例祭は神社の一番大きな祭典。常日頃の神恩に感謝するお祭りです。またこの時期は稲の収穫の季節でもあり、その神恩感謝のお祭りでもあります。
伊太祁曽神社の例祭では、3基の神輿が出御します。これは3柱の御祭神、五十猛命、大屋津姫命、都麻津姫命それぞれの乗り物であり、約4km北方の奥宮(丹生神社)まで渡御します。
渡御の行列には、先導役の猿田彦をはじめ、弓や鉾といった威儀物、獅子頭などもあり荘厳かつ賑やかです。
神輿は祭典後に出発し奥宮に参拝、昼食休憩の後、御本社に還ってきます。途中、小さな子供達による稚児行列が出迎え、また子供神輿が行列に加わります。更に還御の列を民謡踊りやよさこい踊りの連が出迎え、最終的には出発時の倍以上の行列となって神社に戻ります。
午前10時 祭典
本殿にて神恩感謝の祝詞奏上の後、神様を御本殿から神輿にお遷しする「遷御の儀」が執り行われます。渡御行列に奉仕する方々の名前を読み上げる「召し立ての儀」が行われ、奉仕者は次々に行列をつくり出御に備えます。
行列は道案内の神様である猿田彦を先頭に、獅子や四神旗・弓・矛といった威儀物などが連なります。渡御行列には本殿にて神恩感謝の祝詞奏上の後、神様を御本殿から神輿にお遷しする「遷御の儀」が執り行われます。渡御行列に奉仕する方々の名前を読み上げる「召し立ての儀」が行われ、奉仕者は次々に行列をつくり出御に備えます。
午後1時 稚児行列、子供神輿出発
古来より純真無垢な子供達が祭典の重要な儀式を担ってきました。伊太祁曽神社の稚児行列も神様の出迎えという大事な役目を担っています。
また、地元の小学生が子供神輿を担いでくれます。
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