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インチキ商法 お名前 玉井 彰 2002/02/19(火) 08:24:14 [No 181]

国の市町村合併政策はインチキ商法に似ています。合併を進めている地域の方をシンポジウムに呼び、合併の素晴らしさを説明してもらいます。「今やらなければ」と全体のムードを煽って、冷静に対応しようとする人は臆病な人と感じてしまうような演出をします。昔、「満州・蒙古は王道楽土」と言って多くの国民を不幸のどん底に陥れた「国策」をまたも行おうとするこの国の不誠実の伝統に強い憤りを感じます。本年6月は「合併強化月間」なのだそうです(本日の新聞による)。極端に安い洗剤や保存食品を売ってもらった後で極端に高い布団を買わされないように警戒していただきたいと思います。



不誠実の伝統 お名前 玉井 彰 2002/02/20(水) 17:26:02 [No 182]

昨日、「満州・蒙古は王道楽土」と言って国が国民を騙したという話をしました。国が国民に高い不動産を買わそうとステップ償還によるローンを組まそうとしたケースもそうです。現在、ステップ償還の為、途中で返済額がアップして苦しんでいる方が多数います。彼等は、不動産の価格が下落した上、賃金が低下してローンが支払えず破局的な状況にあります。不動産の価格が下がるであろうことは、政府高官であれば予見できる範囲内の事柄でした。国民を騙して価値のない不動産をつかまそうとしたのと余り変わりません。
 今度は、地方住民に「合併話」を持ちかけて騙そうとしているのではないでしょうか。地方は後戻り出来ない橋を渡ろうとしています。何故、「合併特例法」はあるのに「分離特例法」はないのですか?法制度として偏っていませんか?合併が失敗した場合は住民が声を挙げても届きにくいのではないですか?どなたか、こんな質問を「シンポジウム」でしてみたらどうでしょうか。



自分の物差し お名前 玉井 彰 2002/02/21(木) 16:22:09 [No 183]

我が国に貧しさが残っているとすれば、それは、他人の目、世間体等の縛りがきつく、自分の価値観に忠実に生きていきづらいところだと思います。合併問題についても、自分の判断を確固として持っている人は少ないと思います。状況に流されている人が大半です。「実は戦争はいけないと思ってたんだよ。アメリカに勝てるはずはないと思ってたよ。」と、後で言う人は山ほどいるのですが。
  自分の物差しをもって生きていきたいものです。



松山市議会の定数 お名前 玉井 彰 2002/02/22(金) 08:26:45 [No 184]

松山市議会は、選挙をひかえ、現在の定数48を46に減員する方向で検討中とのことです。これは、地方自治法の「改正」で、平成15年より定数の上限が46になるからです。当初は48のままで行こうとしていたようですが、世論の動向を見て態度が変化したようです。
私は、減員すべきではないと思います。そもそも、地方自治法が上限を決めるということが「自治」への軽蔑の念を含んでいるのではないでしょうか。「お前達に任せているとろくなことがないから、こちらで上限を決めてやる」という発想でしょう。このことにこそ目を向けて頂かなくてはなりません。人口47万人の松山市では1万人に1人の代表者しか出せません。住民がもっと代表者が必要だと考えるのであればそうすべきです。それを「国」が規制するということはどういうことなのか。松山市議会には、「48」で意地を通していただきたいところです。



審判 お名前 玉井 彰 2002/02/23(土) 15:43:49 [No 185]

ソルトレイクオリンピックでは、審判の判定の公正さ、正確さに疑問が残りました。審判の権威を維持したいとの考えが強すぎると硬直的な判断しかできないと思います。その場で、素早く判定を変更することこそが信頼を維持する一番有効な方法です。その点、大相撲は良く出来ています。行事が軍配を揚げても、審判が協議して修正します。この過程が大切だと思います。多くの観戦者や競技者が納得する手続きが望まれます。



官僚文化の否定 お名前 玉井 彰 2002/02/25(月) 08:10:26 [No 186]

堺屋太一氏が、近年、「官僚文化の否定」ということを盛んに主張されています。要するに、難しい試験で受かった人が能力があるとは言えないと大多数の人が思うようになれば、官僚主導型ではない、新しい時代(知価社会)が本格的にやってくるのです。「国家公務員上級試験」や「偏差値の高い学校」というのも怪しいものだと思えるかどうかです。この点での価値観の転換は困難なようですが、案外、あっと言う間に変わりうるものです。明治維新の時、武士の文化は否定され、武士の髪型や帯刀の習慣もあっさりなくなりました(法的に否定されたとは言え)。
  外務官僚の無様さはその契機にはなるでしょう。官僚がすんなり政治家になれる時代は終わります。官僚知事を有り難がっているような時代遅れの地域は取り残されます。「中央とのパイプ」より地域のグランドデザインを提示する能力が必要な時代です。官僚文化が否定されても、勉強しない方が立派だということにはなりません。より厳しい学習が生涯にわたって必要な時代になるでしょう。



