日本の神道の天照大神は、世をてらす太陽である。初日の出を仰いで初詣をする、日本国民の正月行事の中にも、太陽神を信仰する習慣が、深く根ざしていると言える。
正月が来る時、あまり深い意味を考えずに、門松やしめなわを付けて、一年のけじめを大切にする、日本独特の習慣行事がある。
一方、出エジプトの時のイスラエル民族が、過ぎ越しの日の時に、一束の常緑樹を取って鉢の中の羊の血に浸し、それを家の入り口の二つの柱と、かもいにつけ、朝まで家の戸の外に出なかったという。・・・それは、神との契約であり、神がエジプトびとを撃たれる時、かもいと入口の二つの柱に着いた血を見て、そこを過ぎ越され、死神が家に入って来て家の者たちを殺すのを許されなかった。 その時、モーゼは、イスラエルの民衆に向かって、「あなた方は この事を、あなたと子孫のための定めとして、永久に守らなければならない。あなた方は、主が約束されたように、あなた方に賜る地に至るとき、この儀式を守らなければならない。」と、言ったとある。 (出エジプト記12章22節)
「この月を、あなた方の初めの月とし、これを年の正月としなさい。 そして、この日は、あなた方に記念となり、あなた方は、主の祭としてこれを守り、代々、永久の定めとして、これを守らなければならない。七日の間、タネいれぬパン(もち)、と、にが菜(七草)を添えて食べなければならない。」と神はモーセに言われた。
この時の、神との契約が悠久な歴史を超えて、かたちを変えて日本の正月の年中行事として、継承され守り続けてきたのではないだろうか?。
旧約聖書をよく研究していくと、二枚の石板を入れた 契約の箱をかついで、ヨルダン川を渡り、カナンに入って行った。と、記されているが、この神殿の象徴たる、契約の箱の造りかたが、日本の祭でかつぐ、神輿 に良く似ているという。よく「天皇はまるで、神輿のようだ。」と、言う人がいる。
インディージョーンズの「失われたアーク」にも出てくるが、箱の中を覗いた者は、だれ一人も生き残れない程、魔可不思議な、恐ろしいパワーを持つ、神秘のベールに覆われた存在である。 もし、この神との契約の箱を、大切に封印して守り続けている民族がいるとしたら、メシアの神殿理想を実現するために備えられた国として、宿命的にたどる、歴史的条件を立てて来た筈である。
代々、歌い継がれて来た日本の民謡の、「エンヤラヤー」「エンヤーコラヤー」、とか、「ハアー、ナギヤラヨーレ」など、意味不明の 囃子言葉は、全て、イスラエル、(ヘブライ)の戦闘歌を、暗記するかのように、そのまま歌っていることに、日本に来たユダヤ人たちが発見し、大変驚いている。 民謡を好きな方はぜひ調べて頂きたい。
日本各地にある、歴代の天皇陵も、決して掘り起こされることなく、現在までそのまま厳然として、その姿を残しているが、時がくれば開放され、古代の隠された真実が明らかにされるに違いない。 古代の天皇の墓には、たぶんユダヤの先祖を証明するものが、眠っているのかも知れない。 ・・・だが、まだ断定するその時は来てはいない。
パレードの皇太子の乗られた車の前に、はためく旗が示すように、太陽の光を表わす、菊の紋を、四角の枠が囲んでいるうちは、本当の時はまだ来ていなようなものであろう。 |