『色覚』

1月18日

文鳥に色覚があるのは周知の事実だ。好きな色と言うより嫌いな色があると言う事も通説である。

 

前章で話題にしたブランコだが、これが何故かなかなか売っていない。木製の止まり木のブランコは売っているけど、

 

飼主が求めている物は全体がプラスチック製のブランコだった。木のブランコは何となく気に入らないのだ。

 

台紙にインコが印刷されているからなのか、兎に角、文鳥に対して似つかわしくないと思っているのだ。(反論のある方もいるでしょうけど)

 

近くのホームセンターや通りすがりのペットショップに探しに行っても置いていない。安い商品は利益率が低いのであまり置かないのだろう。

 

木のブランコは、市場価格250円前後、プラスチック製は100円前後で売っている。探している時間や手間を考えれば、

 

この差額はペイできると思うけど、壱番籠にプラスチック製を使用しているので、弐番籠もプラスチック製でなければならないという

 

飼主のちょっとこだわる性格とけちな性格が許さないのだ。

 

結局、ブランコは以前行った事のある動物病院の近くのペット屋で見つけた。しかし、黄色の物がひとつだけ。

 

う〜んと迷ったが、ブランコの好きなハツが不憫で買う事にした。だけど、結果は失敗だった。

 

ハツは不憫だと思って購入した黄色のブランコが嫌いだった。ブランコよりも黄色が嫌いらしく、

 

ちょっとブランコが揺れると籠の中でバタバタ飛び廻る。しばらくすると慣れるだろうと思っていたけどどうもうまくない。

 

我が家にセキセイインコが2羽いるが、(1羽は、ルチノーの黄色(♀):蜜柑と、もう1羽、オパーリンブルーの灰青色(♂):林檎)

 

別章で述べたように、黄色にはよく攻撃していたが灰青にそれほど攻撃しない。我が家の文鳥は黄色が嫌いみたいだ。

 

仕方がないので、先週、姫様探索活動中に備品の揃っているペット屋へ出掛けて、壱番籠と同じ草色のブランコを

 

買ってきて取り付けたところ、すぐに飛び乗っている。色の好き嫌いがあるのがこれではっきりわかった。

 

その時の探索活動中に、訪れたホームセンターでGB製の375角の籠が、2480円で売られていた。

 

大きさはHOEIの35角とほぼ同等である。今月末までの時限セール。今日、姫様を見つける事は無理だろうから、

 

予算的には購入できる。いや慌てる事は無い。また、翌週に来て買う事にするかと迷ってしまったけど、

 

また改めて翌週来る事は面倒だと衝動買いをしてしまった。しかし、太子達を別居させた事により、

 

新たに姫様用の新居が必要なのだと自分に言い訳をしながら。実にここの飼主はセール品に弱く、時々嫁様に小言を言われる。

 

この店ではシナモン文鳥が1羽3000円で売られていた。もの凄く安い。シナモン文鳥の市場価格の下落の傾向にあるみたいだ。

 

というより文鳥の価格自体がその傾向にあるようだ。そんな状態の中で、ホームセンターのペット屋という事と、

 

価格が高いという事で夏以来行っていなかった別のペットショップへ今日、子供と遊びに出掛けた帰りに寄ってみた。

 

そこでは、桜♂:4000円 白♂:4500の価格で販売している。高い!それだけの値打ちのある文鳥なのかと店員に訊きたくなってしまう。

 

桜文鳥は原鳥タイプばかりでぼかしがあまり入っていない。

 

輸入品は見たこと無いけど、輸入品とはこんな感じのものかと邪推してしまう程だった。

 

しかし、その店では備品がかなり充実しており、価格も満足出来るものだったので、備品専用の店と位置付ける事にした。

 

懲りない飼主は、新たに青色のブランコを購入してハツの籠に取り付けてみた。青色に対してどんな反応を示すか楽しみだ。

 

久し振りに体重を量る。ハク:23g、ハツ:25g、2羽とも痩せ気味だ。明日からは食べ残しても良いから餌を多めに入れてみよう。

 

ちなみに、黄色インコ:38g(デブ)灰青インコ:33g(標準)