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サッカーもいいけれど お名前 玉井彰 2002/06/15(土) 07:33:39 [No 301]

サッカーワールドカップで日本が予選通過しました。テレビはサッカー一色。新聞の一面もサッカー。同時に悪さをすれば目立たない。悪い人間ならそう考えます。・・・と思っていたら、サラリーマンの医療費3割負担を柱とする医療制度関連法案が衆議院厚生労働委員会において与党単独で可決されました。火事場泥棒的採決と言うべきでしょう。姑息であることにかけては超一流の与党(そして政権)です。

「サラリーマン諸君、痛みに耐えてサッカーを観戦して欲しい。」こんな風に言うのでしょうか。



淡路島の視察について お名前 淡路島の田舎モン 2002/06/15(土) 12:03:00 [No 302]

はじめまして、淡路島の田舎モンです。

玉井さんの今日の一言いつも見させてもらっています。
淡路島でも合併協議会が2つ出来ています。合併に取り残されている町もあったり、現在洲本市と緑町には組合立の小中学校がありますが、今回の枠組みでも別々となってしまい、住民による町長のリコールの署名が有権者の1/3以上集まり選管に提出されたりとバタバタしています。
今回、淡路島に合併問題の視察に来られるみたいですが、よろしければ玉井さんの見た淡路島の合併問題に対するご意見、ご感想を下記の掲示板までお願いします。

淡路島の広域合併を考える掲示板http://8526.teacup.com/harao/bbs



<追伸> お名前 清水幸助 2002/06/15(土) 23:32:40 [No 303]

HPを視察してくれたことが恥ずかしくもあり、うれしい気持ちです。内容の薄いことが気になり、いつの日かはそれなりにと思っています。ありがとうございました。玉井さんの貴重な時間を一方的に占領することは皆さんにも迷惑なことと思っています。恥ずかしくないのかと問われたら答えようもありませんが聞いてみたいこと,教えて欲しいこと、今を生きる感覚を勉強したく、これでも勇気を出したつもりです。連絡を先取りした者の特権として許して欲しく思います。
ウィンドウズのように間髪いれず,あらゆる事に即答できる基礎知識の奥深さは、マニュアルを参考にした形式論でなく、信念のにじみ出た本質の解答に迷わず心酔してしまいます。全国の皆さんが何故コンタクトしないのか不思議の一つと思えてなりません。
三月徳島県知事出直し選挙があり大田知事が誕生しました。保守系女性候補は教育委員をされ素人ながらも実質企業推薦の有力候補でした。ソフト教育以外は利権構造の好きなように温存された体質はいけない事と思い、最良でなくても選択肢の中より太田知事を応援しました。超弱小与党ゆえ県議会での対応に苦慮している様子です。近い日に不信任が提出され、議会解散も視野に入れる日が来るような気がします。
今問われる公共事業は必要性の高いものが多いと感じていますが、圧力団体の自制心が読めないし,旧体質の引きずりが的確な判断を生むのか政治姿勢の弱腰に応援した者の末端として苛立ちを隠せません。職員にレクチャーされることで、合併を含め県民の選択を尊重するとはどのようなものか、また県議会のとるべき正常な行動とは何なのか、玉井さんの今の感覚を指導して欲しく思います。
<追伸>
一般質問は性格上少し長文で、メールには入りません。Faxも出来ず他の方法があれば教えてください。



Re:淡路島の視察について お名前 玉井彰 2002/06/16(日) 10:48:52 [No 304]

6月26日、27日(と言っても、視察は26日のみ)に淡路島三原町で、緑町・西淡町・三原町・南淡町合併協議会の視察研修があります。報告は、このホームページで行います。

掲示板は、過去に何かあったみたいですが、頻繁にやりとりがあり、素晴らしいですね。私のことを紹介していただいているようで恐縮です。

掲示板に参加してみたい(他にも参加したい掲示板があります)のですが、自分の議会活動に追われていること、商業団体の活動が忙しいこと、まちづくり会社の取締役としての活動があること(勿論、会社の経営も)などから、「専守防衛」状態です。



