震災から一夜明けたあの日、福島第一原発から20km圏内だった我々は被害をまぬがれたものの、危険が迫っているため町を出なけれなりませんでした。
埼玉県越谷市にたどり着いた我々は越谷市の被災者受け入れの避難所に滞在してしておりましたが、その期間は短く避難所を出なくてはいけませんでした。せっかく避難所で出会い一緒に過ごした同郷の仲間と離ればなれになるのを悲しみ、これからも皆で繋がって自立の『一歩』を踏み出そうと36名で「浜通り一歩会」を結成しました。その後各地からの多くの被災者が加わり『一歩会』の改め、全国の仲間とともに活動を続けています。
作詞:一歩会 作曲:本多裕子
1.ふと立ち止まり 北の夜空を見上げれば
ふるさとの友 どこでどうしているのだろう
家族と連絡も取れずに
体中の血が凍った日
心繋げば大丈夫 乗り越えられる
明るい明日を信じて 一歩から始めよう
2.ふるさとの空 流れる雲に心のせて
伝えておくれ 出逢いの友は悲しみ包み
みんなの笑顔と優しさで
夢と希望を胸に歩む
心繋げば幸せは どこにでもある
日本の明日を信じて 一歩から始めよう
心繋げば大丈夫 強くなれる
明るい明日を信じて 一歩から始めよう
一歩ずつでいいから
〒343-0023
埼玉県越谷市東越谷6-78-6
TEL 090-4453-2034(安齋)