6.ペレットストーブの導入
ペレットストーブは木質ペレットを燃料とするストーブで、木質ペレットは製材工場
やチップ工場から出る端材や間伐材などを破砕、高温高圧で圧縮し、円筒形(長さ
2〜4p、直径6o程度)に成型した燃料です。木材や薪に比べ、乾燥しているので
軽く、大きさが均一なので、備蓄や取扱いが容易です。
木質バイオマスペレットは、循環型バイオマス燃料とも云われ、木材が原料だから
二酸化炭素フリーで、化石燃料を使用する暖房に比べ、地球温暖化の抑制に貢献
できます。
こうした利点は有るものの、愛媛県では木質ペレットの販売店が無く、他県から通
販で購入するのは割高で、導入に踏み切れませんでした。
昨年、県内でペレットの販売が行われるようになり、灯油価格の上昇もあり、木質
ペレットのカロリー単価が灯油に追いついて来ました。今後、灯油価格の下落は有
りえないでしょうし、愛媛県はバイオマスペレット利活用推進会議を設け、公共スペ
ースへのペレットス トーブの導入を支援している事もあり、ペレット供給の不安は
無いと考え、思い切ってペレットストーブを購入する事にしました。
ペレットストーブは、熱交換器を通じて室内を暖めるので、空気の汚れはなく、燃
える炎が見えるので 何となく心が安らぎ、癒される感じで、来客にも好評です。