伊予市のまちづくり会社(TMO)「まちづくり郡中」は愛媛県ではじめての第3セクター(伊予市が資本金4000万円の50%、2000万円を出資)のTMOです。第3セクターについては、官民のもたれ合いの弊害等、様々な批判があります。しかしながら、所謂中心市街地活性化法によれば、TMOとなりうるのは商工会議所、公益法人、第3セクターの3つであり、その内、前2者は機動性に欠ける難点があり、また、小都市の商工会議所ではTMOを受けるだけの余力に乏しい面があります(公益法人の例はほとんどありません)。それに対し、株式会社の場合は、機動性があり、効率的なTMOの運営が可能です。また、行政が力を入れることにより、市民が協力しようという雰囲気が出来ます。 「まちづくり郡中」の定款には、取締役及び監査役の無報酬の規定が盛り込まれる予定です。NPOに近いボランティア団体的運営を目指します。9月10日創立総会の予定。
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