ボラバイト お名前 玉井 彰 2002/02/26(火) 21:51:17 [No 187]

ボラバイトという言葉を最近知りました。ボランティアとアルバイトの中間的な働き方で、普通のバイトに比べて時給は安いけれども、社会の役に立つことが励みになるので、やりがいを持って仕事に取り組めるという若者が増えているそうです。有償ボランティアというのともちょっと違うニュアンスかなと思います。安くても良いから誰かの役に立つ働き方がしたいという気持ちが出発点なのでしょう。若者だけではなく、高齢者にも波及する可能性もありそうです。
  「銭金ではない」という心意気で動きたい場面もある訳で、他方、それでは気の毒で頼めないというのも人間心理です。地域通貨とも併せて、これからの地域コミュニティーのあり方、人としての生き方について考える上で、大いに参考になる社会現象です。



議員の責任 お名前 玉井 彰 2002/02/27(水) 22:27:13 [No 188]

市町村合併は、地域の命運を決する問題であり、各議員は自己の見解を文書で提出し、後世にに残しておくべきだと思います。そのことを議会の特別委員会で提案しましたが、受け入れられませんでした。流れに乗って、ある種、匿名で乗り切れる問題ではないと思うのですが。



住民投票 お名前 玉井 彰 2002/02/28(木) 08:03:11 [No 189]

 市町村合併問題については、十分な資料の提供を前提に、住民投票を行うべきであると思います。しかも、投票率50%が最低限度必要です。住民が関心を持てない場合は現状維持が妥当です。住民投票については、代表民主制を採用する現行制度の下では妥当ではないとの見解もあります。しかし、地域の命運を決する問題であり、住民の決断を求めたいと思います。
  このような主張をする実質的な理由は、議員の多くが「お上の言うことに楯突くべきではない」という発想だからです。この発想で決められたのでは禍根を残します。住民に直接責任を取ってもらう問題です。私は、従来述べてきたように、戦略なき合併は地域を不幸にすると考えます。代表者の選び方を含めて、住民の責任も明確にされるべきでしょう。「お任せ民主主義」は卒業していただきたいのです。



このページの写真 お名前 松岡 誠司 2002/03/01(金) 16:34:26 [No 190]

亡くなった方の遺影みたいだから、写真を変えた方が良いと思います。



Re:このページの写真 お名前 玉井彰 2002/03/01(金) 17:17:38 [No 191]

分かりました。近日中にリニューアルをしますので、そのときに直します。もう一つホームページを創り、そこをベースにして、市町村合併反対HP、玉井あきらHPとリンクさせるつもりです。ホームページがゴチャゴチャしているとの指摘がありますので、すっきりしたいと思います。



議員定数の削減 お名前 玉井彰 2002/03/02(土) 08:14:56 [No 192]

松山市議会の定数削減問題について、愛媛新聞の記事が気になりました。コラムに書いていますので御覧下さい。



またあの人が・・・ お名前 玉井彰 2002/03/03(日) 10:09:56 [No 193]

フジテレビ系報道番組に中曽根元首相が登場して意見を述べていました。小泉内閣への提言等を求められ、滔々と語ります。しかし、彼の意見がどんなに素晴らしくても、白けた気分になるだけです。彼は何時まで国会議員をやる気なのでしょう。後進への道を塞いで国会議員の地位にしがみついている人物が意見を述べても説得力に乏しいのではないでしょうか。彼は一生税金で食ってきただけではないのですか。個人が自立していくべき時代に、地位にしがみつくしか生き方を見つけ出せない人物の「見識」にどれだけの意義があるのでしょうか。この国のエリートに求められることは何かと問われて、「根性」だと彼は答えました。それなら、彼自身が地位にしがみつく生き方から個人名で生きていく生き方にチャレンジして模範を示せばいいと思います。個人名で生きていける数少ない人物が、議員の地位に執着し続けることの醜さに気付いても良さそうなものですが。「根性」を示してもらいたいものです。



徳島県知事 お名前 玉井彰 2002/03/04(月) 07:32:09 [No 194]

