伝言板
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自己採点 お名前 玉井彰 2002/07/12(金) 17:50:19 [No 331]

議員の任期が始まって3年5ヶ月が既に経過しました。自己採点すれば、70点位でしょうか。自分としては、もっとやれたはずだとの思いがあります。

減点部分は、量的な不満足です。もっと段取りをしっかりして、能率を上げれば、あと5割は余分に仕事が出来ると思います。質的には、ある程度の満足感があります。ただし、思っていたより地方自治は難しいと感じています。

こんな議員が自分の近くにいたらいいなと思える議員像を目指しています。残された任期に全力を尽くします。



予備校講師の「暴力」 お名前 玉井彰 2002/07/13(土) 06:48:12 [No 332]

代々木ゼミナールの超人気講師(元暴走族)が、授業中態度が悪かった生徒にビンタを加えたとして書類送検されるということです。このニュースは、テレビで大きく報じられました。

この程度の話をニュースにする報道機関の見識に疑問があります。報道の仕方は、講師に好意的な生徒の話を取り上げており、それ自体としてはバランスを取ったものだと思います。しかし、講師にとっては相当のダメージになる訳であり、面白いから取り上げるという感覚には疑問があります。「みんなで教師の暴力について考えよう」などと言うのだとしたら、報道機関の影響力の大きさを自覚しない発想だと思います。「報じてはいけないもの」を見るセンスが著しく退化しているのではないでしょうか。

馬鹿息子と過保護な親が警察に頼り(報道機関に取り上げられるという重圧もあってか?)、結果として講師を屈服させたということであり、なんとも嫌な感じの話です。「全治5日の怪我」が仰々しく取り上げられ、場合によっては講師が職を失うところまで追い込まれるこの国の窮屈さには辟易します。

フジテレビで木村太郎氏が、その生徒でも興味を持てるような魅力的な授業をすればいいのであって、暴力はいけない、という趣旨のコメントをされていました。頑張れば視聴率100%が取れるというような発想のようですが、かなり現実離れしていると思います。
超人気講師だよ・・・。



プトレマイオスの天動説 お名前 玉井彰 2002/07/14(日) 18:53:02 [No 333]

最近の経済政策の議論を聞いていると、プトレマイオスの天動説を思い出します。天体の軌道がかなり複雑に描かれています。権威ある学者が天動説を不動の大前提として天体の動きを説明しましたが、矛盾なく説明するには天体が複雑怪奇な動きをしなければなりませんでした。太陽を中心に据える地動説の登場により、天体の軌道が簡明な形で説明できるようになりました。

中央集権を前提とした議論は、複雑で奇怪な説明を要することになり、結果として混迷の度を深めるだけのような気がします。「国家」が退場し、「地域」単位で経済を考えて見る必要があります。「地動説」への転換が求められているのだと思います。

「国家公務員」の皆さんが失業することを意味する「地方主権」への転換には、強い抵抗があるでしょう。しかし、「地方」は国家公務員経験者の能力を必要としています。人生は不連続なものであると人生観を転換され、真に期待される方向で御自分の能力を活かすべきではないでしょうか。



まちづくり会社へのリンク間違っていました お名前 玉井彰 2002/07/15(月) 18:38:59 [No 334]

玉井彰HPから伊予市TMO・第三セクター鰍ワちづくり郡中HPへのリンクの仕方が間違っていましたので訂正しました。



外形標準課税について お名前 玉井彰 2002/07/15(月) 21:41:25 [No 335]

赤字企業も社会的な便益を得ているのだから税金を納めるべきだとの論法で、外形標準課税導入が叫ばれています。私は、条件付きで賛成です。

その条件とは、源泉徴収を廃止し、社会保険料の企業負担をなくし、個人が保険料を支払うことです。企業は給与総額の全てを労働者に支払い、労働者は税金や保険料を自己の責任において支払う。その上で、企業が国家や自治体からサービスを受けた対価としての「税」を負担すべきです。

