犬バナシ
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管理人が勝手に犬を語るページ
2012年5月26日(土)
今年もパルムドッグ賞~
トップページでもお知らせしてますが、パルムドッグ賞が決定しました。公式サイト
今年の受賞首輪は、エリザベス女王即位60周年ということもあってか、ユニオンジャックの模様があしらわれてます。う~ん、かわいいんだけど、やっぱり、黒地に銀文字、が良いかなぁ…。それにカンヌはフランスだしね…。
パルムドッグ賞に輝いたのは、"Sightseers"出演のSmarf&Ged(テリア)、
審査員特別賞には、ある視点部門:"Le Grand Soir"出演のBilly Bob(ジャックラッセルテリア)。
授賞式では、 "Sightseers" 監督のBen Wheatleyが俳優犬たちの代わりにパルムドッグ首輪を受け取りました。写真では、ずいぶん嬉しそうです。腕を突き上げる感じの喜び方は、第4回受賞のジョナサン・ノシター監督と似てますな。大体、監督や関係者は実際に授賞式に来るか、別の場所でじかに首輪を受け取るか、談話でとても喜ぶかしてますね。
"Le Grand Soir"についてはこちらのサイトで、犬の役柄などが紹介されているのでどうぞ~。犬のパンク魂!? 、すごく見てみたいです。
どうも今年は犬が悲劇的な目に合う作品が多かったようですね。ウェス・アンダーソンの"Moonrise Kingdom"、トマス・ヴィンターベアの"The Hunt"など…。ウェス・アンダーソンって前も作品の中で犬死なせてましたな。彼の作品自体は面白いと思うんですが、犬好きとしては要注意です。
2012年5月5日(土)
劇場未公開作品…ですが。
劇場公開はせず、いきなりDVDでお目見えの作品をふたつ。なかなか良かったです。
☆2008年のファイド賞受賞犬“ドリー”(ノーフォーク・テリア)の出演作、『聖トリニアンズ女学院』。ドリーの出番はそんなに多くないですが、作品自体がぶっ飛んでてブラックでキュートで、面白い!
ちなみに、2010年のパルムドッグ&ファイド受賞犬“アルバート”(ボクサー)の出演作『タマラ・ドゥルー』が、今月、WOWOWで放送予定です。
☆迷子になった大統領の愛犬と孤独な少年がホワイトハウスをめざす『ファースト・ドッグ~大統領のわんちゃん』。ファーストドッグのテディを演じる“リトルベアー”(オーストラリアンキャトルドッグ×コーギー?)は、なんと、元々はレーガン家の犬で、のちに本作の監督の愛犬になったとのこと。実際にこれがこの作品が生まれたきっかけだったそうで…。
2012年2月17日(金)
Golden Collar Awards 結果
受賞犬たちが決定しましたよ~。授賞式の様子はこちらで。
<Best Dog in a Teatrical Film> ()内は役名
アギー (主人公の愛犬) 「アーティスト」 ジャックラッセルテリア
<Best Dog in a Foreign Film>
ココ (Red Dog) 「Red Dog」 (オーストラリア) オーストラリアン・ケルピー
<Direct-to-DVD Film>
ロディ (マーリー) 「マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語」 ラブラドール・レトリバー
<Best Dog in a Television Series>
ブリジット (ステラ)「モダン・ファミリー」 フレンチ・ブルドッグ
<Best Dog in a Reality Series>
ジギー 「The Real Housewives of Beverly Hills」 ポメラニアン
ハーキュリーズ 「Pit Boss」 ピットブル
<Golden Collar Legends Award>
ロバート・ヴィンス(映画監督)
<Golden Collar Humanitarian Award>
シャーリーズ・セロン(女優)
ロバート・ヴィンスはバディーズ・シリーズなどを撮った監督さん(エア・バディのシリーズではプロデューサーを務めてます)。シャーリーズ・セロンは、捨て犬を保護したり、動物のために色々な活動をしているみたいですね。
受賞犬はほとんど会場に来てました。ココはオーストラリアにいるのでビデオで登場!受賞の喜びを伝えてました。ワンワン吠えて、下に英語字幕が出るのが面白い~。そうそう、マーティン・スコセッシが出演犬のブラッキーと共に映るメッセージビデオを送ってくる力の入れようがすごかった(受賞できなかったけど…やっぱりアギーは手ごわいですね!)。
プレゼンターのひとり、ジェームズ・クロムウェル(『ベイブ』などの俳優さん)が、とっても楽しそうだったのも印象的でした。
2012年2月10日(金)
Golden Collar Awards
またまたごぶさたの犬バナシでスミマセン!