徳島県知事に、このところ脱税や各自治体での贈収賄事件で話題のコンサルタント会社・業際都市開発研究所から金銭の授受があったと報じられています。贈収賄事件への発展の可能性があります。知事選挙には億単位の資金が必要であると言われています。そのようなお金を出せる人は限られています。選挙資金の提供者が純粋な気持ちで資金を提供しているのではないことは、社会人なら誰でも分かることです。このような仕組みを改めない限り「事件」は後を絶たないでしょう。



日本のアイデンティティーと国体 お名前 馬車男 2002/03/05(火) 00:01:04 [No 195]

そろそろ日本の現状と国策を考え直す時期にきているのではないか?アメリカのまねをして且つ言いなりで、ゆとりという名の下に日本の最高にして唯一の資源とも言える教育の崩壊が始まろうとしている。本来が勤勉を美徳として成り立っていた日本が勤労と教育を放棄して未来を展望出来るのか?労働組合においても本来の目的を忘却してしまい、まさにアメリカの予定通りに労働時間の短縮に努め国力を弱体化し、ひいては自分の首を絞める結果となっている始末である。アメリカの機嫌伺いにそろそろ決別し自分達の国の子供たちに自信を持って未来を任せられる日本にしなければならい。



Re:日本のアイデンティティーと国体 お名前 玉井彰 2002/03/05(火) 07:57:59 [No 196]

  日本がアメリカの世界戦略の餌食になっている面はあると思います。我が国のリーダーは、日米同盟を過大に解釈して、自分の意見を控えることこそが日米関係を良好に維持し、日本の安全保障を実現する唯一の方法であると考えているのかも知れません。しかし、リーダーは自らのビジョン、世界観、哲学を雄弁に語るべきです。それがなければ、世界のリーダー達に真から相手にされることはありません。そのようなリーダーに恵まれないのは国民の責任でもあります。自民党が腐っていることを百も承知で信任し続ける国民の度胸のなさが今日の混迷の原因です。野党が十二分に信頼出来るようになったら支持するなどというのは、絵空事の議論です。明治維新のリーダー達も後から見ると立派に見えますが、当時はどう見ても危なっかしい連中でした。
  ビジョンや哲学を語らないものには投票しないという態度を国民が持てるようになって、やっと「民主主義」と呼べる段階であると思います。現状は、国民が「真の国益」を議論する前段階なのでしょう。



フリートーク型の議会 お名前 玉井彰 2002/03/06(水) 09:18:51 [No 197]

今日から伊予市も3月議会が始まります。常々思うのですが、県議会や市町村議会の様子には滑稽なものがあります。形式的に流れ、間抜けなミニ国会という風情です。「自治」を体現出来る、もっとカジュアルな(普段着の、気楽な)議会になるようにすべきです。しかし、法制度上の問題、慣行、議員の意識の問題等、様々な障害があります。議論の形式としては、フリートークが重視される議会にすべきです。協議会ではそういうことも可能ですが、非公開です。公開の場で、場合によっては傍聴者の発言も認める方向が望ましいと思います。要するに、自治とは寄り合いでの合議なのです。その原点を大切にしながら議会活動をやりたいと思います



各論より総論 お名前 玉井彰 2002/03/07(木) 22:24:42 [No 198]

  市町村合併問題を議論すると、各論の問題しか出ないのが通例です。メリット・デメリット論、○○市と○○町と○○村とが合併すると云々・・・。地方政治とは所詮その程度であると見下して合併を推進しようとしている国や県の思惑通りの話になります。
  地方が集まって国が出来ているのだと考えれば、市町村合併の問題はこの国の形をどうするかの問題になります。国と地方の関係をどうするのか?地方は何をどう決めるのか?財源は?権限は?道州制が市町村合併に先行すべきではないのか?地方主権が実現すると国家公務員は相当数失業するが、彼等「人材」の処遇はどうするのか?・・・・総論レベルで考えることが相当あります。各論に終始する合併論議は地方議員の職責を果たしたことにはならないと思います。



自治の最適単位 お名前 玉井彰 2002/03/08(金) 23:37:41 [No 199]

市町村合併問題を地方政治のリフォームと考えると有意義な話になります。○○市と○○町との組み合わせ云々のレベルでいくら考えても実りある結論は出てこないのではないでしょうか。ゼロから地域を組み立て直す作業が必要です。現在の境界線を前提にすることもありません。地域住民が最も幸せになれる自治の最適単位を模索する作業が必要だと思います。どの様な絵を描けるのか、ある意味では腕の見せ所です。中央や県の意向に添うことばかり考えるのではなく、我が地域に何があり、何がないのかを見極め、地域戦略を練る作業をしたいものです。



年少組・年中組・年長組 お名前 玉井彰 2002/03/09(土) 10:32:26 [No 200]

