車両性能簡易測定器
更新日: 2003年1月2日 21:36:04
まえがき (2001-07-08記入)
昔の子供の科学やTMSで山崎喜陽氏が紹介されていた 動力車の牽引力やトレーラの牽引抵抗を測定する方法を記憶をたよりに、測定器を試作してみました。
原理は、以下のように、動力車の牽引力をプーリーを介してぶらさげたおもりの質量に換算します。何gまで引き上げられるかを測定します。
同様に トレーラの場合は、オモリの質量が何gのときに 動き出すかを測定します。
使用部品
プーリーには、タミヤのプーリーSセット(外径30φ)を使用。(もっと大口径のプーリーのほうが、測定精度はあがるはずですが、入手できなかったので・・・)
軸受けの抵抗を少しでも減らすために、タミヤの730ラバーシールベアリングを使用。
軸は、φ3の真鍮パイプを使用。
プーリー固定本体は、t5,t4のありあわせのベニア板から切り出しました。
おもりは、タミヤのミニ4駆のオモリおよび1円玉、上皿天秤のオモリを使用。
おもりを入れる容器は、うす手の小さいポリ袋を使用。
糸は約60cmのぼたんつけの糸 車両側は小さいループをつくって、カプラーに引っかけ、
オモリ側は、ポリ袋にセロテープ止めしました。設計
レイアウトのヤードの仕分け線の延長上に取り付けできるようにしました。
(
クリックすれば、拡大します。(→拡大図形は削除しています。2003-1-2)手書きです。CADは面倒だったので^^;;)取り付けは 線路中心が プーリーの中心にくるように、ハタガネでレイアウトのベースとともに2個所でクランプします。
テスト
車両の測定をする前に、軸受けの抵抗をチェックしました。
プーリーの両端に同じ大きさのポリ袋を取りつけた糸をぶらさげます。うりあった状態から、かたほうのポリ袋に オモリを入れて、何gで動くかをチェックします。空のときは、0.2g、両方に20g入れた状態では、約0.5g (10gの条件では、0.2g) のオモリ側にプーリーが動きました。よって、2-3%の誤差といったところでしょうか?
車両性能測定
動力車とトレーラについて測定しました。→車両動力性能測定結果
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