Re:<追伸> お名前 玉井彰 2002/06/16(日) 11:07:01 [No 305]

回答にはならないかもしれませんが、「県議会」についての感想。一般的に、県議会の議員の質は、市町村の議員に比べて良くないところが多いようです。県という団体の中二階的性格から来るものかも知れません。しかも、当選ラインが高いので、プロにならざるを得ません。結果、知事と利権を分け合う「仲間」になるのでしょう。

県議会と志ある知事との折り合いの付け方は難しいと思います。
しかも、「革新系」知事は、単一問題で勝負してきている人が多く、行政全般には明るくないことが多いので、挫折する条件に「恵まれて」います。

県議会に期待するのは、馬に念仏を聞かせる作業と同様の困難があると思います。単一問題での有権者の気持ちと議員選任についての「お世話に対するお礼」感覚の投票態度との整合性が問われるのだと思います。

やっぱり、答えになっていませんが、お許し下さい。
(私はやったことがないのですが、メールに添付すれば良いのでは・・・。FAXは何枚でも出来ると思うのですが・・)



特例債による箱もの建設 お名前 玉井彰 2002/06/17(月) 07:38:27 [No 306]

本日の朝日新聞での合併問題の特集で、4月に誕生した香川県さぬき市の例が紹介されています。5町の対等合併による人口5万6千人の市。新年度、箱もの建設など公共事業予算がずらりと並びます。合併特例債発行を当てにしたものです。290億円の発行を予定しているようです。大盤振る舞いの付けが後々財政を締め付けるのではないか。人ごとながら気になります。投資効果の測定がしっかりしていれば別ですが・・・

特例債頼みの泥縄合併は、財政破綻を招く危険が大です。議会のチェック機能が試されます。



住民のレベルと議員のレベル お名前 玉井彰 2002/06/18(火) 22:08:35 [No 307]

国会議員の場合は、そのレベルが何とか辛うじて国民の平均値を上回っているのかな(?)と思います。しかし、地方の議員についてはどうなのか疑問に思う場合があります。伊予市の議員は、住民の平均レベルを超えているのだろうと思います。しかし、そうではないという地域の話も聞きます。

大字単位で候補者が選ばれ、地域住民が選挙前に飲み食いする習慣のある地域では、議員の歳費の1年分(あるいは、もっと)の費用を掛けなければ地域住民に申し訳ないという感覚があるようです。そういった地域の場合、選挙で出られるのは、旧住民であって、新住民の中から議員が出てくることは難しいようです。

人口が急増した地域で、新住民の知的レベルの高さから考えて、選ばれた議員のレベルが今ひとつではないかと思える自治体はありませんか。旧住民中心型の自治が閉塞状態にあるという認識をどこかで持っていないと、地方自治の実態を正しく把握できないのかも知れません。



ムネオに一理あり お名前 玉井彰 2002/06/19(水) 21:37:57 [No 308]

鈴木宗男氏は、逮捕許諾請求に対し、自分を犯人にすることを狙った捜査であるとの批判をしています。刑事手続きにおいては、犯罪事実→証拠→犯人というのが本来の姿です。然るに、ともすれば、「あいつが怪しい」との予断から始まり、犯人→証拠→犯罪事実という流れが出来、これが冤罪事件になる場合があります。誰が見ても怪しい奴を逮捕すると拍手喝采になります。このことが「真実」を見失う原因になります。

鈴木氏の疑惑については、これまでも囁かれていました。検察にその気があれば、もっと早い段階で犯罪事実に対する証拠を固めて強制処分が出来たのではないかと思われます。世論の動向に捜査が左右されているのではないか。世論が激高しなければ、捜査機関は面倒な汚職事件には踏み込まないのではないか。宗男氏の検察批判は、反面からそのことを指摘しているのだと思います。