源泉徴収等のサービスを企業に求めている以上、「ただ乗り」との批判は当たりません。企業から国家や自治体への徴税等のサービスをなくす代わりに税を支払うのなら、企業は楽になるのではないでしょうか。

消費税の「益税」についても、零細企業が消費税を取引先や消費者から負担してもらって国に支払う労力への対価が議論されないのに、「益税」が不公平だという議論のみが先行するのはバランスを欠く話だと思います。



我が街の起源と繁栄の歴史 お名前 玉井彰 2002/07/16(火) 23:29:45 [No 336]

伊予市の中心部・郡中(ぐんちゅう)の街は、寛永13年(1636年)、宮内九右衛門・清兵衛兄弟が、大洲藩の許可を得て、私財を提供し、荒れ地を開墾して生まれました。

港・萬安港(ばんあんこう、天保6年・1835年竣工)の建設を経て、町方衆が中心となり、商工業の拠点都市として繁栄を極めました。

灘町の宮内小三郎邸をはじめ、灘町、湊町に残る町家は、旧郡中町繁栄の歴史を物語るものであり、伊予市らしい景観を形成しています。これをベースに新たな街並みを創りたいと思います。



景観形成は「自治」そのものである お名前 玉井彰 2002/07/17(水) 23:30:13 [No 337]

街並みづくりのために中心市街地の各地域で説明会を開いています。新築が魅力的なのは数年であって、その後は価値を急速に低下させていくのが通常の姿です。時を重ねるに従って価値を増してくる建て方の方が良いであろうことは、多くの方に理解して頂けると思います。中心市街地においては、街の景観は公共財産でもあります。その意識を共有できれば、街の「格」があがり、産業振興の上でもプラスの効果が期待できます。

その街らしい景観を形成しようとの合意が出来れば、比較的早い段階でその効果が現れるでしょう。お互いが一定の責任を負担し合う関係づくりが出来れば、自らの地域を自らの力で経営するという自治の本来の姿に近づいていくことになります。



田舎のオッサン政治 お名前 玉井彰 2002/07/18(木) 21:57:03 [No 338]

徳島県議会は、18日の本会議で、大田正知事の県政への姿勢に対する問責決議案を可決しました。長野に続き、徳島県でも知事と県議会との対立が激しくなっています。問責決議は、徳島空港拡張・周辺整備事業を一時中止した行為が県民に不安を与え、県政を混乱させたこと等を内容とするようです。 

要するに、嫌がらせです。長野県でも明らかなように、県議の知的レベルは県民のレベルを下回ることが多いようです。利権型とまでは言わないまでも、旧来の体質にドップリとつかっていても、選挙では勝てるのです。一般人で正義感の強い人物が選挙に出ることには多大な困難があります。

しかし、「田舎のオッサン政治」をこのまま続けていても、地方の閉塞感を打破することは出来ません。新鮮な候補者を見出し応援する仕組みを造らないと、政治の「自己破産」に繋がってしまいます。有権者が自らの投票パターンを深刻に反省すべきです。そうでないと、徳島県議会のように、恥さらしであることが自覚できない議員が肩で風を切って闊歩する遅れた田舎であり続けることにしかなりません。



昔のあそび お名前 玉井彰 2002/07/19(金) 23:45:15 [No 339]

毎月第3土曜日に開催している「寿楽市」(中心市街地の活性化を目標としたイベントです)が明日もあります。松山東雲女子大学のけん玉同好会の皆さんをゲストに迎えます。地元の郡中小学校では、校長先生の御理解を得て、チラシを配布して頂きました。

昔の子供(私より少し上の年代)には、遊び道具がそれほどありませんでした。でも、みんな夢中になって遊びました。ひとつの道具をとことん使いこなし、自分の体の一部にしていました。そんな遊び方を子供達に体験してもらいたいと思います。

中高年の方と子供達との交流、学生さんと地域との交流を期待しています。



夏休み お名前 玉井彰 2002/07/20(土) 23:53:30 [No 340]

