多分、3人の邦人は、「自由になるために、自衛隊に撤退して欲しい」と思ったでしょう。むしろ、自分達の活動がやりやすくなるためにでしょうけれども。
家族が目障り、耳障りなのは、マスコミのやらせ的雰囲気への反発がおありなのかもしれませんが、もっと冷静に見守ったらどうでしょうか。
家族が冒険家を止めれなかった責任などと言い始めると、連座制的発想にもつながります。とことん言えば、どんなに貧しい人も、努力すれば豊かになれる切っ掛けがあるのだから、一切の福祉は無用であり、全て自己責任で完結すべきだということにもなります。
私たちの社会は、人間を完全に合理的な存在とも見ていないし、「人生色々」ということをゆるやかに認めつつ、結果の不平等には若干の救済をしていくべきだとの前提で成り立っています。
無謀な登山をした人も必死に助けるし、「若気の至り」もおおらかに許容するのが生きていきやすい社会ではないでしょうか。
避難勧告を無視した狼藉者、不届き千万!一族郎党恥を知れ!、というのも如何なものでしょうか。
|