答弁がない? お名前 清水幸助 2002/06/20(木) 12:52:17 [No 309]

先日のメールにてご指導頂いたこと、そして四国の議員として地方自治分権の中身を創る仲間の一人に加えてもらえたこと本当にうれしく思います。リンクしていただいた誠意に答えるべく一層頑張る覚悟は持っています。玉井さんの言われる落選の自由、覚悟は僕もその気持ちに近く、行動してきました。ただ途中にて失職のあることをご理解ください。
18日より6月定例議会が始まりました。何も考えなければ1日の過ぎ行くことは簡単です。うつろな眼で気がつけば会期の終了だったと思うでしょう。日本の国何処の自治体での、議員さんの多くが我が町の延長線上にあると思えてなりません。
今議会もまだ半ば、提案説明の場、委員会にて質した答弁が無く、是非お願いしますと言うだけでおそらく全ての議案は承認されるでしょう。行政において質疑への答弁無く、お願いすることは玉井さんの目にはどのように感じられ、それが通用することなのかを教えてくれませんか。



間違いました。 お名前 清水幸助 2002/06/20(木) 13:04:22 [No 310]

間違いました。地方分権ではなく地方主権でした



Re:答弁がない? お名前 玉井彰 2002/06/20(木) 22:47:22 [No 311]

「質問」に対する「答弁」がなければ審議は進まないはずですけど・・・。何らかの「答弁」があれば、「再質問」「再答弁」「再々質問」・・となり、議会の規則等で質問回数の制限があるまで質問できると思います。「お願いします」は答弁ではなく、委員長(議長)に回答するように要請すべきでしょう。議員がこれを認めてしまったということであれば、話は別です。

私も1期目であり、この辺の駆け引きは下手です。規則を研究し、議会事務局に教えてもらえば良いのではないですか。議会運営委員会に諮ってみても良いでしょう。手続きの流れを止めてしまわなければ(賛成者があれば「動議」という手もあるのでしょうが)、後ではどうしようもないこともあります。

議員が適切に対応したが、「答弁」と呼べるものなしに審議が終了したのだとすれば、「審議の無効」ということもあり得るのかも知れません。自治体が顧問弁護士を雇っているのなら、議会事務局を通して相談することも考えていいでしょう。

このくらいしか言えませんが・・



横浜市議「除名」 お名前 玉井彰 2002/06/21(金) 23:15:26 [No 312]

横浜市議会の懲罰特別委員会は、21日、本会議場での国旗掲揚に反対して、議長席などに座り込んだ議員を、「議会の品位をおとしめた」などとして除名処分とすることを賛成多数で決定。25日の本会議で正式決定の見通しというニュースがありました。

座り込みがあった今月5日の本会議では、議事が6時間近くストップしたそうです。除名は議員資格をはく奪するもので、地方自治法上、最も重い処分です。本会議で、3分の2以上の議員が出席し、その4分の3以上の賛成で成立します。

暴行・脅迫等があったのなら分かります。しかし、座り込んで審議がストップしたということが議員の資格を奪わなければならないほどのことなのでしょうか。横浜市議会のバランス感覚に疑問を持ちます。

横浜市議会の「品位」はこの除名処分を行うことで「おとしめられた」のではないでしょうか。



合併に対する態度は賛成、反対の二種類だけか? お名前 玉井彰 2002/06/22(土) 23:38:51 [No 313]

私は、合併反対論者を自認しています。しかし、現実の対応となると、反対論のみで自己完結する訳にはいかないと思います。合併の是非論は入り口論です。ここを突破されると、あとは賛成論者のフリーハンドということになると、自堕落な合併になり、議員として有権者への責任を果たしたことにはなりません。

憲法違反の事柄であれば徹底抗戦ということもあり得るでしょう。しかし、合併については、結果についての評価は相対的です。むしろ、地域の将来に責任を持つ立場から、合併するにせよしないにせよ、各論をより充実することを心がけ、自治の内容充実を図ることが必要だと思います。

