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なるほど お名前 ウサウサ 2002/03/19(火) 00:15:48 [No 211]

都市化したまちを無理に田舎化するのではなく今の現状を少しでも改善するという考え方に共感いたしました。確かに造られた自然であってもコンクリートに囲まれた環境よりはよほどマシですね。便利な都市でありながら、自然を感じる事の出来るまちを目指してみます。



弱体化する地方の組織とリーダーシップ お名前 唐川びわ男 2002/03/19(火) 00:27:08 [No 212]

NGOを始めとする全国区の団体は元気が出てきている。翻って地方の弱小団体や小会議などは、もはや次期リーダーどころか、組織の存亡自体に汲々としている有様である。かくなる上は始めにリーダーありきで、とにかく次期の長を決める事だと思うが、いかがでしょう。地位や立場が人を作るのたとえあり。地位や立場が人を狂わすとのたとえもありますが?



Re:弱体化する地方の組織とリーダーシップ お名前 玉井彰 2002/03/19(火) 22:39:32 [No 213]

地方経済は元気がありません。そのことが各種団体の元気のなさに影響している面があります。リーダータイプの人間は大きな組織に囲い込まれ骨抜きになり、リーダータイプでない者が地方に残って親の跡を継ぎ中央依存型の産業に従事しているからかも知れません。言い過ぎかも知れませんが、一面の真理は突いていると思います。無論、地域特性もあり、一概には言えませんが。
  リーダーについては、それぞれの団体での活動が自分にとってどのような意義があるかを自覚し、リーダーとしての体験を自分の人生に活かすことを考えて、責任回避をしないようにするしかないと思います。私などは本来リーダータイプの人間ではありませんが、その役割をやる人がいないのでやっている面もあります。どんな野球チームでもピッチャーはいます。ピッチャータイプではなくても与えられたピッチャーとしての任務を真摯にこなすことで自分の人生にプラスにしていけばいいと考えます。



Re:なるほど お名前 玉井彰 2002/03/19(火) 22:40:56 [No 214]

それにしても、あのテトラポットで覆われた海岸線は何とかしたいものです。人間の生活領域を護りながら景観への配慮をしたいものです。景観は貴重な地域資源だということを全ての人が自覚すべきだと思います。



鶏口となるも牛後となるなかれ お名前 玉井彰 2002/03/20(水) 07:25:32 [No 215]

「大きいことはいいことだ」というコマーシャルがありました。高度成長真っ盛りの頃でした。現在でも、この感覚から抜け出せない人がいます。しかし、大きければいいというものではありません。自治体の規模にしても、その地域の自治のあり方をどう考えるのかによって決めるべき事柄であって、全国一律に「適正規模」を議論すべきものではありません。「市」「町」「村」の区別を自治体の序列と勘違いしている人もいます。この区別は、自治のあり方、形態の違いに過ぎません。問題は、その地域に合った自治の形態を自主的に選択できないことです。「自治」を真剣に考えれば、小さな自治体が誇りを持って自治を行うことの大切さに気付くはずです。牛のシッポにしかならない合併話に浮かれて、大切なものを見失わないで頂きたいものです。



ドローに持ち込むと自民党の勝ちだが・・・ お名前 玉井彰 2002/03/21(木) 16:27:19 [No 216]

社民党・辻元清美代議士の政策秘書の給与詐欺疑惑の報道で面白かったのは、自民党幹部の顔でした。笑いをこらえるのが苦しいという表情が見て取れます。このような疑惑合戦になると、元々疑惑だらけの自民党の方が有利です。「お互い様じゃないか」というところに持ち込めれば自民党の勝ちになります。
  しかし、(1)辻元氏が刑事立件されず、(2)他に弱みがなければ、この際、先手を打って議員辞職をして補欠選挙に打って出れば、政局は流動化する可能性があります。オセロ的政局を逆手にとって勝負に出ていただきたいものです。ひるむと負けになります。ここ一番、辻元氏に期待したいところです。



この1年 お名前 玉井彰 2002/03/29(金) 17:34:54 [No 217]

(やっと、伝言板の故障が直りました。)

