうツライ。。。(笑)
中・・・3時間半やんないとね、でもね。
やっぱり自分の中でも変化みたいなものをすごい楽しみにしてるからぁ
やっぱりこれからどんどんその、『Mouth to Mouse』の曲達を
プレイしていく事でまた自分達の中でも発見があるかもしれないし
聞いてる人達も、その〜、何だろうな、違う聞こえ方がするっていうか。
お客さんの中、その、聞いてるリスナーの中でも曲が
どんどん成長して行けばいいかな〜と。思っております。
五・・・前観た福岡でのシロップとはまた違うね、
もっとねぇ、死に物狂いだと思うからぁ、ていうかもう必死。
哀愁+悲壮感&生きるっていいなっていうね
無理矢理希望に持ってくっていうね
ライブをやりますのでぜひ来てください。
でも、とりあえずその〜、一昨日発売したばっかりだからぁ、
とりあえず皆持ってるべ?
持ってないとダメでしょ〜。
中・・・持ってない人は、明日、土曜日に買いに行っていただければ、ね。
五・・・そうっすね〜。
中・・・聞いてもらいたい、ホントに。
五・・・ま、こういう時間にすごくこう、楽しげにね、うちらもこう、話してますけど
ものすごく実は、ものすごく実は、真剣にヘビーな音楽活動をやってますので
それをこう、感じてもらう作品に
『Mouth to Mouse』、ぜひ聞いてみて欲しいなぁと切に思います。
え〜、ではですね、長々とやってまいりましたが、
え〜、とりあえず僕らsyrup 16gというバンドの五十嵐と。。。
中・・・中畑!
五・・・。。。が、やってまいりました。
え〜、『金髪と髭と無職』の、最後を飾る曲をお聞かせします。
え〜、syrup 16g新作『Mouth to Mouse』から
『Your eyes closed』を聞いてください。
中・・・え〜、中畑でした。
五・・・ありがとうございました、五十嵐でした。
『Your eyes closed』
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