私の合併反対論は、国家経営の失敗の付けを、もの言えぬ市町村に回してくる国の不誠実に対する抗議としての意味合いを多分に含んでいます。この腐った政権と官僚機構を打破しない限り、解決不能の問題であると思っています。中央集権をやめなければ、この国は早晩衰退の運命をたどるでしょう。



びわ祭り お名前 玉井彰 2002/06/23(日) 22:43:09 [No 314]

伊予市唐川地区は、びわの産地として知られています。今日は、恒例のびわ祭りでした(第20回)。私も行きました。取れたてのびわを買い、宅配便で送る人も多数います。テーブルを囲み、ビールを飲んでくつろげます。山の緑を間近に眺めながら、のんびり出来るイベントです。人口500人の集落に5000人の人出があります。

会場は、昔小学校があった場所です。子供の数が少なくなりましたが、集落としての結束は堅く、元気な地域です。この地域には是非とも元気な状態で集落が維持できるようであって欲しいと思います。その為の条件は何か、研究していきたいと考えています。



まちづくり会社代表取締役 お名前 玉井彰 2002/06/25(火) 22:25:35 [No 315]

昨日、伊予市TMO第三セクター株式会社まちづくり郡中代表取締役に就任しました。就任にあたっての御挨拶の原稿を玉井あきらホームページに掲載しました。



視察 お名前 玉井彰 2002/06/26(水) 07:35:45 [No 316]

本日、淡路島三原町へ視察研修。議会の市町村合併調査特別委員会による合併問題の研究です。4町の合併協議会の様子を勉強します。

我が議会では、今後、特別委員会の「調査」の文字を取るかどうかが議論になりそうです。「調査」を取っても合併賛成という訳ではありませんが、一歩合併方向に歩み寄ったという印象にはなります。残念ながら、私は少数派です。2文字は取られるでしょう。



淡路島 お名前 玉井彰 2002/06/27(木) 22:51:20 [No 317]

三原町で合併協議会についての研修。その後、洲本市で宿泊。夕食前に市内を1時間歩きました。淡路島の中心地であり、人口4万1千人以上の「格」を感じました。アーケード街はかなり長く続いており、驚きました。しかし、ジャスコの進出、本四架橋の関係で、洲本の地盤沈下が進行しているのを感じました。洲本の港はいい雰囲気です。散歩が楽しくなる配慮がなされています。

三原郡の合併は、緑町の町長リコールという爆弾を抱えていますが、半径10kmにおさまる地勢から見て、合理性のある合併なのだろうと思いました。過去に2度あった合併の機運を考えると、自主的な合併だと思います。法定合併協議会の事務局長さんは、質問するとドンドン答えていただけ、良い勉強の機会を与えて下さいました。感謝しています。

兵庫県は、県が国の手先にはなっていない様子なので、県の支援策がないということではありましたが、各自治体が自らの町の将来を自由に決められる雰囲気があることに羨ましさを感じました。近畿圏にある豊かな田園地域だなあとの印象も残りました。



長野県議会 お名前 玉井彰 2002/06/28(金) 23:13:16 [No 318]

田中康夫長野県知事と県議会との対立が激化しています。長野県議会は、田中康夫知事の県営ダム建設の中止決定をめぐって紛糾し、最大会派が知事に対する不信任決議案を提出する方向で他会派との調整に入りました。不信任案の可決には議員数3分の2以上の出席で、その4分の3以上の賛成が必要です。可決されると、知事は10日以内に議会を解散しなければ失職します。
 
田中知事は、昨年2月の「脱ダム」宣言などをめぐり、ダム推進派が多数を占める県議会の主要4会派と対立を続けてきました。対立は、田中知事が県営の2つのダムを建設中止とすると発表したことにより激化し、田中知事の答弁などをめぐって再三議会が中断しています。27日には、田中知事が議長の制止を振り切って「脱ダム」宣言の理念や4会派への批判を述べたため、議長が休会にし、ほとんどの議員が退場しても知事が答弁し続けるなどの混乱が生じました。