  作家の森村誠一氏が堀田力氏との共著「人生後半の愉しみ方」の中で、示唆に富む発言をされています。人生を60歳までが前半期、60歳以降を後半期と考えます。60歳以降の時期を、幼稚園のクラス編成のように、60歳代を年少組、70歳代を年中組、80歳代以上を年長組に分けると良いと言われます。この分類方法を拝借したいと思います。定年後世代の多くは、サラリーマンだった人も地域社会との関わり合いを持つようになります。地域社会での人間関係を考える上で、この分類は有意義です。高齢社会での役割分担を考える上でも参考になります。年中組を中心として捉え、年長組はOB(OG)として達観したところにいる。年少組は見習い期間で、娑婆の垢を落とす。こんな発想でどうでしょうか。



「骨太改革」 お名前 玉井彰 2002/03/10(日) 10:15:04 [No 201]

株価上昇で小春日和という状況です。しかし、小泉政権が「普通の自民党政権」であることが明白になりつつある現在、痛みだけが伴う小手先の改革への失望が大きなうねりとなって政権を直撃する事態が迫っています。文藝春秋4月号、榊原英資氏の「小泉骨太改革は破産した」は、小泉改革は自民党主流派型の行財政改革にすぎないとして、小泉政権の本質を言い当てています。



「分権」という言葉 お名前 玉井彰 2002/03/11(月) 22:31:39 [No 202]

私は、極力「地方分権」という言葉を使わないようにしています。「地方自治は民主主義の小学校」といわれます。「分権」という言葉には、小学校の運動場を(親心で)少し広げてあげようというニュアンスがあるように思えます。しかし、中央集権を前提として、若干それを補正するということで我が国の行き詰まりを打開することが出来るとは思えません。
  私は、「地方主権」の確立こそがこの国を救う最も有効な手段であると思います。「主権」とは国家権力の最高独立性を意味します。地方の「主権」とは、最高独立性こそ持たないまでも、自己決定権を有する主体としての地方が、自分たちで自由に絵を描くことを可能にするための概念です。中央官僚主導でキャッチアップする段階を卒業して、地方が様々な可能性を追求していくことで、この国の21世紀を展望出来るのではないでしょうか。地方主権は失敗を伴います。多くの地域で失敗するでしょう。しかし、失敗させない「親心」はもっと大きな失敗の原因になります。様々なチャレンジの中から成功パターンを発見することこそが必要です。ホームラン1本を狙う発想ということになるのでしょうか。「知価社会」での政治のあり方として捉えるべきでしょう。



どこが優秀なのか? お名前 玉井彰 2002/03/12(火) 17:29:57 [No 203]

地方には抜きがたい劣等感があるように感じます。中央の官僚は優秀で何でも出来るとの信頼もあるのでしょう。しかし、中央官僚の「優秀さ」とは、正解のある問題が解けるという一点に尽きるのです。「正解」が何かが分からなくなってきた時代では、その手の能力はそれほど必要ないものです。ITで代用できない構想力を持つ人材は他で探すしかありません。新たな人材育成のシステムを考える必要があります。
私は、30歳までは、ある意味で遊んでもらった方がいいと思います。NPO、NGOで経験を積むなり、フリーターをやるなりして、従来の感覚からすれば回り道をしてもらった方がいいのかも知れません。公務員(教師、議員、首長を含む)は30歳以上としても良いと思います(基礎自治体の議員には学生枠を設けることを考えても良いと思っています)。「法律にはこう書いてある云々」の議論を地方政治の場で語らないですむようにしたいものです。条例で決める方が良い事柄がたくさんあります。そのことが当たり前に語れる時代にしたいと思います。



証人喚問 お名前 玉井彰 2002/03/13(水) 21:55:36 [No 204]

 「解説者」の中には、鈴木宗男氏に対する野党の証人喚問について否定的な見方をする人がいます。「疑惑は解明されず」「野党の追及が不足」「野党の勉強不足」と言っておけば無難な記事になります。しかし、証人喚問を行って「私が悪うございました」などと言ったり、立ち往生したりするような人物が証人喚問されるということはほとんど考えられない話です。そもそも、野党に振り分けられる時間を考えれば、劇的な結果を期待する方が世間知らずというものです。
  今回の証人喚問は野党の連携がうまくいき、かなりの成果があったと思います。鈴木氏の自家撞着ぶりが明らかになり、ほぼ政治生命を絶たれただけではなく、訴追の恐れも出てきました。



「無期懲役」 お名前 玉井彰 2002/03/14(木) 22:33:18 [No 205]

