八木重吉
詩稿「松かぜ」

 
   くりくり頭


 
 しづかな空へ
 
 ゆうぐれの
 
 やわらかくひろい桐の葉は
 
 しなしなとおよいでる
 
 わたしは
 
 くりくりの頭を
 
 つるりとなぜてみた



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