エンマの手帳
2000年05月10日初版発行本体価格1200円+税
|
世にも恐るべきアカシックレコードの秘情報公開!
混迷を極める世相を反映してか、エンマ大王が「振り子占い」の世界的超能力者・宍戸幸輔に現われてエンマの手帳を示しその公開を命じました。宍戸は恐れおののき公開に踏み切りました。その内容は奇想天外ですが、検討すればするほど真に迫るものがあり、無視するわけにはいきません。
手帳によれば、現在の日本の政治・宗教の指導者といわれる人物の人格、性格、霊格は極めて低いか片寄りを示しています。こんなことでは日本の社会は良くなるどころか、反対に地球破壊の加担者として、世界から指弾されかねません。これこそ天の警告と受けとめ、全日本人が心を新たにして新世紀への対応を急がなければなりません。
それには、この教訓に学んで各自の人格、性格、霊格を高めることが急務です。とくに従来の物質主義を精算し、自然と公共の利益優先に目覚めなければなりません。
本書の趣旨を多くの人達に知っていただくことが必要ですので、書店、取次店など書籍流通に係わる皆様には特段のご協力、ご支援を要請するしだいです。なにぶん宜しくお願いいたします。
本書では、現代日本の有名人、特に政治家、文化人に対して、遠慮会釈のない実体解明を行っており興味津々たるものがありますが、それに加えいかにして各人の霊格人格を高めるかの秘法も公開されていますので、類書にない大効用があります。
|
体の命は、想念であり、想念の命は、
精霊である。さらに精霊の命は、
神の子・キリストであり、神の子・
キリストの命は、愛の神である。
しかしながら、愛の神の命は、
在天の神である。
アウグスチヌス
わたしの「自己紹介」
わたしは、何となく「宮沢賢治」という人物に、心引かれるものがあるのです。
なぜかその理由はわかりません。----あるいは、彼がわたしと正反対の「静かな社会運動家」であったためかもしれません。----その彼が、明治29年(1896年)に岩手県花巻で生まれたというのですから、4年前の8月27日に《生誕・100年の記念目》を迎えたことになります。
そこで、彼の有名な『雨ニモマケズ』の《焼きなおし》のスタイルで、「自分の姿」を鏡で見るような気持ちになって、《わたしの自己紹介》を書かせていただきます。
----雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けず、人並み以上の丈夫な体を持ち----決して、身分不相応な欲望をもたず、絶えず謙虚な気持ちで、常に神に祈り、神から自分に与えられたと直感する使命に対しては、とことんまで食いさがっていく。
----毎日の日常生活は、できるだけ質素に、いつ如何なる最悪のことが突然やってきても、決して周章したり、困ったりしないですむように、自分なりに納得のいく人生を積み重ねることができるように、一日一日を大切にして生きぬいていきたい。
----東にノイローゼで困っている人がいれば、根気よく相談相手になってやったり、何かスポーツでもやったらとすすめる。西に家庭内の不和で悩んでいる人がいれば、「本人自身の心がけがまず大切だ」と説いたり、一緒に祈ってやる。----南に、会社経営がうまくいかないと悩んでいる人がいれば、まず「経営の基本」を忘れないようにと注意してやったり、頼まれたことは一緒になって努力する。----北に、空威張りして世間に大変な迷惑をかけている人がいれば、わざわざ出かけていって厳しく忠告してやったり、それでも駄目なときは大声で叱る。----そのような「出しゃばり」をするために、時には精根を使い果たし持病の「喘息」が悪化してしまい、急いで病院に駆け込んで点滴を打ってもらう。
----しかも、周囲の者から「そんな無理をしてまでも」と親身に心配していただいたり「歯の浮くようなお世辞」でおだてられたりする。
----そんなことは全く意に介さず、86歳という年齢を忘れて、講演に、研究会に、カウンセリングに、コンサルタントにと、性懲りもなく、自分勝手な一人よがりの「責任感」に追い立てられていく。----こんな状態で「わたしの人生」は一体いつ終わるのであろうか。----この調子だと、100歳はおろか、110歳まで生き抜き、最後の最後までこのペースで、多少でも「世のため・人のため」にと頑張り通すことになるかもしれない。
----このようなわたしに、たった一つの「わがまま」を許してもらいたいことがある。
----それは、わたしの「臨終の時」に、もし、わたしの手を握ってくれて、涙を流してわたしとの死別を心から悲しんでくれる人がいるならば、その人たちに対して、わたしは、精いっぱいの明るい笑顔を見せるようにして、できるだけ大きい声で、次の言葉をゆっくり、はっきりと述べ終わってから、静かに死の旅路に立って行きたい。
----『みなさん、大変お世話になりました。----木当にありがとう。----楽しい人生だった。----面自かった。』----と。
----わたしは、こんな人間になりたい。----こんなすばらしい人生を送りたい。
では、失礼。
目次
わたしの「自己紹介」