こちらで俳優犬の賞レースが進行中~、とのこと。その名も「ゴールデンカラーアワード」。名前の通り、金色の首輪が受賞犬に贈られます(トロフィーもあるそうです。首輪はパルムドッグとかぶってますけど、犬に贈るものだからこれぐらいしかないか)。
以下は、ノミネート俳優犬&出演作品の一覧です。
<Best Dog in a Teatrical Film> ()内は役名
コスモ (アーサー) 「人生はビギナーズ」 JRT
アギー (Queenie) 「恋人たちのパレード」 JRT
デンバー (スケルター) 「50/50 フィフティ・フィフティ」 グレイハウンド
ハマー (Dolce) 「ヤング≒アダルト」 ポメラニアン
アギー (主人公の愛犬) 「アーティスト」 JRT
ブラッキー (Maximillian) 「ヒューゴの不思議な発明」 ドーベルマン
<Best Dog in a Foreign Film>
ココ (Red Dog) 「Red Dog」 (オーストラリア) オーストラリアン・ケルピー
ライカ (役名同じ) 「ル・アーヴルの靴みがき」 (フィンランド・仏・独) 雑種
Biina (アルフ) 「犬の消えた日」 (日本) Gシェパード
Ichico (とうあ) 「犬の消えた日」 (日本) 柴犬
<Direct-to-DVD Film>
Fred (ビードッグ) 「ゴースト・バディーズ」 Gレトリバー
Gaston (ベートーベン) 「Beethoven's Christmas Adventure」 セントバーナード
エンジェル (クロエ) 「ビバリーヒルズ・チワワ2」 チワワ
Rody (マーリー) 「マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語」 Lレトリバー
ラスコー (パピ) 「ビバリーヒルズ・チワワ2」 チワワ
他のカテゴリーとして、テレビシリーズ、リアリティショーという2つがあって、アメリカっぽいなぁと思います。
また、外国映画のカテゴリーで日本のスペシャルドラマ「犬の消えた日」の出演犬が2匹、選ばれているのが驚きました。アメリカにもこの作品、行ってたんですね。実はこれ、録画したまま、まだ見てないんですけど、Ichicoという柴犬は、『マリと子犬の
物語』の“いち”のことかな?(トレーナーが宮さんだから…)
DVDスルーカテゴリーはおなじみの名前が並んでますね。バディーズ、ベートーベン、チワワ…それと、マーリーの続編!? これ、マーリーの子犬時代を描いてるそうで、日本では4月にDVD発売&レンタルされるとのこと♪
受賞犬の発表は来週13日の予定だそうです。
2011年10月29日(土)
最近見た犬映画・犬ドラマ…
まずは映画から。警備犬を描く『DOG×POLICE』。前評判通り、ストーリーには「???」なところも色々とありましたが、主役のシロさんが超美形!! 仲間のシェパードたちもカッコ良い!(耳の垂れたシェパードもいて、これがまたかわいい)ということで、犬好きにはたまらないものがありました。劇場プログラムに、ドッグトレーナーさんのお話、犬たちのプロフィールをちゃんと載せてくれていたのも嬉しかったです。
そしてドラマ。「南極大陸」はじまってますね。タロとジロはニューファンドランド! 最初はあれっと思ったものの、樺太犬に外見は似てるところもあるし、違和感はなくなってきましたね(まぁ、映画版でも樺太犬じゃなかったわけですし)。第一話のタロジロの演技が野性味があってなかなか良かった!ということもあったからかもしれません。リキも男前でりりしいし。ドッグトレーナーが宮さんというのもまた、映画版を観た者としては感慨深いものが…。ストーリー的には、犬たちがたどる運命を考えると、この先見るのがつらくなるかもしれないなぁ。
そして、いつの間にか、ドラマ「幼獣マメシバ」の続編「マメシバ一郎」がはじまっていた。もう次は第5話。
2011年8月8日(月)
これは…見たい!?
