【宵宮太鼓の二つの意味合い】
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昔は各家の提灯(御神燈)の蝋燭の火を夜通し消さないように、との意味もあり町内を練り歩いたらしいのですが、現在では蝋燭は電球に変わったのでその意味合いは無くなり、町内を叩いて回る形式的なものになっています。 |
もう一つは、婚礼のあった家や新築した家に出向き家の玄関先で太鼓を叩きます。叩き方は各組違います。現在でもこの風習は残っています。 |
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宝組の場合は、婚礼のあった家にこの後各自「おめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べてお邪魔します。家主の挨拶の後、青年会会長の音頭でご馳走をいただきます。、一年の間に婚礼のあった家から招待を受けます。新婚さんのお披露目です。お互いの"顔合わせ"というところでしょうか。子供の時はご馳走が楽しみでした。宝組ではお呼ばれの時に中老の最年長者は手土産として鯛一匹持参します。
このお呼ばれ後、曳山には翌朝まで火の用心を兼ねた徹夜番を残して散会します。