子供の頃、夏休みの宿題を夏休み中にすることはありませんでした。2学期になってからやっていました。その習慣が今でも抜けません。

子供の時の習慣は恐ろしいものです。今の子供さんには良い習慣を付けて欲しいと思います。夏休みの過ごし方は大切です。



「ザ・スクープ」番組打ち切り お名前 玉井彰 2002/07/21(日) 18:37:57 [No 341]

テレビ朝日のニュース番組「ザ・スクープ」(鳥越俊太郎キャスター)が今年9月で打ち切られることになりました。「視聴率不振」が理由です。これに対して、番組を支持する視聴者の間から存続を強く求める運動が広がっています。

 埼玉県桶川市のストーカー殺人事件で警察の怠慢捜査を追及するなど、幅広いテーマを掘り下げてきましたが、近年、地方では見ることが出来なくなっていました。報道のあり方を具現する貴重な番組であり、存続が強く望まれます。

テレビ朝日全体から見て、損失ではないでしょうか。番組単位の損益を考えるのではなく、放送局の「格」を総合的に考慮すべきでしょう。「朝まで生テレビ」「サンデープロジェクト」など、個性的な報道番組で「テレ朝」はユニークなポジションを維持しています。それだけに惜しいと思います。



公務員犯罪の量刑 お名前 玉井彰 2002/07/22(月) 07:31:19 [No 342]

政治家を含めた公務員犯罪には執行猶予が付くことが普通です。懲戒処分が重いこと、社会的制裁を十二分に受けること等が勘案されているのだと思います。 

しかし、「公務の重み」を考えると、全体として刑が軽すぎるのではないでしょうか。このことは、我が国の量刑一般についても言えることですが、公務員については特に顕著ではないでしょうか。犯罪者の改善・更正を図るという趣旨はよく分かります。しかしながら、法秩序を維持する上では、公務に携わる者こそが最も重い責任を負担するのでなければ示しは付きません。

住民基本台帳ネットワークシステムにおけるプライバシー保護の問題が懸念されています。公務の重みを体現する量刑のあり方が検討されるべきです。法定刑も数倍にすべきでしょう。



矢祭町の住基ネット不参加は緊急避難 お名前 玉井彰 2002/07/23(火) 18:00:53 [No 343]


「合併しない宣言」で有名になった福島県・矢祭町が、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に参加しない方針を明らかにしました。

政府は違法行為であるとしています。しかし、個人情報の保護がなされることが住基ネットの前提であることは、故・小渕首相の国会答弁で示されています。個人情報の保護がなされない現状では、住基ネット不参加は、住民のプライバシーに対する侵害の危険が差し迫っていることに対する緊急避難として正当化されるものであり、違法行為とすることは出来ないと考えます。むしろ、政府が住基ネットの実施を強行することの方が違法の疑いがあります。

それにしても、矢祭町の自治を守ろうとする気概には脱帽します。



タウンモビリティ視察 お名前 玉井彰 2002/07/25(木) 10:40:58 [No 344]

伊予市TMO(まちづくり推進機関)第三セクター株式会社まちづくり郡中では、電動スクーターによる街中移動システム(タウンモビリティ)を伊予市中心市街地に実験的に導入することを決めています。
 
全国各地で導入が進んでいるタウンモビリティですが、広島市が最も先進的に取り組んでいます。まちづくり郡中は、取締役および市民有志9名で、7月22日に広島市佐伯区楽々園にあるタウンモビリティの事務所(らくらくえんオフィス)を訪ね、責任者の熊谷憲二氏からお話をお聞きしました。

熊谷氏は、電動スクーターを導入すればそれで足りるものではなく、充分な事前の調査が必要であり、ハードの部分よりソフトの部分こそが大切であることを力説されました。ショッピングセンター内に事務所を構え、登録ボランティア20人(内、6人が主力メンバー)となっています。広島電鉄が中心となって応援し、NTTドコモから無償提供されたPHS(利用料も無料)が利用者とオフィスとの連絡に利用されるなど、企業の協賛も得ています。らくらくえんオフィスは、月、水、木、金曜日の午前10時から午後2時まで開かれています。
 
