武術図書館 6

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『連続分解写真で覚えられる 空手道入門』

剛柔流空手道八段 木村庫之助
昭和53年3月20日初版発行。定価750円。
基本から型まで紹介。型はかなりの数をカバーしている。
そのせいで写真が小さく見づらい。基本の教科書的内容。
『スポーツシリーズ 太極拳』

布施勲
1995年5月20日発行。定価580円。
楊氏太極拳呉鑑泉系四十二式太極拳
型の紹介のみ。動作的には高すぎず低すぎずで、無理なく修得しやすいかも。
『正伝 実戦八卦掌』

佐藤金兵衛
1994年7月20日第1刷第1版発行。定価2000円
王樹金伝八卦掌。基本、套路、対打、用法、口伝一揃え、棚ざらえ状態。
みごとなボリューム。
『正伝 実戦擒拿術』

佐藤金兵衛
1995年8月10日第1刷第1版発行。定価2500円。
とにかくキンナ。関節技。合気道や柳生心眼流の心得もあるせいか、とにかく細かい。
大棚ざらえ的内容。
『中国拳法 太極拳入門』

笠尾恭二
昭和56年3月20日9版発行。昭和52年初出。定価1200円。
陳?嶺系太極拳。陳氏・楊氏の統合型。
笠尾氏編の基本功もあり。
『太極拳技法』

笠尾恭二
昭和56年4月25日再版発行(昭和50年初出)。定価1600円。
楊澄甫の本を編案する、と言う形での、楊氏太極拳紹介。
簡化と大架、推手に散手と盛りだくさん。
『少林拳と太極拳 中国武術』

松田隆智
1993年4月30日10刷発行。
『図説中国武術史』の少林拳・太極拳に絞った内容。
『写真で覚える 教門長拳』

松田隆智
1989年9月30日発行。定価1540円。
教門とはイスラム教の事。内容は十路弾腿の説明。
『簡化二十四式太極拳』

李天驥
1994年9月20日第1版第1刷発行。定価750円。
簡化太極拳編纂者の一人、李天驥氏の本。まさに二十四式の紹介だけに絞った内容。
他の情報は一切無し。
『Books Esoterica 中国武術の本』

2004年7月28日第1刷発行。定価1200円。
ものすごく大雑把な中国武術紹介本。このシリーズは、どうしても情報の偏りによる、
独断化の危険性をはらんでいる。監修があのヒトなので、従来のこういった本と同じ轍を
踏んでいるのが残念。

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