私としては、ここらで議論を終わらせたいと思います。これ以上の議論は、もっと優れた政治家のホームページ(投稿欄)でなさってください。
私は、自分が同時代、同じ立場にあったと仮定して、自分ができそうもないと思うことについては、他人を批判しない方針です。
昭和天皇の置かれた境遇・環境の下で、彼以上の態度を取る自信はありません。花形氏はそれができるとお考えなのでしょう。それだったら、現在只今、政治の世界に入られ、この国を救済するために御尽力下さい。戦前よりもはるかにやりやすい時代です。私のような者でも、今の時代なら何とかなるかなと考え、自分にできることをやらなくては後世に対して恥ずかしいと思い、微力ですが国のためになろうと立ち上がったのです。
広田弘毅について。広田内閣では、(1)軍部大臣現役武官制が復活。これにより、軍部の台頭が決定的となります。内閣は軍部に逆らって組閣することはできなくなりました。さらに、(2)日独防共協定締結。ドイツと組むことで、決定的に国家の運命を誤りました。
人格高潔。しかし、政治家として国家の運命を誤った人物が広田弘毅です。(1)、(2)を遂行するくらいなら、内閣総辞職すべきでした。勇気がなかったのです。もちろん、極東裁判の死刑には反対です。
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