過去の犬バナシでも書きましたが、私はゾンビ映画をよく見ます。そして、ゾンビは犬を襲うのか? 犬はゾンビになるのか? という点はいつも気になっているところです。
ゾンビへの対処の仕方はどの映画でも共通していますが、ゾンビ映画の第一人者、ジョージ・A・ロメロですら普通の飼い犬たちがどうなるかについては描いていませんし(第一作で警察犬がゾンビを追うという描写はある。本物の警察犬を起用したためかすごい迫力があったらしく、ゾンビ役者がかなりこわがったとか)、特に決めごともないようです。そのせいもあってか、作品によって違いがありますね。
そこで、 "Play Dead" という短編映画! こちら、ゾンビだらけの世界を生き抜く犬たち…という、今まで誰も手をつけてこなかった、新鮮な題材を扱っているんです。アイデアは素晴らしいけど、これは撮り方、犬の能力も重要になってきそう。ドッグトレーナーは判明せず。う~ん、見てみたい。でも、犬があまりにヒドイ目にあう、というような内容であれば、考えなきゃいけませんが…。
(ポルトガルで出会った犬。ポデンゴっぽい)
2011年7月29日(金)
マルモのおきて (ネタばれあります)
4~6月期ドラマ 「 マルモのおきて 」。はじめはピンとこなかったんですが、回が進むにつれて見やすくなり、不覚にも泣かされた回もありました。
犬がしゃべって、犬の口が動くというのは、日本のドラマ(映画でも)ではめずらしく、しかも犬が男の子の声で話す、というのが意外でした。というのは、全体的に犬の声はおっさん(大人の男性の声)率が高いからです。これは犬のムックを子犬という設定にしてるのかなと考えてましたが、のちに、ムックの中には双子の亡き父親の魂(?)が入ってたということがわかるんです。男の声にすると、早々にネタばれしすぎるということかな。
さて、犬の身体から魂のようなものが抜けた描写があったのに、またまたしゃべり出したムック。これは、人気が出たことによるスペシャル(実際に予告済み)や続編のために、ってことなんでしょうか…。
このムック、ミニチュアシュナウザーなのですが、世界的にもシュナウザーの起用が多くないのはなぜ?? かしこくてのみこみも早いようだし、おとぼけにも頑固な感じにも見えるし、いろいろな役を演じられそうな気がするのですが。
ミニチュアシュナウザー出演といえば、ドン松五郎シリーズ第2弾『ドン松五郎の大冒険』のダリ、そして、第3弾、『ドン松五郎の生活 大追跡』に出てくる長太郎! 実はこのコも、男の子の声(声優さんは女性かも)で、しゃべるんですよ。
2011年6月16日(木)
ばかもの (ネタばれあります)
犬が出ている映画がある、というのに気付いたときには、劇場公開が終わってた…!ということが時々あります。
そのひとつが、『 ばかもの 』という日本映画。DVDになったので見てみました!
犬の“ホシノ”は、ヒロイン・額子の愛犬。主人公・ヒデにはなつくけど、のちに額子の夫となる人に対しては冷たい…。
この映画、犬が出る頻度は多くないんですが、出てくるタイミングが良く、効果的なんです。一番の見せ場は、主人公が心身ともにボロボロになったところで、ふいにホシノが現れ主人公を導くシーンなんですが…これがすごくいいタイミング! 撮り方も綺麗で、犬の姿が白く輝いているようで、幻想的でもありました。 表情、動き、相手役との視線のやり取り…これはまさしく、「演技」でしたね。でも、作りこまれた感じではなくあくまで自然に見せていて。ノーリードであるべき時のノーリード、しかもゆっくり歩く! 犬がトレーナーさんを意識する“トレーナー目線”もなく、作品世界に溶け込んでいました。 犬がそのシーンに適した、意思を感じさせる表情と動きを見せると、やっぱり感動しますね。このシーン、完璧だなぁ! ということで、思わず何度も見てしまいました(←DVDのいいところ♪)。
ホシノを演じたのはアイラちゃん。雑種の俳優(女優)犬です。これまでも色々な映像作品に出演してましたが、この『ばかもの』は、代表作のひとつとなったのではないでしょうか。本当に魅力的でした☆
アイラ嬢出演映画
2011年5月22日(日)
2011年パルムドッグ賞結果
2011年のパルムドッグ賞が決定しました!
