3-12.大学で覚えたことは。
(2001.05.02)
日本において、大学教育は、自己満足にすぎません。
アメリカにもオーバードクターなども居ますが、例外的な事なので今は
触れません。
日本の大学進学率が、異常に高すぎます。
大学教育の意味が損なわれています。
般教(一般教養)に力を入れているのは、将来リーダーとなる為ですが、
半数以上も進学しては、リーダーばかりになってしまいます。
結局、大学教育でリーダーは育てられない、そもそも日本は育てる
意志は無い、と言えます。
日本では、大学教員の、お給料が成果と無関係です。
出世もそうです。
ですから、ひと昔前と現在の講義要目を見ると、一見新しい科目が
並んでいますが、よく内容を読んでみると、変わりません。
科目名を、かっこ良くしただけです
先生方も、やる気がしないのでしょー、、
更に、何だーあの先生かあー、これでは何を教えてるか見なくても
分かります。
日本は有史以来、おそらく有史以前も、封建時代がほとんどでしたから、本当の
自由が分かっていないのだと思います。
そもそも日本の歴史は、極一部の支配・特権階級のものだということを
忘れないで下さい。
由緒ある御苗字をお持ちの方も多いですが、明治維新で自由に付けられたのです
テレビの番組で骨董品を鑑定するのがあります、何百万円という物も稀にでます
が、予選を勝ち抜いて選りすぐりの物の中で、たまーにあるだけです
立派な御苗字をお持ちの方は、鑑定して頂くといいと思います。
そもそも何百万と言ったところで、驚かないで下さい、日本国民は赤ちゃんから
お年寄りまで、全ての人が、1000万円ずつ借金を背負っているのですから!
なぜ、このような事を言っているかですが、中流意識を払拭して欲しいからです
現在の日本の大学なんて、義務教育と同じと思う必要があります。
一流大学を出れば!なんて思う理由は卒業すれば特権にあり付けるからでしょ!
それでは、いつまで経っても日本は良くなりません
自由主義経済、自由競争、そもそも人権が自由であれば、学歴は些細なことです
或いは、もっと公正な制度で大学の門を高くする方法も、あります
大多数の人は、庶民です。江戸時代なら「切捨てご免!」で殺されてた人々です
太古の昔から、日本の国土から得られる食料で生きられる人数が決まってました
3000万人です。それは、コンスタントに維持されてきました。方法は!??
悲しい事ですが「間引き」や「姥捨て」です。避妊方法もなかった時代ですから
間引きの数は、今の感覚では分かりません
そういう奴隷・農奴、として生きてきたのが、我々庶民です
変なプライドは捨てて、真の自由を手に入れるべきです
さて、キャンパスで何が得られるか、ですが、ぼくの記憶に鮮明に、大学時代の
言葉があります。
「大学で勉強したことは数年もすれば忘れます。
大切なのは、学問精神を培い、人格を育むことです。」
という言葉です。
なんて的を得た、真実なんだろうって、今更ながら思っています。
日本の大学や企業の研究機関も、意味をなしていません
詳しい理由は、ぼくの本文の
「3−8.日本にベンチャーが育たない理由」をご覧ください。
上級国家公務員になれたら、話しは別でしょうか?
役得が得られるまでは、奴隷のような生活ですよ
なれたところで、魂を捨てて、生きられますか?
それでも、なりたいですか?
自分を捨てても、なりたいですか?
ぼくがいちばん醜い仕事だと思うひとつです
さらに天下り(=パラサイト)や、政治家(最大のパラサイト)が、
彼らの最高の目標でしょうけれど、上にいくほど嫌い度が増します
人は、自分の魂を無くしたら、既に生きていません。(聖書の言葉。)