  平成14年度で市町村合併の動向がある程度確定することになりそうです。合併しなければペナルティーがあり、合併すれば特典が与えられるという状況下では、合併以外の選択肢がないのです。一定規模以下の市町村で、財政状態に不安があるところは、実質的には強制合併になります。この劣勢を逆転することができるかどうか、自分の実力を試す1年にしたいと思います。



議員で居続けること お名前 玉井彰 2002/03/30(土) 22:51:10 [No 218]

大半の国会議員は議員で居続けることを最大の目標としています。そうでなければ自分の志を遂げることができないからです。そうであるとすると、お金は幾らでも必要です。お金を掛ければ掛けるほど次回の選挙で当選する確率が高まるからです。個人商店である自民党議員はもとより、野党議員でも相当額の資金が必要です。政治と金にまつわる疑惑が与野党を問わず出てくるのは、現在のシステムを前提とする限り不可避的なものだと思われます。
 この状況を変えようとするならば、落選による不利益を最小限度にすることが必要です。私は、兼職を認めるべきだと思います。県議会議員と衆議院議員の兼職。市長と参議院議員の兼職。村議会議員と知事の兼職。政治的に有能な人材をどうやって確保するか(食わせていくか)を真剣に考えるべきです。従来の発想を超越すべきだと思います。2世、3世、有名人に偏重した人材源では、この国の凋落は避けられません。



地方紙と市町村合併 お名前 玉井彰 2002/03/31(日) 22:03:11 [No 219]

我が地域の地方紙は、元日に大きく市町村合併問題を取り上げました。「提灯記事」だと理解していました。しかし、最近になって思うのは、市町村の数が減ることで取材の苦労が減り、ひいては新聞社自らのリストラになるとの判断から、市町村合併を応援する方向に傾いたのではないかということです。要するに、経営サイドから見て、国や県と利害が一致するのです。愛媛県で70ある市町村から情報を取るより、10〜20の自治体から情報を取る方が楽です。合併=「前進」とする記事が目立つのは、記者の不勉強というより、会社の方針と見た方が妥当ではないでしょうか。「外堀」が埋まっていくのを感じます。自信を失いつつある「町」「村」に官報情報を提供するのではなく、違った切り口で自治の可能性を提案することこそが地方紙の役割であり、真の言論人としての矜持だと思うのですが。周辺の地域になってしまうことを「発展」と読み替えることは、かつて、後退を「転進」と読み替えたことを想起させます。



相乗り選挙 お名前 玉井彰 2002/04/01(月) 22:39:40 [No 220]

横浜市長選挙で、有利と見られた現職が無党派の候補に破れました。相乗り型選挙の弱さが出たのでしょう。横浜ほどの大都市で、与野党が対決をせず自民党と相乗りするというのは、野党側の責任放棄だと思います。民主党の場合、地方組織と本部との意見の違いがあったようです。同様のことが他の地域でも見られます。寄り合い所帯であって、まだ、きちんした政党になっていないということはあるでしょう。しかし、各地方で「党」を名乗る以上、少なくとも、大都市や都道府県では、有権者の前で自民党との違いを見せていただかないと政治不信を助長することになります。「中央と地方は違う」というのは、腐敗した自民党政治を不問に付す議論です。



軽四自動車 お名前 玉井彰 2002/04/03(水) 08:19:55 [No 221]

  最近、軽四自動車に乗る機会が増えています。街中を走るには最適です。地方自治において軽四に相当するのが「町」「村」です。小回りのきく自治こそが本当の自治だと思います。町村の中には、「市」になることへの憧れがあるように思います。しかし、名称にこだわるより、自治の実質に目を向けて欲しいものです。大きすぎる自治体は、分割すべきではないでしょうか。現在の流れとは相反しますが、「自治」とは何かを本気で考えれば、フェイスツーフェイスで自分たちの地域について語り合える範囲で行うことが理想ではないでしょうか。
  現在進行形の「合併」は、あくまで「地方行政」の統合であって、住民の自治を破壊するものでしかありません。小さな自治体の維持は大変です。しかし、周辺地域になることは、地域の消滅にも繋がります。「いつかはクラウン」でいいのでしょうか。



「ダイスをころがせ!」 お名前 玉井彰 2002/04/04(木) 21:33:31 [No 222]

