八木重吉
詩稿「赤つちの土手」

 
   ○


 
 むぎばたきが
 
 丘のうへにあったらば
 
 ちっとばかりのびた
 
 むぎをかぐひとはさひわひである、
 
 ぬくい日ならば、な、



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