多くの人が、「こんな残虐な犯人には死刑しかない」と考える犯罪者が、「更正の可能性がある」との理由で「無期懲役」を言い渡されることがあります。裁判官が悩みつつ判決を下していることはよく分かります。しかし、無期懲役が終身刑ではなく、10年プラスαの懲役(少年であれば7年プラスα)であるため、死刑と無期には雲泥の差があります。終身刑があればある程度被害者側の感情がおさまるのに、社会復帰の可能性を肯定することにより、犯罪者の更正にのみ配慮した判決だとの印象をあたえ、司法に対する信頼を著しく損なうことになります。この格差を放置し続ける立法機関の感覚に強い疑問を感じます。



自然を考える お名前 ウサウサ 2002/03/14(木) 23:34:58 [No 206]

自然について意見を伺いたい。私のまちでビオトープや公共工事の近自然工法を考えているのですが、デジカメを持って近くのまちに研究に行ってみたりしています。ところが車で30分も走るとすばらしい自然の直中に自分がいるのに気付き、地域としての役割分担による間違った都市化に納得する自分もいます。つまり自分が引っ越して自然の中に居を構えるとか、地元を捨てるという考えです。地元改造よりユートピア(あくまで私心ですが)をもとめて本気で引っ越しを考えている悩める子羊に意見を頂きたい思いです。



Re:自然を考える お名前 玉井彰 2002/03/15(金) 22:32:11 [No 207]

 「自然」とは何かということについて、人間に対して無害な箱庭的な自然と、ともすれば人と敵対する可能性を秘めた生の荒々しい自然との区別をつけた上で考えてみるべきでしょう。前者はビオトープの感覚に近いのではないでしょうか。正直申し上げて、私は生の自然の中では生きていけないタイプであると思います。現在は、そのような人が多数なのでしょう。でも、コンクリートの三面張りよりも箱庭的な自然の方がいいのではないでしょうか。中途半端ではあっても自然回帰の方向に向かうのがこれからの流れであると思います。せいぜい、60点位の話ですが、ビオトープ的自然も追求すべきでしょう。生の自然と箱庭的な自然があることを自覚しながら、あえて生の自然を求める生き方には共感します。しかし、箱庭的な自然に戻す努力を軽視すべきではないと思います。自然破壊が極限に達し自然への回帰が人間の自然の感情として湧き上がってきていることは評価すべきでしょう。都市部の改革も諦めないでやっていただきたいと思います。



大名の禄高 お名前 玉井彰 2002/03/16(土) 22:22:29 [No 208]

間抜けな市町村によくある話ですが、自治体の人口規模を大名の禄高と勘違いしていることがあります。100万人の人口なら100万石の大大名、1万人なら1万石の小大名。こんな感覚だから合併話は心地よさがあるのです。人口規模が大きくなると立派な街になれるとの錯覚が出てくるのです。しかし、貧乏な自治体が3つ集まると豊かな自治体になれる訳ではありません。銀行の合併にも見られますが、危ない銀行が集まっても大きな危ない銀行が出来るだけなのです。まず改革ありきでなければなりません。合併を言う前に厳しい自己改革を行うべきです。そのもう一つ前に、愚かな「国策」に「物言い」を付けるべきです。国や県は市町村の「下級機関」である。そのくらいの気概を持って自治を行うべきだと思います。「プライドを持て!」すべての自治体の首長、議員に申し上げたい。



選挙民への制裁 お名前 玉井彰 2002/03/17(日) 17:47:34 [No 209]

鈴木宗男問題で無視できないのは、鈴木氏が自民党候補を落選させた地域への制裁を行おうとしたことです。これは、有権者の投票の自由に敵対するものです。国民が主権者であり、選挙において示された民意に従うことこそが政治家の義務です。然るに、選挙で選ばれる者が選ぶ側を威嚇しコントロールしようとすることは、主権者を冒涜するものであり、地域の尊厳を踏みにじるものです。これが自民党の体質であるとすれば、反国民政党であると言うしかありません。



投票率 お名前 玉井彰 2002/03/18(月) 23:08:59 [No 210]

我が国には約1億人の有権者がいます。その内、国政に対して1票を行使する人が毎回の国政選挙で6千万人います。投票数6千万票では、選ばれる側にコントロールされる2千数百万票により国の運命が決められてしまいます。あと1千万人が投票すれば2千数百万票は水面下に没します。この国が変わるには、コントロールされている2千数百万人が目を覚ますより、新たな1千万人が投票所に足を運ぶ方が早いのかも知れません。投票率60%の政治から投票率70%の政治への変革をどのように行うのか。ここが問題です。政治におけるイノベーション(技術革新)の必要性を感じます。