真保裕一著「ダイスをころがせ!」はお薦めの一冊です。新聞記者を辞め衆議院小選挙区にチャレンジする天知達彦。高校時代の恋敵で、商社をリストラされた駒井健一郎は、天知の秘書として共に戦いを挑みます。政党に有利な選挙制度の下で、無党派の市民に語りかけ、現実を変えようとする34歳達の青春が熱く燃えます。政治の原点を問う戦いであり、かつ、自分たちの人生の敗者復活戦ともいえる挑戦。変わるかも知れない、変えることができるかも知れない、そんな気にさせるドラマです。
「賽(さい)は投げられた」シーザーがルビコン川を渡るときの台詞です。それぞれの人生で勝負を懸けるときがあります。既得権を守るためにはこの国の将来を犠牲にしても構わないと考える連中に引導を渡さなければ、国家衰退の道筋しかありません。この国の衰退を止めるためには、多くの人たちがルビコン川を渡らなければなりません。その決意があればこの国は再生できます。不確実であることを恐れず、それぞれの人生のダイス(サイコロ)をころがすことが必要です。



町村から市へは「昇格」か? お名前 玉井彰 2002/04/05(金) 22:45:31 [No 223]

  町村から「市」になることを「昇格」と報じているケースがあります。「市」「町」「村」を自治体の格付けだと勘違いしているのではないでしょうか。市町村の違いはどういう自治のやり方をするかの違いだと思います。この点での認識を改めないと、真の自治を目指すことは困難です。幾つかの自治体が合併して出来た人口5万人の自治体があるとします。面積は500平方キロメートル。これと、面積50平方キロメートルの人口5万人都市とは全く異なります。自治のあり方も異なってくると思います。「人口」のトリックに引っかからないようにしたいものです。



見られる立場から見る立場へ お名前 玉井彰 2002/04/06(土) 22:57:30 [No 224]

市町村は国や県からの視線を意識しすぎています。国民、住民に最も近い立場の代表者として、国や県を見つめる立場だということを忘れてはなりません。主権者的立場で国や県を監督する責任があると言っても良いと思います。



34%から39% お名前 玉井彰 2002/04/07(日) 23:34:11 [No 225]

横浜市長選挙での投票率は39%でした。前回は34%ですから、投票率5%のアップで劇的な変化が生じました。無党派層が動くと選挙の動向が既存政党には読めなくなるようです。
  ただし、この投票率は、「自治」が成立していないことの表れとも取れます。338万人の都市は、普通の「県」の2つ分です。今行われようとしている「合併」は、民主主義の空洞化をもたらすのではないでしょうか。



投票率と自治 お名前 玉井彰 2002/04/08(月) 23:17:24 [No 226]

<昨日の続き>
 都市部では、投票率が低いことが当然視されています。特に、自治体の首長選挙での投票率は目を覆うものがあります。「自治」になっていないのです。大きすぎる自治体では、自治を自分のこととして考えることが出来ないのではないでしょうか。
 自治とは何か。フェイスツーフェイスの関係、お互いに顔の見える関係で自分たちの地域のことを決定していくことだと考えます。自治体が拡大し拡散することは、顔の見える関係がなくなるということです。安易に合併を唱えることに対して、自治の崩壊を招く危険性を指摘したいと思います。



多選の弊害 お名前 玉井彰 2002/04/09(火) 22:38:23 [No 227]

多選の弊害については、地方首長について語られる場合が多いようです。私は、議員についても多選の弊害を指摘したいと思います。加藤紘一氏は、若い頃はボロボロのスーツでも意に介することなく活動していたそうです。秘書にも、口利きはするなと命じていたようです。それが、総裁候補と目されるようになり、多額の政治資金が必要になり、秘書に暗い部分を受け持たせるようになって、かつての節度を完全に失いました。これも、多選の弊害でしょう。
 地方首長の多選の弊害を指摘する場合に、その首長の人生設計にまで論及することはありません。しかし、生身の人間の人生について考える必要があるのではないでしょうか。40歳で首長になった人物がいるとします。3期12年で辞めるとすると、まだ52歳です。彼(彼女)は、その後の人生をどうすればいいのでしょう。余計なお世話かも知れませんが、気になります。国政に出るのでしょうか。これもなかなか大変でしょう。政治を志した人にはそれなりに活躍の場を与えることが国家や地域の利益にもかなうのではないでしょうか。1つの職務に長期的に関わることは腐敗の原因になります。しかし、惜しい人材の場合には、違うポジションに移行できるシステムが必要ではないでしょうか。
(以下、続く)