基本的には、旧来の思考パターンから脱却できない長野県議会の体質に問題があると思います。確かに、知事には明確な対案を提示する責任があるといえます。議会側は財政負担や国の認可の見通しに対する知事の回答が不十分だとしています。しかし、中央集権下の地方自治においては、国の権限による壁があり、新たな提案に具体性を求めることには困難があります。

首長と議会との共同作業がうまくいかないと、自治の前進はありません。長野のように、議会側に知事の理念を理解する能力がない場合には、軋轢は必然的であると思います。地方住民が議員を「質」で選んでいないことの象徴的な結末として「長野」を理解すべきでしょう。



1人10票 お名前 玉井彰 2002/06/29(土) 21:49:40 [No 319]

この国は、重大な局面を迎えています。このまま何もしないでだらだらと坂を下りていくのか、新たな発展の契機をつかむのか、ここ1、2年がポイントになりそうです。

政治に対する評価は厳しいものがあります。しかし、その多くは観客席からのものです。観客席から的確な批判が出来る人は、それなりに善意の人であり、良識的な人でもあります。そのような人が数多くいるのが我が国です。層も厚いと思います。

問題なのは、「行動」がないことです。「行動」とは何でしょうか。自分の1票で世の中を変えようとするのではなく、1桁余分の票数を動かす努力をすることです。自分の1票を含めて10票でも良いと思います。これは結構大変なことです。人を説得する必要があるからです。「評論」では通用しません。1票で政治が変わるという心地よいフィクションに安住するのではなく、もう1歩進むことが必要です。

このことから逃げないで、真摯に考えて頂きたいと思います。多くの国民は、小泉総理に期待し、失望して石原慎太郎氏に期待する。そしてまた・・・・ 。 こんなことの繰り返しでは何も生まれないでしょう。ムードではなく、自分の考え、自分の信念で10票を動かす。これがこの国を救う1歩だと思います。地方自治においても然りです。



「1人10票」の論拠 お名前 玉井彰 2002/06/30(日) 18:36:41 [No 320]

昨日述べたことの論拠。失うものが多くなり過ぎた我が国では、「信念があるなら命を懸けろ、職を賭せ」式の話は通用しません。現在の失業率程度なら、暴動も起きないし、見栄を張れる状態です。

しかし、多くの人が現在の体制や仕組みに疑問を感じていますが、その気持ちをうまく表現できないでいます。「政党」の責任でしょうか。そうだと言えば、国民は免責されますが、違うと思います。この国には盤石の既得権擁護システムがあり、自民党総裁・総理大臣ですら壊すことが出来ません。その既得権擁護システムを支えているのは、既得権側の「1人10票」的な集票活動です。

この国の有権者は1億人です。500万人程度の「有識者」「観客席の評論家」が1票入れても、ベクトルの方向も違っているので、投票率が60%弱の国政選挙での「変化」は困難です。この層が、「評論」ではなく、「働きかけ」「説得」を行い、「1人10票」が出来れば、5000万票となります。歩留まり30%としても1500万票となり、ベクトルの方向が多少違っても、これは大変なことになります。

今日の閉塞感を打破するには、1個人にとって実行可能な責任の取り方を議論する必要があり、その為のたたき台としての実践論として御理解頂きたいと思います。



秋田県視察 お名前 玉井彰 2002/07/01(月) 07:00:22 [No 321]

本日から、文教厚生委員会で、4日まで秋田県鷹巣町、小坂町、大館市を視察。

鷹巣町は、福祉の分野で独自のまちづくりを行っており、視察する自治体が多い町です。視察する町で宿泊するのが礼儀だとは思いますが、鷹巣町では町内で宿泊することが視察の条件とされています。そのくらいの条件を出せる地域づくりをやってみたいものです。小坂町、大館市では、秋田県北部エコタウン計画の一環としての生ゴミ施設や家電リサイクル施設を視察します。小坂町・庚楽館、小坂鉱山事務所も見学してみたい施設です。



