八木重吉
詩稿「花をかついで歌をうたわう」

 
   ある時


 
 べつに
 
 することもないし
 
 悲しいこともなかったので
 
 ひとりでにこにこしてゐた



BACK戻る 次へNEXT
[八木重吉] [文車目次]