なお、熊谷氏は、大手企業のサラリーマンでしたが、転勤で広島に勤務されたことを契機に広島に居を構え、定年後に「地域デビュー」された方です。



書き込み御遠慮下さい お名前 玉井彰 2002/10/04(金) 23:08:55 [No 345]

故障中です。



再開します お名前 玉井彰 2002/10/14(月) 20:37:28 [No 345]

7月から9月までの書き込みは、原因不明ですが、行方不明になりました。専門業者にも分からないと言うことなので、2ヶ月間の空白を前提に再開します。



空白 お名前 玉井彰 2002/10/16(水) 08:01:30 [No 346]

2ヶ月間の書き込みが戻りません。伝言板に大きな空白が出来てしまいました。この間書き込みして頂いた方には申し訳ありません。

北朝鮮からの帰国者を見て、「浦島太郎」を思い出しました。浦島太郎は拉致された訳ではありませんが、人生に大きな空白ができました。玉手箱の白い煙は、空白を埋めるのではなく、年齢を加算しただけでした。

帰国者達には、「空白」ではなく、北朝鮮の生活と、北朝鮮に残してきた家族とがあります。日本の国と国民に求められるのは、彼等が本格的に帰国する場合の暖かさです。

この国の中国残留孤児への仕打ちは冷たいものです。中国残留孤児の処遇の見直しを含めて議論すべだと思います。



ホームページの構想 お名前 玉井彰 2002/10/19(土) 00:37:46 [No 347]

「四国の星」HPは、未完成のままアップロードしました。空海が修行中に室戸で見た明けの明星をイメージしながら、手探りで、あるべき日本の国の形、地方の形を模索していきたいと思います。憲法改正私案、四国州基本法私案は、少しずつ条項を吟味していきたいと思います。

合併反対HP、玉井彰HPもそれぞれの存在意義を保てるよう努力します。新しいコーナーを設けるつもりです。



痺れ切らして・・・ お名前 清水幸助 2002/10/23(水) 10:16:00 [No 348]

 玉井さん,お久し振りです。全国的に合併問題が加熱し始めました。玉井さんの文面からも,合併の流れはもう止められなく次の段階にステップしたような感じを覚えます。しかしまだ調印できた自治体も本の一部であり、これからこそ議論を張る必要を感じています。
地方主権を奪い取る為にも、玉井さんの理論を広く啓蒙する事こそ、意義ある自覚や,合併に近づく手段と感じています。これからの日本は不透明だと共感しております。どうか今一度合併問題にも焦点を合わせ、賛同者の増える事を祈っております。
 久し振りによみがえった掲示板、痺れ切らして待っておりました。多くの皆さんの書き込みや玉井さんの理論を楽しみに、日々待っている支持者がいる事を忘れないで下さい。宜しくお願いします。



清水さん、ありがとうございます お名前 玉井彰 2002/10/23(水) 23:29:44 [No 349]

従来の合併反対から、若干視野を広げた議論を展開するために、「四国の星」を創りました。この国の形、地方の形を手探りで追求したいと考えています。空海が見た明けの明星を捜します。

まだ、色々な不具合があり、完全ではありませんが、「一言」は頻繁に更新したいと考えています。それ以外のコーナーは、アップロードが不完全なので、しばらくお休みします。

不具合が解消したら、玉井彰HPは伊予市の人向けの情報とTMOの情報、合併反対のHPは合併に関する情報、四国の星HPは国政、地方政治全般という具合に守備範囲を決めたいと思います。

伝言板への書き込みは少し頻度を落とします。皆さんの書き込みを期待しています。お返事は下に書き込みます。現在その機能も不具合を生じているので、上に書き込みました。



市町村合併についての講演会を開催します お名前 一色達夫 2002/10/29(火) 22:09:55 [No 350]

玉井さんには元気で御活躍のご様子をHPを通じて拝見しております。
私は、11月4日に伊予市で開催の「市町村合併シンポジウム」に参加する予定にしています。玉井さんは如何なさるのでしょうか。
西条市でも合併準備が 静かに 進められています。
そんな所にあえて石を投げ込むべく現在 講演会の準備を進めています。ご都合を付けて是非にお越しいただければ幸いです。