合併反対論に共鳴して お名前 中嶋晴夫 2002/07/03(水) 15:00:31 [No 322]

 国の借金の原因は、経済不況による税収減と大型公共事業のやりすぎであり、市町村の数が原因ではありません。
 なのに借金を減らすために地方の町村を減らす施策を、TV番組とCMや新聞広告まで内閣府で作り行っています。
 市町村の数を減らしても国の財政も経済は好転しません。
誤った政策により、地域にもめごと(賛成・反対)が生まれます。それが一番つらいです。合併しない宣言を早く出してもらいたいものです。



Re:合併反対論に共鳴して お名前 玉井彰 2002/07/04(木) 23:25:23 [No 323]

国の付けを市町村に負担させるのが合併論の狙いだと思います。地方自治体を、住民が自治を行うための拠点と考えるのか、国家が地方を統治するための道具と考えるのか、そのことが問われています。中央集権の発想から自由になれない人が多すぎると思います。

住民サービスの水準を維持することを絶対視すると、合併を避けて通れないと考えることになります。現在の地方自治体には財源、権限、人材が不足しており、合併反対を貫くことは榎本武揚が五稜郭に立てこもるに等しい決意を必要とします。首長の決意、議員の決意、住民の決意がなければ、合併反対を貫くことは困難だと思います。地域の自治能力が試される課題です。

反対論を主張するだけでは、推進論が支配的な地域では特例債狙いの泥縄合併が行われ、将来の財政破綻に繋がります。自治の最前線では、この点について監視する努力も必要であり、合併実務を深く理解する必要があると考えています。



鷹巣町と長野県 お名前 玉井彰 2002/07/05(金) 22:32:35 [No 324]

長野県議会が田中康夫知事不信任案を可決しました。

今回私が視察した秋田県鷹巣町でも、住民参加による福祉のまちづくりを推進しようとする岩川徹町長に対する議会側の抵抗は極めて強かったと言います。しかし、町長提案を二度否決するという抵抗戦術を取った議会に対して、もう我慢できないと町民が立ち上がり、議会の抵抗勢力は少数派になりました。現在の鷹巣町の福祉は全国的に注目される素晴らしいものです。

長野県議会の無知蒙昧を県民が正すチャンスが到来しました。長野県民の英知が結集されることを期待しています。



景観づくり お名前 玉井彰 2002/07/06(土) 23:24:42 [No 325]

新築の家の魅力も5年程度だと思います。10年、20年、30年と経って、スクラップ化する建物ではなく、逆に、価値を増してくる建物でありたいものです。

その地域の個性を体現する様式美を備えた街並みを形成する建物であれば、歳月と共に歴史を刻み、重みが出てくるのではないでしょうか。新しさに価値を見出すとすれば、常にリニューアルをし続けなければなりません。店舗の場合においては、投資効果という観点からも景観づくりに寄与する建物の方が有利だと思います。50年、100年という期間ではなく、5年、10年で街の有り様は変化します。街並みづくりの効果は比較的短期間ではっきりしてくるでしょう。

我が国の多くの都市では、各自が思い思いの家を建て、街の品格を落としてきました。住民が自主的に基準を作り、自分達の街の価値を創っていくことは、自治そのものだとも言えます。



地方自治の天王山・「長野」 お名前 玉井彰 2002/07/07(日) 22:59:59 [No 326]

議会に不信任決議を突きつけられた田中康夫・長野知事の支持率は高く、再選は確実でしょう。どのような経緯によるかは別として、県議選も行われるでしょう。現職をどの程度減らせるかが長野県民の腕の見せ所になります。

有力な人物が出馬すれば、現職に勝つ可能性は高いと考えられます。多くの県議が、内心、「感情に支配されてしくじった」と悔やんでいるでしょう。有権者が、「お世話になったあの方に」という投票行動から脱却できるチャンスが到来したのであり、その意味で、「長野」を地方自治の天王山と位置付けたいと思います。



