タイトル
7月7日(月)、ついに覚醒祭が行われました。いやー、とにかく楽しかった。天外ファンと会い、色々な情報を得て、たくさんの収穫がありました。ここでは覚醒祭に参加できなかった方のためにも当日の様子を、少ないですが写真と共にレポートしたいと思います。日記風なので、どうでもいい話も含まれますが、ご了承下さい。

そばは今回前日から「天外魔境わいわいワールド」の管理人さん、パルティータさんのところにお泊りさせて頂きました。パルさん、どうもお世話になりました。
6日の16時前にパルティータ邸入りしました。ももたろさんも一緒です。3人で夜まで色々お話をしました。PCエンジンのソフトで遊んだりもしました。幻のゲームもプレイ出来て感激です。22時頃、ももたろさんが帰宅した後も夜中の2時過ぎまでパルさんとなんだかんだと天外について語りました。
ひとつ、今回パルティータさんに教えてもらった旧天外3の暴露話でそばはショックのあまりフラフラになってしまいました。今思い出しても胃が痛くなります。

で、そんなことがありながらも次の朝、覚醒祭当日ですが眠くてしょうがない。なんとか気合を入れて、パルさんの企画した直前祭の待ち合わせ場所、秋葉原に向かいました。そばはこの時点でお手製の卍丸Tシャツを上着の下に着込んでいました。
直前祭に集まったのは4人。パルさんと僕に、コガマさん、ラサハンさんです。ちょっと寂しいですが、これくらいの方が機動力があります。レトロゲームを見て回ったり、お昼を取りながらコガマさん所有の貴重な天外資料を見せてもらったりしました。その後必死でカラーコピー。かなり時間かかりました。コピー終了後会場へ直行です。

最寄駅の「テレコムセンター前」に着くと、すぐに会場である大江戸温泉物語と、黄色いのぼりが見えました。近づくと、のぼりには「ハドソン一座 さん江」と書いてありました。ちなみに到着時間は16時ごろでした。すでに会場前の広場にはハドソンのスタッフ多数と、テントが設営されていました。 会場正面
スタッフの方が、整理券の配布を案内して下さったので、テントで整理券を受け取りました。17時から整理券の番号順に受付を開始するそうです。番号は9番。この時間で一桁かよ・・・と思いました。あんまり早くから乗り込んでいる方いなかったですねー。 整理券
ところでテントの近くにいるスキンヘッドのスタッフ、どこかで見たことあるなー。 うーむ、あのアゴのしゃくれ方・・・。・・・名人、高橋名人じゃないっすかー!!僕の家では今でもスケボーに乗って石斧を投げているあの名人です。とりあえず拝んでおきました。パン、パンッ。 名人
受付が始まるまでの時間、パルさんがコガマさんと共にハドソンスタッフに絡むと言い出しました。恐ぇー。色々なお話をされて、かなりねばった末ポスターを譲ってもらう約束をとりつけたそうな。この日、そばは二人の恐るべき行動力を目の当たりにすることになる・・・。 パルさんVSハドソンスタッフ
さて、17時になって受付の開始です。ここで席順が決まります。受付係は高橋名人です。パルさんがサインをもらうと言い出し、卍丸Tシャツにお願いする事になりました。「え〜、ホントにぃ?俺いま受け付けやってんだけどなぁ。」と言う名人の声は明らかにうれしそうでした。僕も出来れば欲しかったのですが、後ろにたくさん人が並んでいますからね。あまり時間はかけられません。で、入場パスを渡されました。席番号は「B-1」です。とにかく1列目だろうと言うことはわかりました。早く来た甲斐がありました。 パス
大江戸温泉物語の中に入ると、イベントの招待客は専用の受付が用意されています。 ちなみに施設全体が貸切って訳じゃないですよ。一般のお客様もおられます。覚醒祭では「中村座」と名付けられた大広間を貸切っています。温泉物語の規定により、参加者は全員浴衣に着替えます。ロッカーに入って、だんだんテンションが上がってきました。ロッカーを出て場内に入ると、すでに天外のテーマが流れています。一般のお客さんもいるのに。どう思ってたのかな?さて、場内奥にすぐメイン会場の「中村座」が見えてきます。 中村座
中村座
中村座の前のテーブル席で時間を潰しながら、他のメンバーとの合流を待ちました。まずyogaさんと合流しました。その後、えすけーぷさんと初顔合わせ。そんなこんなで、とうとう中村座への受付が始まりました。当然、一般客の撮影は一切禁止です。一応入り口で持ち物チェックがありました。でも携帯は持ち込みOKですから、いい加減なものです。スタッフから一人一人に「うちわ」が手渡されました。中村座内に入ると、僕らはB-1の席を目指しました。やはり最前列です。関係者席の近くでもあります。席は座布団です。残念ながら卍丸座布団ではありませんでした。舞台上では200インチのスクリーンに覚醒祭のロゴが映し出されています。 うちわ
席に着いたものの、イベント開始までまだまだ1時間弱あります。パルさんは挨拶回りに行きました。しばらくすると、ももたろさんと、ももんずさんがさぼさんの作った陣羽織を持ってこられました。気合ですなぁ。すごい注目度でした。結局僕の卍丸Tシャツは披露する機会を逃し、まったく目立たなかったです。さて、このあたりは端折りましょう。いよいよ時間になって、アナウンスが流れます。「皆様、長らくお待たせいたしました。・・・本当ーに長らくお待たせいたしました。」この後半部分は、みんな笑ってましたが、僕は内心、冗談にするなよと思いました。そしてまずはハドソンの代表取締役社長、工藤さんの登場です。すごい歓声でした。「あほーっ」と叫んでも大丈夫そうでしたが、止めておきました。
工藤さんはハドソンの落ちぶれブリを語りました。それは何故かと考えるとファンの声を聞かず、天外3を作らなかったからかもしれないと思った、とのことでした。少しは分かっているようです。スピーチが終り、社長の号令と共に覚醒祭開始のムービーがスクリーンに映し出されます。例のイメージCMからリメイク版天外2のVTRが流れ、テンションが一気にあがります!普段は物静かなそばですら、思わず歓声を上げてしまう程です。

