社会保険庁が、私の厚生大臣在任中の国民年金からの資格喪失(脱退)は間違いであることを認め、昨日(14日)の夕刻、資格喪失を取り消す決定をしました。決定の通知と厚生大臣在任中の期間国民年金の資格が継続している証明書が、武蔵野社会保険事務所長名で出されました。この期間の年金納付についても近くなんらかの回復措置がとられるはずです。 私が「未加入は行政の誤り」と言った事の対し多くの批判を受けましたが、社会保険庁がその誤りを認めたわけでこれで晴れ晴れとしました。(「菅直人の今日の一言」より)
「未納3兄弟」という不用意な発言があったとはいえ,役所のミスが原因だったとわかった今,なぜ,菅さんが辞任しなければならなかったのか,本当に残念だし,不思議だ。 そのうえ,マスコミや国民だけでなく,党内の人にも見離された形になったことに何やら”ファッショ的”なものを感じる。 方や,小泉首相は,菅さんと同じように国民年金未加入期間があったにもかかわらず,責任はまったくないと居直り,今後も首相に居座り続けるというのに・・・ 政治家に潔癖さを求めるのも大事だが,今回の菅さんの件はゆきすぎたものだったと言わざるを得ない。
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