多選の弊害(続き) お名前 玉井彰 2002/04/11(木) 07:37:18 [No 228]

小泉総理を見ても分かるように、国会議員を30年やっていても、政治経済のことは余り理解していないようです。この道30年と言えば相当に深まっていそうですが、実態は選挙に明け暮れの毎日なのでしょう。国会議員については、20年を期限とすべきでしょう。その間に何事かを成し遂げようとすれば、今のようなだるい政治は出来ないと思います。また、真剣に政治をやれば、10年程度である程度の結論は出ると思います。「締め切り効果」を考えるべきでしょう。期限の満了した政治家は、他の議会の議員や自治体の首長への道を開けばよいと思います。国と地方の間での交流(国→地方、地方→国、地方→地方)を積極的に推進し、人材の活用をすべきです。



住民への甘え お名前 玉井彰 2002/04/11(木) 22:17:43 [No 229]

各地域の住民の皆さんは概ね市町村合併に対して肯定的な見解を持っているようです。色々な角度からの賛成論があります。その中でも心が痛むのは、「自治体がやっていけないのなら仕方がない」というものです。このようなおおらかな考え方に自治体関係者は甘え過ぎていないでしょうか。現在の給付水準を維持することを至上命題と考え、それ以外は見えなくなっているように見えます。一部の地域を除き、住民が合併をやるべきだという意見は数年前まで出ていませんでした。青年会議所や財界は都市部への集約が経済活動にメリットをもたらすと考えて合併を推進していました。しかし、一般住民の感覚では、是非合併が必要であると考えてはいなかったはずです。国や県が自らの失政を国民・住民に押しつけているにもかかわらず、この国の人たちは優しすぎるように思えます。国は国民の素直さにつけ込んでズボラな政治姿勢を改める気配がありません。自治体関係者は、自らの甘えを断ち切り、自治の原点に立ち返り、合併の是非を考えてみるべきではないでしょうか。



「地方には人材がいない」 お名前 玉井彰 2002/04/13(土) 07:57:34 [No 230]

ファーストリテイリング(ユニクロ)の社長が、対談等で、「日本国内で商売をするだけなら地方に拠点を置いていてもいいが、世界に進出するには東京に拠点を置かないと人材がいない」という趣旨の発言をしています。棘のある御意見ではありますが、真実を突いているのでしょう。根元的には、中央集権のシステムを創る上で、地方に人材が残れないようにしたと言うべきでしょう。地方は手足であり、ものを考える必要はないし、また、考えることを事実上禁止されてきたのです。地方の自立が困難であるのは、財源、権限以上に、人材の壁の厚さだと思います。
  地方への人材供給の方法は、道州制であると思います。国の権限の大部分を地方が取得します。国家公務員の大部分が「失業」します。彼等の再就職先が地方になれば新たな展開が期待できます。もっとも、我が国の長期停滞を招いた責任は中央官僚の無能力にあるのですから、彼等の「能力」には疑問符が付いています。中央の人材が地方に来る流れが出来れば、民間レベルでも新たな産業の創出が可能です。地方から富を創出することこそが地方政治の最大の課題です。



内部告発 お名前 玉井彰 2002/04/14(日) 07:45:10 [No 231]

議員秘書問題や鈴木宗男議員問題で内部告発が盛んです。内閣の官房機密費についても共産党が資料を公開しています。内部告発が盛んになったのには様々な原因があると思われますが、組織の内部の論理と一般社会の常識とが著しく乖離していることが1つの原因であると思われます。「○○の常識は世間の非常識」ということが結局のところ通用しないということを自覚して組織運営をしなければならないと思います。真の意味での情報公開を行うことを含めて、組織の内部と一般社会の常識との間隙を埋める努力をすべきでしょう。



イエスマン お名前 玉井彰 2002/04/15(月) 22:41:07 [No 232]

