八木重吉
詩稿「花をかついで歌をうたわう」

 
   


 
 死をおもわぬときは
 
 うすらねむい
 
 ややさめてはまた死をおもふ
 
 やがてまた ものうくなる



BACK戻る 次へNEXT
[八木重吉] [文車目次]