長野県議の思惑 お名前 玉井彰 2002/07/08(月) 07:18:35 [No 327]

長野県議会の異常事態は、任期満了まで待って選挙をすると、田中知事派の候補が大量に出る可能性があるので、機先を制したものであるとの見方があります。しかし、そのような思惑で、知事不信任という異常な手段をとったのだとしたら、これこそが民主主義を否定する暴挙です。

長野県民の皆さんには、県民に対する「真珠湾攻撃」である今回の知事不信任決議に対して、鉄槌を加えるべく頑張って頂きたいと思います。



自治の拠点づくり お名前 玉井彰 2002/07/09(火) 22:24:12 [No 328]

基礎自治体である市町村は、住民自治を保障する拠点としての意味があります。このことを「忘却」して進められているのが、「平成の合併」です。自治体を「地方統治」の手段としてしか見ない中央集権の発想が克服されない限り、我が国の混迷は続くと思います。

各自治体が合併という手段を選択する場合についても、「自治の拠点」となりうるものを可能な限り残す(あるいは創る)ことが必要です。「支所」、「公民館」等の「箱」も大切ですが、実質的なネットワークづくりを、より大切にすべきだと思います。ITを住民同士の交流促進の武器として活用することも考えられていいでしょうし、「地域の書記局」として担当職員を配置し、集落単位、小学校区単位の自治を下支えすることも考えてみるべきでしょう。



非犯罪化 お名前 玉井彰 2002/07/10(水) 18:46:16 [No 329]

国会は犯罪者の巣なのかという問い掛けが、先日の朝日新聞の社説にありました。地方議会にも当てはまる議論です。市町村議会では、口利き的、収賄的犯罪こそ権限の関係で少ないかも知れませんが、選挙に於ける買収は日常茶飯だと言われています。ほとんど、捕まることはありません。結果としての議員の質は御存知の通りです。

選挙買収の温床であるという理由で、戸別訪問が禁止されています。しかし、戸別訪問は、表現の自由、政治活動の自由の一環として、憲法上保障されるべき権利であって、これを制約することは憲法違反だと思います。

買収をほとんど検挙することが出来ないという実態を直視すべきです。戸別訪問を禁止してみても、捜査の守備範囲をいたずらに拡散するにすぎず、本当に捕まえなければならない犯罪には手が回らないのです。戸別訪問を非犯罪化・合法化し、捜査機関の力を真に悪い者を捕まえる方向に集中させるべきでしょう。



集票のプロではあるが、政治においては無能力な議員 お名前 玉井彰 2002/07/11(木) 21:38:10 [No 330]

長野県議会の多数派が、地方議員のレベルを明確な形で示してくれました。彼等は、「票集め」のプロにすぎず、社会人としての常識について疑問があるだけではなく、政治についても無能力者の集団です。

「政治」を「駆け引き」と読み替えるならば、上手い下手は別として、「政治」をやっているのでしょう。しかし、田中知事の選出過程を知っていれば、ダム問題に関して、県民の意向が知事選挙に反映されていることは容易に判断できることです。そうだとすれば、少なくともダム問題については、議会が知事の意向を尊重することが、民主政治を維持するための最低限度のマナーだと思います。

専制的な長野県政の下での翼賛政治に馴染んできた県議達には、「民主政治」などという言葉はアレルギー反応を起こすだけかも知れません。主権者が、議員を自己の利益を図ってくれる便利屋としてしか見ないことの結末として、今回の無様な不信任決議騒動を総括する必要があります。そんな県議を選んだのは、県民の責任です。

知事不信任派の長野県議に気骨というものがあるのなら、知事選挙に有力候補が立てられない場合、議員の代表が知事選挙に打って出るのが正しいあり方です。それが出来ないのなら、潔く全員が議員を引退すべきです。最低限度のノルマです。