従来型の組織では、個性的な人物より、上司に忠実な人物の方が出世の確率が高かったと思われます。いくら「個性的な人材が必要だ」と言っても、所詮、操縦可能であり、可愛げがなければならないのであって、規格外の人間は必要とされなかったのです。イエスマンであることが最も堅い生き方でした。
  現在の日本は、これまでの路線に忠実な人物をリーダーに選べば組織もろとも沈んで行きかねないところまで追いつめられています。従来のリーダーが好ましく思う後継者では無理になってきました。ノーマークの小泉氏が総理になり、二重丸の加藤紘一氏が惨敗したことに象徴されるように、従来の発想では世渡りそのものが出来なくなってきたのです。もっとも、小泉氏は自民党の許容範囲内の総理であることが明白になってきました。偽物を掴まされた国民がそろそろ目覚めないと、国の将来を誤ることになります。



あの人が社長か お名前 玉井彰 2002/04/16(火) 23:08:53 [No 233]

みずほ銀行の社長が、合併直後のシステム障害による混乱についての事情説明のため参考人として国会に呼ばれ「実害はなかった」と発言して猛反発を受けていたのを見て、巨大銀行のトップがこんな程度なのかと衝撃を受けました。40過ぎた者は顔に責任を持てと言われますが、見た感じ、リストラされかかった中間管理職という雰囲気しかありませんでした。
みずほ銀行では、内部の主導権争いが激しく、タスキ掛け人事による内部のバランスのみが追求されたということのようです。このことは、市町村合併でも繰り返されそうです。自治とは何かの本質論から逃げ、地域のグランドデザインもまともに描ききれず、「上」からの圧力で「合併のメリット・デメリット」程度の議論しかできない貧弱な状況では、内部的なバランスのみを追う政治しかできないのではないでしょうか。



政治家と秘書の給与 お名前 玉井彰 2002/04/18(木) 22:10:37 [No 234]

政治家と秘書の給与の問題が、有力政治家のスキャンダルという形を取ってクローズアップされています。秘書の給与が割高であるとの認識から、各政治家が秘書の給与を「チームの共有財産」という捉え方をしていたということなのでしょう。きちんと法律を当てはめると「詐欺罪」という誠に不面目なことになります。彼等の職務が法律を作ることだということから考えると、情状酌量の利きにくい局面です。
しかしながら、やっぱりどこか違うのかな、とも思います。共産党が秘書の給与の一部を(秘書の)活動費としてプールしているように、政治という仕事による収入は政治活動を行う者達全体の「収益」であって、通常の「労働の対価」とは違った実態があることを認める必要があるのではないでしょうか。少なくとも、今回のスキャンダルを契機に、政治家の秘書は労働者なのか(従って、労働の対価としての給与は全て秘書のものである)、あるいは、政治集団の一員であって、秘書の給与はチームの収益なのかをきちんと整理すべきでしょう。



「私を守って」型・反体制 お名前 玉井彰 2002/04/19(金) 18:28:35 [No 235]

社民党の議員秘書疑惑ではっきりしたのは、社民党の議員は、自分たちは攻撃するが、攻撃されることはありえないということを無意識の内に前提とした政治活動をしていたということです。政界には「良い人」=社民党(社会党)と「悪い人」=自民党がいて、自分たちは自民党を糾弾する権利と義務とがあり、自民党は糾弾されるべき存在であって、この立場が逆転することはあり得ないという思いこみがあったのでしょう。従来の自民党の指導者は、社会党的なものを取り入れ、悪役を演じてあげられる余裕を持っていたのですが、その余裕がなくなってくると、社会党(社民党)に手加減できなくなってきます。攻撃だけをする野球、自分を守ってもらえることを前提とした反体制では、初歩的危機管理すら出来ないことをさらけ出しました。政権交代を叫ぶ以上、それは厳しい権力闘争です。「何でもあり」の腐敗政党を相手にする真の覚悟が必要でしょう。自分達の「有事」を考えておくべきです。



阪神・柏戸・社会党 お名前 玉井彰 2002/04/20(土) 07:19:03 [No 236]

