déconstruction des idoles ──アイドルの脱紺築
紺野さんおっとこマエ!論(with niigakist さん)
「加護ちゃんパート」
おまめ茶房。さんの2004年3月13日(土)の更新 「あの頃の自分に」に端を発したやりとりをまとめました。
えー、ちなみに、ウチは「かーちゃんパート」で、おまめ茶房。さんが「ののちゃんパート」となっておりまして、二つ合わせてご覧になると、あなたとあなた、だぶるゆー、という感じで、やりとりの過程が手に取るように分かる、という寸法です。
間違っても「裕子パート」「貴理子パート」ではございません……。
……ということで、対話の核心を含む紺野さんおっとこマエ!論(with痛井ッ亭。)「辻ちゃんパート」は、こちらをご覧ください。
おまめ茶房さんが、紺野さんについて、とっても素敵なことを書いてくれました!
・・・紺野さんの地の性格と言うのは、実はものすごく「カッコイイ」んじゃないか、
「男前」な性格なんではないか、と感じる今日この頃。
少なくとも5期メンバーの4人を性転換して男にしたら
多分一番女性にモテモテになるのは紺野さんでしょう。
おおらかで包容力があり、頭も切れてスポーツも得意。
まさに完璧。たいがいの女の子にとっては理想の男性像でしょう。
他の3人は・・・(以下割愛)
「おまめ茶房」niigakistさん 3月13日(土)「あの頃の自分に」 より
「男前」な性格、というところに激しく同意です。
おいらは、以前、紺野さんがごっちんを尊敬している、ということを、単純に「隣の芝生は青く見える」「自分にはないものへの憧れ」ではないか、と思っていました。
でも、それだけではないらしいんです。
紺野さんの性格とか、生き方の根っこの部分は、niigakistさんもおっしゃる通り、「男前」なんだと思います。
文武両道、という点や、おおらかさ、もそうですが、何よりも歌とダンスという自分が苦手とするフィールドで、あえて人生の勝負に出るという生き様が、強烈に男前ではないでしょうか。
そして、付け加えるならば、「男前」で話がすむのなら、それはよっすぃ〜も同じであって、紺野さんにはもう一歩何かがあるような気もします。
根っこの部分で「男前」でありながら、自分の発言や、メンバーへのリアクションや、行動は、なかなか「男前」に表現できない。そのもどかしさ。歯痒さ。そこに、紺野さんを紺野さんたらしめているポイントが、一つあるような気がしています。
niigakistさん、素敵な文章をありがとうございました。
これで分かりました。わたしが一番男前です!
* * *
おまめ茶房さんの文章について書かせていただいたら、さっそく反応が。嬉しいですね。すでに交換日記状態?
紺野さんが、その生き方自体が「ロックさ」を内包している(剥き出しじゃないのがポイントっす
ね!!)、ということが、彼女が娘。として選ばれたひとつの要因なんでしょうね。きっと。
ですよねー。つんく♂言うところの「ロック」という言葉を、きちんと解釈するのはなかなか面倒な問題ですけれども。一種のワイルドカード?
で、愛ちゃんや、麻琴ちゃんが、歌やダンスの実力という部分で合格を勝ち取ったのは間違いないところです。
だがしかし、紺野さんは、そういう点数化できる能力としては「赤点」だった訳で、合格を勝ち取った原因は点数化できない魅力という部分にある訳ですね。
その「紺野さんの点数化できない魅力」の中には「ロック」もまた含まれているんでしょうね、きっと。
(独り言:ところで、新垣さんが合格できた決定的なポイントはどこだったんでしょうかね?)
おまめ茶房さんからの引用を続けます。:
考えてみれば紺野さんって、もし2年半前に娘。に入らなければ
たぶん今頃、道内トップクラスの高校に通って
順調に一流国立大学なんか目指してたかもしれないんですよね・・・。
うん。おいらもそう思います。でも、ちょっとまってくださいよ。紺野さん、『モーニング娘。×つんく♂』の中でインタヴューに答えて、
わたし、絶対大学には行かないって思ったんですよ。 (……)
とりあえず高校は行かないとヤバいけど、行くとしたら制服カワイイところがいいな……くらいのことしか考えてなかったです(笑) (……)
勉強は大嫌いで。塾とか、家庭教師とかは絶対イヤで、何もやってなかったんですよ。
『モーニング娘。×つんく♂』(p117)より
なんて、答えてますよね。
これを、事実と受け取るか。
それとも、もしかしたら、優等生キャラがついてしまうことを嫌って、ちょっと色をつけてみた発言なのか。さて、どっちなんでしょうか。
それと、もうひとつ、3/15のniigakistさんの文章に気になる部分が……
自分は(……中略……)こんこんと語る、というスタンスが好き
……へ?
こんこんと語るのが好き?
こんこんと語るのが?
こんこんと語る!?
こんこんと???
ガキさんとじゃないんか〜!!!
……ごめんなさい。思いっきり誤読してみました。ってか、これ読んだら、「誤読しろ〜、誤読しろ〜」って、悪魔の囁きが、しつこく手招きするもんで。
で、ついうかうかと、引き寄せられるがままに誤読してみました。
ああ、おいらって何て律義な人なの? ←違うと思う
別件:
niigakistさん、「丸裸にする」のは……ちょっと……心のお父さんとしては、さすがにマズイかと。 せめて、解剖するとか……あー、もっとマズイっ(笑)。
p.s.
ガキさんのこと、なるほど、と思いました。少し、ガキさんの愛し方が分かるかも? まずい、いよいよDD(注:誰でも大好き)……
おまめ茶房。のniigakistさんが、『紺野さんおっとこマエ!論(with痛井ッ亭。さん)』をまとめて下さいました。
とりあえず、必読。
特に、結論部分、
「前に出たい」とか「パートが欲しい」という現実面の欲じゃなく
自分の内面の成長を目指しているというか、ストイックというか
どこかしら求道的な所がある
それです! まさに、それです!
それが言いたかった。おいらが言いたかった!
く、悔しい〜!
くーやーしなーみーだぽろりー……参りました。
お返しに、キャツの「けいじばん。」にガッツリ書込み。荒らして来てやりましたっ!(鼻息:フンっ)(一部誇張表現含む)
……一応やりとりは以上です。
niigakistさんの、紺野さん論に「やられたっ!」と思いました。
しかし、紺野あさ美原理主義者として、やられっぱなしでは寝覚めが悪いので、次のような文章をしたためました。
紺野あさ美論ノート1「求道的」です。文体が違うのはどうぞ気にしないで下さい。
こんな熱っちぃ文章を書く、きっかけを作ってくださったniigakistさんに心から感謝します。
そして、ここから真の第二回戦が始まる……のでしょうか。
('04/06/08初出)
('06/07/26リンク修正)