そして、いよいよ広井王子の登場です。スクリーンが上がり、舞台の幕が開くと、スモークが立ち込めます。照明も舞台上に集中しますが、広井さんが現れたのはお約束どおり会場の後ろから。花道を通って舞台へ向かいます。花道の脇の人は皆握手をしてもらっていました。パルさんも花道からは離れていたのですが、飛び出して行き握手をしてもらう事が出来たようです。
広井さんが舞台に上がると、いきなりアナウンサーから「広井さんに10の質問」。イベントっぽいなぁ。最後の質問「天外魔境3は来年必ず発売する」に広井さんがNOと答えると、ハドソン社員が舞台に飛び出し、「それはYESですよ!」と突っ込むミニ芝居。ここを何とか乗り切ると、アナウンサーが舞台に登場し、広井さんと天外3に関してのトークが始まる。さて、このなかで天外3の新システムとして「記念館システム」という言葉が出て来る。結局具体的な説明はされませんでしたが、今までにないシステムとのこと。何かシステムの名前はそのまんまという感じです。僕はこの「記念館システム」という言葉を聞いて、自分が高校生くらいの時に「RPGツクール」で制作していた「博物館を経営するRPG」のことを思い出しました。このゲームではインディージョーンズばりに、世界のお宝を集め、自分の博物館に展示できるというシステムを作っていました。自分で言うのも何ですが、かなり楽しいゲームでした。「記念館システム」の「記念館」は記念館のことですから、何かを記念する館のことです。もしかしたら、自分のプレイ中の出来事が細かく記録されるのかもしれませんね。例えば千体目の敵を倒した瞬間の画像が残るとか。これじゃおもしろくないか?

さて、トークからの流れで、ついに今回のメインとも言える映像の披露がやってきました。再びスクリーンが降りてくるため、広井さんも舞台を降りてきました。そして、僕の座っていた席のすぐ左前に座ったのです。ちょうどコガマさんの真正面だったのではないでしょうか。広井さんは僕の方を向いて、「ホントに見るの?ネタばれになっちゃうよ。」と言いました。どうも目があっていたような気がします。いや、どっちでもいいんですけど。映像の内容ですが、まずはファミ通にも載っていた幻の開発中ZIRIAの映像が2種類。アクションだった時のものと、キャラが大きかった時のものです。いずれも動いていたので、レアなものが見れました。そしていよいよ天外2のムービーです。ここからははっきり言って興奮しすぎでなんだかよく覚えていません。とにかく映像は綺麗でした。タイトル画面も発表されている「タイトル画」から受けた印象よりよかったです。白銀城の例の場面もムービーが追加されていました。やっぱり何かしら追加があるとうれしいですね。3Dのマップについては最初から賛否両論がありましたが、今回見た限り悪く無かったです。臨場感が感じられました。ただ、それは200インチのスクリーンで見たための錯覚かもしれません。あと、マップ上でのキャラの動きも良かったように思います。何度も「おおーっ」と感嘆の声を上げてしまいました。会場全体に響き渡る歓声は大変なものでした。うーむ、感無量じゃ。

みなさんお待ちかねの「3」のムービーは、個人的にはそんなに待っていなかったのですが、始まりました。いきなり驚きの映像が!根の皆さんが映ってるじゃないですか。これだけで3が2と少しは関連していることがわかりました。そういう意味で興味は出てきました。ムービーの内容自体は何となく急ごしらえのような印象も受けました。ポリンゴンで作ったキャラの出来は、まあまあという程度のものです。今時驚くようなものではありませんでした。アニメ部分も2と大差があるものではありません。でも全体として印象は悪くありません。音楽はかなり評判が良かったみたいです。3のムービー終了後、スタッフと声優の一部が紹介されました。ナミダ役は桜井孝宏さん。知らーん。イチヨ役は日高のり子さん。ベタだけど、わーい!そしてゲスト声優、歌舞伎役者の市川春猿さん。どうでもいぃー。

イベントはどんどん進行します。次に登場したゲストは3で音楽を担当する加藤和彦さん。 そばはまったく知りません。でも陽気なおっさんでした。広井さんと5分ほどトークをして、あっさり退散。ご苦労様です。

さらに次のゲストは「千と千尋の神隠し」の千尋役の声優さん、柊瑠美さんでした。柊さんはラジオ番組「今夜もはてぃはてぃ」のパーソナリティです。今後は天外情報をどんどん伝えて行くとのこと。聞かないけどがんばって!