プロローグ
読者のための予備知識(その1)
1 米穀の大統領たる者がなぜ、あんな小娘に本気になったか。
2 母親が、盲愛していた女児を、なぜ突然、惨殺してしまったか
3 なぜ、キリンビールは、アサヒビールに、勝てないのか。
4 東京大学は、わが国にとって、プラスよりマイナスのほうが遥かに大きい。
5 なぜ、わが国に「オウム真理教」のようなものが発生したのか。
6 いったい、創価学会の池田大作・名誉会長とは如何なる人物なのか。
7 江藤淳の死は、先立った愛妻の魂が、天国から呼ぴ寄せたのだ。
8 人を殺すのも、殺されるのも、すべて、運命に左右されている。
9 夫婦愛というものは、お互いに、生きている間だけのものではない。
10 なぜ、高級官僚は、威張りながら、不正、汚職をするのであろうか。
11 わが国会は、なぜ、750名の国会議員が必要なのであろうか。
読者のための予備知識(その2)
エピローグ
著者略歴
エピローグ
わたしは、いま改めて〈ヨハネによる福音書〉の冒頭の聖句を大声をあげて読んでいるのです。----『初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は神と共にあった。すべてのものは、これによってできた』----と。
すると、不思議なことに、わたしは、六次元の世界に生まれかわり、その聖句がいつの間にか、次の〈エンマの言葉〉となって聞こえてくるのです。すなわち----『初めにアカシック・レコードがあった。アカシック・レコードはエンマと共にあった。アカシック・レコードはエンマであった。このアカシック・レコードはエンマと共にあった。すべてのものはこれによって知ることができる』----と。
その時、愛の神からの福音があり、----『イエス・キリストは、わたしの右の座につき〈天国〉を司り、サタンは、わたしの左の座につき〈煉獄〉を司り、そしてエンマは、わたしの後の座につき〈地獄〉を司る。この三本柱のバランスが無視されている世界は、明らかに崩壊に結びつく。とくにエンマの存在を忘れてはならない』----と。
それにしても、〈煉獄〉を司るエンマだけあって、このたぴの著述にあたってのわたしに対する〈エンマの命令〉は極めて厳しいものでありました。最後に筆をおく段階になった時に、わたしの肩を叩きながら、
----『お前はよくやった。まだまだ気に入らぬところも多いが、それも次第によくなっていくと信じている。この出版の結果、お前に対してあらゆる誹謗、迫害のあることは十分覚悟しておかねばならない、しかしその反面に、それに百倍、千倍する援助がお前およびお前の仲間たちの〈エンマ運動〉に対して加えられ、それらの献身的な協力が増幅されてくることは間違いない。いずれにせよ、エンマは最後の最後まで、お前およびお前の仲間たちの強力な支援者であることを決して忘れてはならない。----もっぱら成功を祈る」
と、大いに激励された時には、わたしは思わず涙して心から感謝したのです。
わたし自身はもちろんのこと、わたしの仲間たちにも、この辺のところを徹底的に再認識し合い、ともどもに手を取り合って、喜ぴを分かちあうことのできたことを、読者のみなさんにもぜぴ報告させていただきたいと思います。
そこでわたしの最も強力な仲間を読者のみなさんに紹介させていただきますと、次のとおりです。
まず第一に紹介しなければならないのは、東明社の吉田寅二社長です。社長は、わたしの母方の故郷・萩市の鎮守神である吉田松蔭を心から崇拝し続けている(憂国の士)であって、まったく偶然なことから短期間のうちに兄弟以上の深い関係を結ぶことができた人物です。----しかも、わたしと同じ大正3年の〈五黄の寅年生まれ)であるところから、どう考えてみても、わたしと社長とは、これから積極的に展開することになっている〈エンマ運動〉の両輪の歯車となり、ともどもに生死を分かち合う一心同体となる人です。
その他には、陰になり陽になって、わたしの援助者になっていただいている方々のお名前を列記し、これまでのご協力を感謝するとともに、今後なお一層のご支援をお願いして、わたしのエピローグを終わりたいと思います。
渡辺格博士、小谷野治雄、林力夫、井上恵弘、松下保夫、高橋博利、伊原忠、渡辺菊雄、中原俊弘、小林正典、世良邦治、茂曽路弘、山口和夫、加藤四郎、広瀬秀安、豊口澄江の各位。
著者の希望
この本は【崩壊寸前にあると思われている祖国日本を教済せよ】との(神の命令)に則り、(エンマ)の指示に基づき書かれたものです。----読者の皆さんの特別のご協カにより目的逮成の一助になりますよう切望してやみません。ただし次の方々はこの本の講読をご遠慮ください。
★神仏のく絶対愛〉を信じようとしない方
★たとえ神仏を信していても、とかく批判のある、オウム真理教、統一協会、幸福の科学、創価学会、法の華の会員および信者の方
なお、この本の読者のなかで「シシド式振り子占い手法」を心から信頼することによって、世のため人のために是非活用したいという希望のある方は、遠慮なく東明社までお申し込みください。著者・宍戸幸輔は都合のつく限り、極カご相談に応じます。
|
|