(ニュース)
自民党執行部が、郵政民営化関連法案に反対票を投じた八代英太・元郵政相に対し、衆院東京12区からの出馬を取りやめるよう求める“事実上の引退勧告”をしていたことが13日、明らかになった。
同区は、公明党の太田昭宏幹事長代行が出馬を予定しており、自民党執行部としては、自公両党の選挙協力を円滑に進めるためには、八代氏と太田氏の対決を避ける必要があると判断したものと見られる。ただ、八代氏はこれを拒否し、無所属で同区から出馬する意向だ。
八代氏によると、党執行部は衆院解散後、立候補取りやめの見返りとして、「八代氏の長女を八代氏の出身地である山梨県内の小選挙区から擁立し、比例選南関東ブロックでも『女性枠』として優遇する」と打診した。だが、八代氏は「政治家の心を何だと思っているのか。正々堂々と選挙で戦って有権者に問う」と反発し、断ったという。
自民、公明両党は2003年の前回衆院選で、太田氏を同区の「統一候補」とし、八代氏は比例東京ブロックに回った。
(コメント)
小泉自民党のあざとい手口には辟易します。我が国の国民性を考えると、気分が悪くなって来る人が増えてきそうな感じです。
郵政賛成派の方々。少し執行部に意見を言ったらどうでしょうか。寄らば大樹の陰。無理かもしれませんけれども。
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