次のゲストは個人的にうれしかった日高のり子さんです。日高さんと言えば、「ふしぎの海のナディア」、「となりのトトロ」等、数々の名作アニメに登場する声優さんです。日高さんはナチュラルにあの声なのですねー。出演はサクラつながりで。
日高さんとのトークが終ると、「天外魔境応援店舗」の店舗代表として自称タレントの松金洋子さんから花束の贈呈がありました。誰や!関係者の愛人か!
最後に広井さんからの挨拶。天外2へ対する思いや、ファンの天外2に対する愛情への感謝、FXで天外3が出なかった事への謝罪がありました。今回のイベントで広井さんから直にコメントが聞けて、かなりすっきりした気持ちになりました。
大盛況のなか、イベントは幕を下ろします。鳴り止まない拍手・・・。当然アンコールを要求しています。かなり長い間拍手をさせられました。僕は最後まで拍手をしていましたが、結局アンコールはなし。ないんかいっ!!

イベント終了後、中村座ではプレス向けの写真撮影があるので、一般招待客は退場させられます。パルさんとコガマさんはポスターをもらう為に会場内に残りました。僕もちょっと残っていました。うちわが落ちていたのでゲットしました。さすがに殆どのお客さんが出て行ったので、僕も出る事にしました。パルさんとコガマさんはそ知らぬ顔で居残っています。中村座を出ると、出口で広井さんがお客さん一人一人と握手をしていました。しまった!外ではそんなことが!僕はサインを貰おうと慌ててロッカールームへ戻り、卍丸Tシャツを取って来ました。が、戻った時にはすでに広井さんの姿はなし。中村座の入口も閉められています。ところが、パルさん達の姿は外にはなく、中に残ったらしい。・・・。中村座の入り口の前にはモニターが2台出ています。イベント中もゲームの映像以外の部分は放送していたらしいです。このモニターに付いているスピーカーから内部の音が小さく漏れています。スイッチを切り忘れたんでしょうか?フォトセッションでの会話が聞こえてるっちゅーの。どうも僕しか気付いていない様子。耳をすますと、司会を務めているスタッフらしき人物が、プレスに対して「何か質問はありませんか?」と問い掛けていました。プレスから全く反応がないので、何度も「何か質問は?」と、ちょっと半笑いで話し掛けています。質問しろよなっ!後から内部に残ったパルさんに聞いたところ、結局写真を撮ったくらいで大した話は無かった模様。

それにしても広井さんからサインがもらえなかったのが悔しい。中村座の前で粘っていたが、出て来る様子は無い。やはり他の出口を使ってどこかへ行ってしまったのだろう。パルさんとコガマさんはせっせと会場内を物色をしていた。僕はサインをまだあきらめてはいなかったが、とりあえず食事をとることにしました。スタッフが出入りしている食事処があったので、きっとこのなかで打ち上げでもやっているんだろうと思いました。そして風呂にも入るだろう。まだチャンスはあるはずだ。温泉物語の場内にはたくさん飲食店があります。僕は天丼を食べる事にしました。さて、食事をとっていると、さぼさんが大浴場から出て来る広井さんを発見!呼び止めてくれました。僕はすぐさまTシャツを持って、広井さんの所へダッシュ。無事サインを頂く事が出来ました。サインを貰う時、一緒にTシャツを押さえてくれたのは、なんと高橋名人。広井さんも「名人、すみませんねぇ。」と言ってました。ホントすみません。パルさん、コガマさん、さぼさんもサインを頂く事が出来ました。僕が最後に広井さんに握手をして下さいと言うと、意外なほどがっちりと長く握手して下さいました。天外2の説明書のスタッフのコメント>広井さんの文章にあった「・・・燃える二人の手を握った。ジュッ!と、オレの手がこげた。・・・」と言う部分を思い出しました。

メルトダウン寸前だ!

サイン現場
サインを頂いた現場
これがそのサインだ!「広井王子」と書かれているのがはっきりわかりますね。でも名前の後の部分が何と書いてあるのかわかりません。 サイン
僕とパルさんと、コガマさん、ももたろさん、yogaさんはお泊りです。今回意外だったのは、イベント終了後ファン同士の交流がほとんどなく、皆あっさりと帰ってしまったことです。
僕らは泊まったわけですから、その後色々な事がありました。それは思い出としてここでは語りません。
右の写真は朝の中村座です。中村座は夜は仮眠室になっています。僕らもここで寝ました。
中村座・朝

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