<序>荒らしが凄かったので書くのを控えていましたが、収まって来たようなので再開します。
<以下本文> >「都市」と「エリア」との区別は重要です。「都市」という場合、人口と都市機能が集中する街区のみを指すべきです。
『都市』と『県』の混同が起こっている事は、第2851号などでも既述の通りです。これに加えて、市町村合併では、『都市』と『道』(region 。行政単位の『道』)の混同も起こっています。これは、「平成の大合併」よりも前から起こってる現象です。
『都市』と『道』を混同した先駆けは「北九州『市』」で、これは「高度成長期の大合併」の先駆けとなった、誇大妄想市町村の一つです。これと同様の誇大妄想市町村には、「山陽『町』」「東海『市』」「四国中央『市』」「飛騨『市』」「上越『市』」などがあります。
『都市』と『エリア』の区別、とりわけ『都市』と『道』の区別や、『都市』と『県』の区別は絶対に必要です。県名や道名などの広域地名(面)を都市名(点)にして、都市名(点)を広域地名(面)にするというのは、本末転倒です。『都市』と『道』を混同してる合併市町村は、誇大妄想としか言いようがない。 県にしても、「高知『県』」「新潟『県』」みたいに、都市名が県名になるのも本末転倒です(※この件は次回で述べる)。
土地のネーミングをする時には、地元での呼称より、第三者が「点」と「面」を識別できるネーミングが必要です。例えば、「北九州『市』」は「小倉『市』」や「企救『市』」に、「上越『市』」は、「上杉『市』」や「春日山『市』」に改名すべきです。
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