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褌がまだかろうじて生きていた時代を知る者にとって、赤褌は懐かしい思い出です。
まずは半幅で締めた赤褌からご覧ください。
横廻しをよじらずに、平らに回して締めています。
半幅をよじって締めますと、横廻しが細くなり粋になります。
褌は今では不恰好なものの代名詞のようにいわれますが、褌は本来粋なものなのです。
横廻しをよじっても、平らにして締めても、バックスタイルは変わりません。
全幅で締めた赤褌です。
昔の海や川では、よく見掛けたものです。
褌で泳ぐ時は、途中で緩んだりして締め直しをしなくてもいいように、きつく締めます。
海や川で泳ぐ時には必ず緊褌に締めてください。普通に締めますと、ゆる褌になります。
海や川で泳ぐ時には赤褌で締めれば、前袋が透き通って見えるということはありません。
赤褌を
よじり締め
で締めてみました。裸祭りに花を添えることができます。
昔の海水浴場には必ず飛び込み台があり、そこで褌を締めた子供たちが遊んでいました。
昔は皆が海や川では六尺褌で泳いでいました。”海水着”は、まだまだ高値の花でした。
そんなことで、昔の海や川で褌で遊んでいた光景が、私には懐かしい思い出です。
海で褌一丁になって泳ぎますと、それは気分がいいです。開放感一杯という感じです。是非一度試してみてください。
褌を締めることも、褌で泳ぐことも実に気持ちがいいものですが、すべて実際に実行した者だけが味わえる快感です。
夏目漱石の小説 『 坊ちゃん 』 より
ぶうと云って汽船がとまると、艀が岸を離れて、漕ぎ寄せて来た。 船頭は真っ裸に
赤ふんどしをしめている。 野蛮な所だ。 もっともこの熱さでは着物はきられまい 。
下女の清には殊のほか優しかった坊ちゃんは、褌は嫌いだったのでしょうか。当時の男は皆褌だったと思う
のですが。漱石の 『 こころ 』 の冒頭にも当時の海岸の光景が描かれていますが、褌に関する記述はあり
ません。 漱石の時代は、 褌全盛の時代だったと思うのですが、『 こころ 』 には一切書かれていません。
赤褌を締めますと、気分の高揚が感じられます。ここぞという時に是非締めてください。
さあ、あなたも日本古来の褌を締めて、 心身共にしゃきっとした生活を過ごしましょう。