・日時 11月21日(木)18:30〜
・場所 西条地区公民館大ホール(西条市役所前・市民センター5階)
・講師 加茂利男先生 大阪市立大学教授(政治学)
・主催 「合併を考える西条市民の会」

・参加ご希望の方は整理券を発行しますので、私までメールを下さい。



メールアドレスです お名前 一色達夫 2002/10/29(火) 22:17:29 [No 351]

tisshiki@orion.ocn.ne.jp

西条市での合併講演会にご参加をご希望の方は
上のアドレスにメールして下さい。



シンポジウム参加します お名前 玉井彰 2002/10/31(木) 00:07:39 [No 352]

11月4日、伊予市でのシンポジウムには参加します。当日はお会いできることを楽しみにしています。

西条の講演会にも出席したいと思います。

一色さんのホームページhttp://www6.ocn.ne.jp/~tisshiki/の日記は読ませてもらっています。私は、日常のことを書けないタイプなので、新鮮な感じがします。



道州制議論は、ちょっと・・・ お名前 鈴木五郎 2002/11/03(日) 05:07:29 [No 353]

 伝言板が復旧されたら、即書きこみさせて頂こうと思っていたのです
が、ズルズル・・・・となってしまいました。いつも「一言」、楽しみ
に拝読しています。中心市街地活性化ネタも、たびたび書いてくださり、大変参考になっています。

 ですが、「道州制」ですか・・・。
 地元鹿児島選出の代議士さんが、地元紙で「市町村合併の次は、都道
府県の再編を・・・・」という内容で語っておられました。
 「市町村合併」についても、普通の市民の方に
「合併で何が変わると思いますか?」とお伺いしても、
「何が変わるのかが、解りません」というのが、正直なところです。
 ましてや道州制となると、限りなく?????マークが連続して
しまいます。

 「四国の星」が、北極星のように教科書には必ず載っているけれど、
指差せる人は少ない星ではなく、宵の明星のように、誰からも知られる
星に成ることを期待させていただきます。



道州制 お名前 玉井彰 2002/11/03(日) 21:01:19 [No 354]

「市町村合併の次は道州制だ」と言う方は、市町村合併を中央の都合による地方リストラと考える立場の方に多いような気がします。道州制と言っても、県の合併によるリストラであり、中央集権の発想に基づくものになる傾向があります。

私は、市町村合併と同時に(あるいは、それに先行して)道州制を議論すべきだという立場です。即ち、国の権限を縮小し、「州」が外交防衛以外の権限を持ち、産業政策を立案するのです。この場合には、基礎自治体としての市町村は地方政府として住民福祉のために大きな権限を持つことになるので、市町村の合併も有力な選択肢になります。

国と地方のあり方を一体的に考え、21世紀に対応する国と地方の形を国民が決めていくべきです。

「どことどことが組むか・・・」という不毛の議論は、国民が政治の本質から目をそらす結果になります。私が市町村合併に反対するのは、国と地方の変革(リフォーム)を、物言えぬ市町村のリストラに矮小化すると、国家百年の計を誤ると思うからです。

鈴木さんの激励に応えて、空海が見た「四国の星」を探したいと思います。



本日のシンポは刺激にはなりました お名前 一色達夫 2002/11/05(火) 00:36:06 [No 355]

本日の伊予市での市町村合併リレーシンポ、ある意味では刺激になりました。
現在の政治の状況への理解や行政知識がほんのちょっとでもあれば、雛壇に座っている方々の論旨の意味する所が見えて来るのでしょうね。
会場に来ている方々の顔色や雰囲気から、自治体合併には、将来の町づくりに対して 心沸き立つ ものが無い事を改めて感じました。
するしないの議論から、どんな合併をするかに議論を移すべきだと主張される方を見かけますが、私は、玉井さんの言うような、国のシステム変更に対する議論をもっともっと深めていくべきだと思います。
そんなところからも、西条市での21日の講演会が、市民の皆様に、合併についての基礎知識を提供する場となればと思っています。



