1-2.映画は音で感動する！
（1999.07.30）
映画は音で感動するんですねえ、ドルビーサラウンドですが、映画館には一応後ろにも
スピーカーがありますが、どの程度、サラウンド効果を効かせるか、という事ですが。
ほとんどの映画館では、サラウンド効果をあまり効かせていないのです。
もし効かせたので映画を鑑賞されたら、もう映画館には行けなくなりますよ！！
ぼくは自宅のアンプの調整でかなり効かせています。
潜水艦やミサイルなどが後ろから前へ、右後ろから左前へ、などなど、圧倒されます。
「レッド・オククトーバを追え」もドルビーで聴かなければねえ、、
そのような映画はたくさんあります。
バイ・リンガルは、ちと考えものですね、ステレオ（２ＣＨ）でなければドルビーには
できないからなんです。
僕のモニターは３３インチのＣＲＴですが、これとサラウンドアンプで映画を観たら、
もう映画館へは行けません。
最近ビクター,ＢＯＳＥ,ＪＢＬなどから簡単にセッティングできるのが出てて僕のように苦労
しなくて済みますよ！
＜ドルビーサラウンドについて概略ご説明いたします。＞
ステレオはフロントの左右スピーカーからの音量のバランスによって、左右のスピーカー間の
無限の点に音像を再現することができますが、ドルビーサラウンドはリアスピーカ信号成分を
左右２ＣＨ信号の位相差に、のせることによって前後左右のスピーカーからの音波により、
スピーカーで、囲まれた空間内全ての所に音像を再現できまる上に音像を自由に移動できますから
臨場感は最高です。
こだまも霧笛も残響も爆音も、これは体験しなければご理解頂けないと思います。
体験したらもう虜になってしまいますよ。 Come on Join me !!
字幕スーパーでおなじみの戸田奈津子さんが、感動的なことを言っていました。
Ｓ・スピルバーグ監督から、直接聞いたお話しだそうです。
『監督は涙をここまで(指で目の下のふちをさして)溜められるけれど、
それを流させることのできるのは音楽です 』・・・だそうです。
言われてみると実感しませんか？なんだかじ〜んとしてきて、音楽がしずかに流れるとぽろり
ぽろぽろっ、てなりませんか！？、ぼくはこの手に、たいていのってしまいます。
ドールービーや hi-fi(high fidelity) など Audio の技術もここまでいって、
真の成果がでるのでしょうね。
ただし、純粋に音楽を美しく聴きたい、という場合は、やはりインテグレーテッドアンプと
高性能なスピーカーが必要です。
理由は、１．１でも述べましたが、デジタル処理では、忠実な音の再生はできないからです、
ご参考までに、僕は映画を観るアンプとスピーカーシステムと、音楽を聴くシステムは
別々に、同じ部屋の同じ場所に設置しています。