国旗・国歌は必要です。
我が国の場合、大日本帝国は滅亡したという認識が必要です。アジアにたなびき、こだましたのが、大日本帝国の国旗・国歌、「日の丸」「君が代」です。日本国憲法が大日本帝国憲法の「改正」という形をとっているものの、「帝国」が滅亡したという認識は一応持っておくべきです(連合国側の一存でどうにでもなったという意味で)。
そもそも、軍国主義の国家である以上、負けたら何もいう資格はありません。それを後になって、「アメリカに勝てるとは思わなかった」などと当時の責任者たちが口をそろえて言う無責任体制をどう評価するのか。ここを考えずに「日の丸」「君が代」が良いなどと言う人たちは、回りが「赤フン」をなびかせた旗と「ズンドコ節」でやろうと言えば、「そうだ、そうだ」と言うだろうと思います。
はっきり言いますが、負ける軍国主義などというものは、「不細工な美人女優」という範疇の概念です。負けた軍国主義の旗印を掲げて喜ぶなどというのは、愚の骨頂だという認識を頭の片隅に置いておくべきです。
とは言え、私は「日の丸」「君が代」です。
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