シンポジウムと愛媛新聞 お名前 玉井彰 2002/11/05(火) 18:44:24 [No 356]

会場から、何故、合併推進一色のシンポジウムを愛媛新聞が主催するのか、との意見がありました。

リレーシンポの主催者の中に全国地方新聞社連合会が加わっています。この連合会に加盟している新聞社の大勢として、合併推進の意思があることの表れでしょう。経営サイドとしては、市町村合併が新聞社のリストラに資するとの判断があるのだろうと思います。自治体の数が減少すると取材は楽になります。取材人員削減も可能になります。

要するに、言論機関、報道機関としてではなく、経営の観点から市町村合併に一枚かもうということなのでしょう。

ちなみに、現在愛媛新聞サービスセンターは、従来認めていた市議会議員の市政報告の折込を拒否しています。他方、10月21日には(全国紙も)タバコ税反対の意見広告が新聞紙上に掲載されています。また、政治家を讃える広告は新聞紙上に掲載されます。新聞社の態度とサービスセンターの態度は矛盾していると思います。

市町村合併についての意見をチラシ折込で表明することは出来ません。新聞社はシンポジウムで合併推進に尽力しているのですが。



アップロード不調 お名前 玉井彰 2002/11/12(火) 23:56:53 [No 357]

今日は「一言」の更新が出来ません。

市町村合併反対のホームページと玉井彰のホームページを早ければ2、3日内にリニューアルします。四国の星HPも若干模様替えをします。



需要と供給のギャップ お名前 玉井彰 2002/11/13(水) 09:45:15 [No 358]

(アップロードが出来ないので、玉井彰の一言(12日分)を書き込みます。) 

現在の不況は、当然のことながら、需要と供給にアンバランスがあるからです。需要を増やそうとして公共事業を行ってもさほど効果がありません。低金利にしてもお金を使ってくれません。高齢者が安心してお金を使える環境にはなく、また、お金を使いたくなるモノやサービスも開発されていません。需要増加による解決は困難な情勢にあります。

供給の側を見ると、建設業において顕著ですが、死に体の企業が債務免除で生きながらえています。債務免除により身軽になって低価格で受注できるようになり、血のにじむ企業努力をして債務を返済した企業が馬鹿を見ることになっています。銀行経営者の自己保身のために問題企業を存続させ、真っ当なビジネスを阻害し、産業界に深刻なモラルハザードを起こしているのです。

 供給過剰であることを認識して、大手の問題企業を整理することがなければ、現在の不況を脱出することは出来ないのではないでしょうか。しかしながら、このことを政府サイドが強調すると、大手銀行の経営者は中小企業への貸し渋りや貸しはがしを行うことをほのめかして自己の責任回避を図ろうとします。下手をすると、大手問題企業の退場の前に中小企業にしわ寄せが来る形になります。



西尾私案 お名前 玉井彰 2002/11/13(水) 23:21:14 [No 359]

(アップロード依然不調。13日分「一言」) 


政府の地方制度調査会に西尾勝副会長が提出した私案は、一定規模以上の市町村を基礎自治体とし、合併しない小規模自治体は事務権限を縮小したり基礎自治体に編入させるという内容のものです。

合併特例法の期限までに合併しなかった場合、法律に規定する人口規模以下の自治体は財政支援なしに合併を推進し、さらに、それでも合併しなければ、「特例的自治体」として事務を窓口業務に限定して県が代行し、あるいは、県議会の議決により知事が基礎的自治体に編入させます。

中央集権の発想丸出しの案です。「自治」には様々なあり方が考えられ、それは住民が判断すべき事柄です。自治体がトータルな行政サービスを提供出来ない場合には「県」が助けるべきです。その為の県ではないでしょうか。しかも、自治体の意向を尊重して、県が自治体を補完する形でサービスを提供すべきです。

下々の小さな自治体は邪魔な金食い虫だ。踏み潰せ。「国民」は一定の行政サービスが施されていればそれで満足なはずだ。小集落のくせに「自治」などと高望みをするな。「西尾私案」はそういう発想だと思います。