2-1.手段としての映画 ('99.05.03)
ぼくは映画が大好きです。みなさんの中にもたくさん、好きな方が
いらっしゃるでしょう?
映画のお話しをしませんか? メールをどうぞ送ってくださいね。
ところで、ぼくが映画について感じていることを、書いてみます。
ぼくは映画に対して2つのとらえ方をしています。
ひとつは、たいていの方はそうだと思いますが、娯楽としてです。
もうひとつは、手段としてなんです。ぼくは後者をたいせつに考えています。
もちろん理屈抜きに楽しむことも、忘れてはいませんけれどね!
なぜ手段としてなのか?ですが。
ぼくたちが生きているこの世界は、とても真実が見えにくいと思いませんか?
まるで故意に真実が隠されているかのようです。
みなさんは、子ぶたくんが主役の映画「ベイブ」をご覧になった方も
多いと思いますが、あれは虚構ですよね。
でも、現実の世界より真実があると思いませんか?
ぼくが言いたいのは、そのことなんです。
映画ができるまでには、たくさんの人達が協力しあってできあがりますが、
それらの人々の「真実の希求」が、あるんです。何かを伝えたい!という願いが
込められているから観て感動するのでしょうね。
その結実として、現実世界では得にくい『真実』が見えてくるのでしょう。