品質マネジメントの8原則
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@ | この8原則は、ISO9001の特定の要求事項ではない。 |
A |
8原則の適用により、組織が首尾一貫して適切な製品を提供し、かつ、その目的を達成する組織の能力に重要な貢献ができる。 |
B |
これらの原則を八つの独立したものとみなすべきではない。相互に関連し、支え合い、首尾一貫した一組と見なして適用すべきである。 |
原則1:顧客重視 ⇒解説へ |
組織は顧客に依存しているのであり、顧客の現在及び未来のニーズを理解し、顧客要求事項を満たし、顧客の期待を超えるように努力すべきである。 |
原則2:リーダーシップ |
リーダーは組織の目的を統一し、その方向を確立する。リーダーは、人々が組織の目的の達成に十分に打ち込める内部環境を作り、維持すべきである。 |
原則3:人々の参画 |
すべての階層の人々は、組織にとって根本要素であり、その全面的な参画によって、組織の便益のためにその能力を活用することが可能となる。 |
原則4:プロセス・アプローチ |
活動及び関連する資源が一つのプロセスとして運営されるとき、望まれる結果が効率よく達成される。 |
原則5:マネジメントへのシステム・アプローチ |
相互の関連するプロセスを一つのシステムとして、明確にし、理解し、運営管理することが、組織の目標を効果的で効率よく達成することに寄与する。 |
原則6:継続的改善 |
組織の総合的パフォーマンスの継続的改善を組織の永遠の目標とすべきである。 |
原則7:意思決定における事実に基づくアプローチ |
効果的な意思決定は、データ及び情報の分析に基づいている。 |
原則8:供給者との互恵関係 |
組織とその供給者は相互依存にあり、互恵関係は通常、双方に対して価値を生み出す能力を高める。 |