パルムドッグ賞は、カンヌ国際映画祭で行われている非公式のイベント。今年で11回目を迎えました。
さて、パルムドッグに輝いた犬は、コンペティション部門出品作 "The Artist"(監督:Michel Hazanavicius)に出演したテリアのUggy。愛らしく、賢くて、多才なんだそうです!うわ~見てみたい! どんなテリアかは記事では明らかになっていないんですが、画像(見たい方は、パルムドッグ賞のfacebookのページを参照してくださいね)を見ると、ジャックラッセルのようですね。こちらモノクロ作品なのですが、モノクロ時代のテリアといえば、『影なき男』シリーズの、アスタ(ワイヤーフォックステリア)を思い出してしまいますね。
つづいて審査員特別賞は、こちらもコンペ部門出品作 "Le Havre" に出演のLaika。 アキ・カウリスマキ監督の愛犬かつ女優犬の5代目で(ということは雑種でしょうか)、3代目のタハティは、第2回のパルムドッグ受賞犬です! 5代目はタハティの孫かと思いきや、タハティの娘というのが記事の中での話…。そういえば、一代目わんこもライカという名前だったわ。
Uggyへの賞は、ジャックラッセルテリアの「Apple」が代わりに受け取ったそうです。
他に注目された犬が出演している作品は、"Red Dog" "The Fairy" "This Must Be The Place"とのこと。
Red Dogという作品、実話が元になっているそうなんですが、こちらのサイトでトレイラーを見てから、すごく気になっております。日本公開してほしいなぁ。
そして、肝心のパルムドッグ賞公式サイトは更新が滞っている…。
(このコは、受賞犬ではありません)
2011年4月11日(月)
久々の犬バナシです
ごぶさたしています。久々の犬バナシです。
3月11日に発生した地震から1か月が経ちました。遅くなりましたが…被害に遭われました方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興を祈っております。
被災した動物たちのために…。 一例:緊急災害時動物救援本部
そんな中で最終回を迎えた冬ドラマの話をさせていただくと…。
『デカワンコ』 ジャーマン・シェパードのシェーン演じる“ミハイル”が、素敵で、カッコ良かった! 特に第9話の活躍はときめきました。Gシェパードの活躍は、他の映画やドラマ(特に「REX」シリーズ)でたくさん見てきているけれど、まったく飽きませんね。
2011年1月23日(日)
関西弁をしゃべる犬
こちらの小説、主人公は猫の“正太郎”なんですが、かな~り、いい味を出しているワンコキャラが出てきます! チャウチャウ系の雑種、“サスケ”は、関西弁を話すおじさん犬。頭もいいし行動力もある、素敵なわんこ! 名探偵の隣にいるのは大体がちょっとおとぼけさんなんですが、サスケはそうじゃないところが新鮮ですね。正太郎ももちろん、かわいくて聡明で毒舌で、かっこいいんですよ!
そういや、映画で関西弁を話している犬も、なぜかくしゃっとした顔をしているな!? 『イヌゴエ』ではフレンチブルドッグ、『リトル・ニッキー』では、ブルドッグ(原語になまりはなかったような気はしますが)。ブスカワ系は関西弁が似合うっていうのは確かにありますが。
ブルドッグといえば、昨日見た「志村どうぶつ園」! 鎌倉のジュエリーショップのフロアマネージャー・田羅ちゃんに魅了されてしまった! ぜひ、腕枕させてもらいたいものです。
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