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1974年 アメリカ映画 製作:アーウィン・アレン 監督:ジョン・ギラーミン 脚本:スターリング・シリファント 音楽:ジョン・ウイィリアムズ 【キャスト】 スティーヴ・マックイーン(マイケル・オハラハン/消防隊長) ポール・ニューマン(ダグ・ロバーツ/設計士) ウイリアム・ホールデン(ジェームズ・ダンカン/ビルオーナー・建築会社社長) フェイ・ダナウェイ(スーザン・フランクリン/プランナー・ダグの妻) フレッド・アステア(ハーリー・クレイボーン/株券詐欺師) スーザン・ブレークリー(パティ・シモンズ/ダンカンの実娘、ロジャーの妻) リチャード・チェンバレン(ロジャー・シモンズ/ダンカンの部下、娘婿) ジェニファー・ジョーンズ(リゾレット・ミューラー/ビルの住人、金持ち未亡人) O・J・シンプソン(ジャーニガン/保安部長) ロバート・ボーン(ゲイリー・パーカー上院議員 ) ロバート・ワグナー(ダン・ビグロー/ダンカンの会社の広報部長) |
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喜劇王チャップリン最後のサイレント作品。世間のトーキー化に対し頑固なまでにパントマイムによるサイレント作品を作り続けたが、この作品を最期に次回作の「モダンタイムス」のラストで歌われる「ティティナ」でとうとう自らの歌声をスクリーンで披露し、以降トーキーでの製作に踏みきることになる。 |
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STORY![]() 全員を救出するには時間がないと判断した上層部が決定した手段は屋上直下の階に収められている巨大な水タンクを爆破し、最上階からビル全体を洪水に消化しようと言うハイリスクな手段だった。意を決してヘリにぶら下がりグラス・タワー屋上に降り立ったオハラハンを待っていたのはダグと合流し爆弾をセットし終えると、彼らは残った人達と共に爆破の瞬間を固唾をのんで待つ・・・・ |
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ひとこと![]() こんな事から考えるとこの映画って超高層ビル火災という大舞台に次から次の大スターが登場するエンターテイメント的作品なのかなぁなんて思ってしまう。そう考えるとこの映画をつい見てしまう理由が納得いくものになってしまうのである。決して名作だ等とは思わないが、好きか嫌いかと問われると好きと言わざるを得ない。不思議な映画だと思う。 |
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音楽についてもひとことお馴染みジョン・ウイリアムズは1975年の「JAWS」でブレークするのだが、これはその直前の仕事である。この頃には「ポセイドン・アドヴェンチャー」「11人のカウボーイ」「大地震」「ファミリープロット」「続・激突、カージャック」等々と着実にキャリアを積んでいた頃だが、そんな当時の裁量の力作がこの映画だと思う。冒頭の山中からサン・フランシスコの市街地までダグが乗るヘリを追っていくバックに流れるメインテーマは、これから起こる物事での不安感を醸し出しながらもスピーディーかつ力感も感じさせる素晴らしいオープニングナンバーとなっている。また、クライマックスのシークエンスに付けた音楽は10数分にも及ぶシンフォニックな力作で、その後の傑作「スター・ウォーズ」のクライマックスのBGMと並べ賞賛されるべき傑作だと思う。この年アカデミー作曲賞にノミネートされているのは至極当然のことだろう。ところでこのサントラ盤は昔LPで発売されて以来長らくCD化されることが叶わなかった。理由としては2つの映画会社の合作だけに、権利関係が複雑で許諾を得ることが大変に困難な状況にあった為らしい。ところがつい最近突如としてCD化されたのである。これはウイリアムズのファンには朗報中の朗報だろう。 ◆サントラ盤の老舗「すみや」で入手可能です。但し(2001年6月現在)3000枚限定となっていた ◆入手が叶わなかった方は発売元も「FSM」のサイト(英語)でオンライン購入が可能です。 |
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