子供の好きなものは「巨人・大鵬・卵焼」と言われた頃がありました。素直にテレビを見ていると、美男横綱・大鵬が好きになるし、良く写る(しかも強かった)巨人が好きになりました。勿論、卵焼きは子供の大好物でした。強いものが好きな大人も似たような傾向を示しました。その人達は「巨人・大鵬・自民党」が好きだったはずです。
 しかし、少し臍が曲がっているというか、強い者への警戒感のある人は、「阪神・柏戸・社会党」を応援していたのではないでしょうか。横綱・柏戸は、ぎこちないけれども、真面目な相撲を取りました。いずれも、万年ナンバー2でしたが、判官贔屓の人にとってはたまらない魅力がありました。
自民党は、未だに政権党です。大人社会は、長いものに巻かれすぎてきたのではないでしょうか。加藤紘一氏を「優柔不断」と決めつける記事が横行しました。しかし、自民党体質を拒否できない国民の優柔不断こそが我が国の最大のガンであることが自覚されなければなりません。21世紀・日本の浮沈の鍵は、自民党と決別できるかどうかです。



官庁の倒産 お名前 玉井彰 2002/04/21(日) 11:27:53 [No 237]

外務省、農水省、厚生労働省等の官庁が国民の利益を損なう行動を取っているにもかかわらず、一部の者が責任を取れば(それも責任を取ったとは言えないと思いますが)それで一件落着ということが普通です。しかし、私は、外務省の機密費詐取・横領問題やムネオハウス型の汚染については、省を解体して外務省所属の公務員の全員解雇をして新たな「省」を設立すべきだと思います。勿論、優秀な職員の再雇用はあり得る話です。雪印食品の事件を見れば分かるように、民間企業なら倒産するような事態です。国の機関や自治体についての倒産を認めることで、綱紀の粛正と共に業務の効率がアップすると思います。



県の合併 お名前 玉井彰 2002/04/22(月) 22:54:02 [No 238]

青森、秋田、岩手の三県が、将来の合併を視野に入れた広域政策研究会を発足させるとの記事がありました(日経新聞)。市町村合併が進行すると都道府県の存在意義が薄れてくるということと、県の再編により行政組織の機能向上とコスト圧縮、公共投資の効率化が図れるということのようです。
 注意を要するのは、県の合併と道州制とは本質が異なるということです。定義の問題になりますが、私は、道州制は国の権限から外交・防衛および道州間の調整権を除く全ての権限を有するものであって、道州制により地方主権が確立されるものでなければならないと考えます。現在の県のままで合併しても、希薄な広域自治体が出来るだけです。希薄な市町村と希薄な県が出来ても、中央集権が強化されるだけです。



規範について お名前 玉井彰 2002/04/23(火) 23:06:47 [No 239]

政治家は言うに及ばず、検事についても、法規範は他人に向けられるものであって、自分には向けられていないと考える傾向があるようです。逮捕された大阪高検公安部長、その公安部長が内部告発しようとした検察の裏金問題(これが本当だった場合)についての感想です。規範は内面化され、自分を律する方向に作用することが本来のあり方です。中国では、科挙の試験では儒家の教えを徹底的に覚え込むことが要請されましたが、試験に受かると、被支配者が従うべき儒教の論理は忘れさせ、統治する側の論理(法家の思想)を叩き込んだと言われています。
我が国を支配している人たちは、規範を統治の道具として捉え、庶民が規範に違反した場合は法律が適用されるべきであるが、自分達はその枠外にあるものと(少なくとも無意識に)思っているのでしょう。



さすがに彰さん私と同じ見解ですね!! お名前 今回は匿名で 2002/04/24(水) 09:37:22 [No 240]

調査活動費の実態をマスコミなどに対して職をかけて暴こうとした
三井さんが逮捕された。
主な逮捕の理由は、昔でいう公正証書原本不実記載。オームや極左をひっぱって行く時の罪名である
あとは、三井さんが競売で買った案件で登場した暴力団とのトラブルをあたかも仲間であるがごとく
検察による創られた悪人像ではないだろうか
三井さんの犯罪は今後解明されなければならないが
今回の逮捕によって検察の調査活動費の解明がなおざりにされてはならない。
外務省や内閣同様この国の腐った部分は改善しなければならない。
検察は内部の実態を暴こうとした。三井さんに対し「公証人」の地位を確保し、勇退と口封じをしようとしていた。誰がやったのか。検察全体で自分達のの疑惑を隠すためにやったのではないか政府はこの問題は解決済であると発表したが実は、外務省の機密費などと同様ではないのだろうか。 三井さんの
告発以後関係の予算は年間5億円から1億円と大幅に減少している。
そういう意味では、三井さんの功績は大である。