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公務員に労働基本権を お名前 玉井 彰 2001/09/09(日) 20:51:22 [No 31]

 地方を根本的に変えようとするならば、公務員に一般の労働者と同様労働基本権を与え、その替わり各自治体が自ら危険を冒して大胆な人事が出来るようにすべきです。そうでないと地方から富を生み出すことが出来るような優秀な人材が集まりません。公務員と民間との移動が自由に行われ、身分の異動が個人にとって不利に働かない社会であれば、個人の能力を最大限に引き出すことが可能です。優秀な人材を獲得できる地域が勝つのだということになっていないのは、地方が保護され過ぎていることと裏腹に、規制され自由が認められていないことによるのです。自治体が経営破綻すれば法人格を失い住民や土地は他の自治体に所属するようにすべきです。自治体に破滅する自由を与え、真剣勝負の自治が行われるようにすべきです。



取締役無報酬 お名前 玉井 彰 2001/09/11(火) 08:11:16 [No 32]

株式会社まちづくり郡中が昨日発足し創立総会を行いました。正確には、登記を行い(9月20日予定)、伊予市からTMO構想を認定された段階でTMO(中心市街地活性化法に基づくまちづくり機関)となります。四国で3番目の第三セクターのTMOとなります。
この会社には、定款に幾つかの特色があります。その一つが取締役、監査役の無報酬規定です。ボランティアでやって行こうということです。まちづくり会社の場合、そもそも取締役及び監査役が報酬を取ることが困難です。それならば、定款上規定する方が潔いと思います。そのことでアピールできることもあります。昨日の創立総会では株主や来賓にも懇親会費用を負担してもらいました。無報酬規定を前面に出すことで容易に納得が得られました。



ポスト公共事業 お名前 玉井 彰 2001/09/12(水) 17:24:10 [No 33]

9日のサンデーモーニング(テレビ朝日)で、長野県の田中知事が、従来の公共事業を減らした上で林業に建設業者等の新規参入を認める施策を採っていることが紹介されました。山林を保全することにより保水機能が高まることになり、税金の使い方としては極めて有意義なものであると思います。「脱ダム宣言」以降の長野方式から目が離せません。



「上級機関」 お名前 玉井 彰 2001/09/13(木) 08:19:35 [No 34]

国は県の上級機関、県は市町村の上級機関であると無意識にあるいは意識的に考えている公務員が多いのではないでしょうか。その発想を根本的に変えないと我が国の未来はないと思います。国や県が民意から遠いところにいることを日々自覚しない限り、国家公務員や県職員は公僕であることを忘れがちになります。そのことが外務省に見られる如く、全く非常識な「役所内常識」を形成する原因だと思います。民意に近い市町村職員に敬意を払い、ひいては、国民への忠誠心を醸成することが我が国の再生に不可欠です。



「洪水被害が出ても勘弁してもらいたい」 お名前 玉井 彰 2001/09/14(金) 08:07:49 [No 35]

愛媛県加戸守行知事は、9月13日東予市で開かれた住民との意見交換会で、地元の反対がある中山川ダム問題について、「治水面でダムは必要である」とした上で、「住民側の気持ちを尊重して建設をしない場合、仮に洪水被害が出ても勘弁してもらいたい」と述べたと愛媛新聞が報じています(9月14日)。知事は、昨年10月にも山鳥坂ダム問題で同様の発言をしています。
治水にはダムしかないとの発想にも疑問がありますが、洪水が出ても責任が持てない旨の発言には首を傾げます。これは脅しの類でしかありません。公僕意識があるのなら、住民の意向を前提とした施策を追求した上で、どの様な問題があるのかを冷静に分析し、それを示していく態度が望まれます。上記の発言は、支配者意識むきだしの言動だと思います。



寿楽市 お名前 玉井 彰 2001/09/15(土) 22:22:33 [No 36]

平成11年7月から、毎月第三土曜日に伊予市灘町の「街中にぎわい広場」でテントを張って「市」を開いています。中心市街地に賑わいを取り戻そうと郡中の商業者が企画したものです。昭和40年頃まであった芝居小屋「寿楽座」に因んで命名した市です。今日はその第三土曜日。雨が降って大変でしたが、昼過ぎから晴れてきました。常連のお客さんも多く、楽しみにしてもらっているようです。10月20日は「寿楽市祭」を行います。朝倉村、小田町、城川町からもゲスト出店していただけます。フリーマーケット、大道芸、盆栽展、郡中レトロ展等々多数の企画を用意しています。



ごあいさつ、お願い。 お名前 伊藤弥次郎兵衛 2001/09/16(日) 14:45:21 [No 37]

掲示板を拝読しました。
市町村合併問題に感心を持っていますが、
玉井さんご自身の投稿文の中で
「地域社会にデビューする」
と言う言葉が印象に残りました。

私どもはようやくNPOの設立認証を受け
ただいま法人登記申請中です。
これから地域住民の「地域社会デビュー」を推し進め
ボランティアの仲間を増やしたいと思っています。
「地域社会デビュー」という言葉を頂戴致します。
また
玉井さんの合併問題に対する投稿文に言及したり
この掲示板の存在を私の方の掲示板で紹介すること
ぜひお許し頂きますように、
よろしくお願いする次第です。

私。弥次郎兵衛が運営する[弥次喜多塾]の掲示板
http://bbs5.otd.co.jp/509240/bbs_plain

NPO「やらまい会」ホームページ
http://www5c.biglobe.ne.jp/~yaramai/index.htm



一般質問 お名前 玉井 彰 2001/09/16(日) 22:39:35 [No 38]

9月20日、一般質問をします。
内容は、
T 地域ビジョン協議会の創設を
U コミュニティーの自治についての見直しを
V 山鳥坂ダムについて(伊予市の水問題)
W 中学校歴史教科書採択について
です。
原稿は、20日以降、なるべく早く玉井彰HP「伊予市議会だより」に掲載します。



山鳥坂ダム問題に真剣な議論を そして勇気ある撤退を お名前 松山市 玉井 周平 2001/09/17(月) 12:25:02 [No 39]

 新しい風をおこす市民の会の玉井 周平と申します。私達は、山鳥坂ダム中予分水問題に 財政問題・水道料金・環境問題などの点で問題点を指摘すると共に反対の活動をしております。良識ある伊予市の皆さんにも十分にこの問題に取り組み、川内町に続き反対の声を大きくしてほしいと思います。
松山市では財政負担400億円、水道料金二倍になると思います。
伊予市でも財政負担は20億円、水道料金は2倍以上になるのではないかと危惧しております。
 今や、計画当初と水の環境は大きく違ってきています。まず、本当に水か要るのか要らないのかから始め、次に他に市民にとって有利な方法はないのかを議論すべきだと思います。 同姓のよしみとは言いませんが是非頑張って下さい。 一部に山鳥坂ダム問題に反対する事は国(国土交通省)や県を敵に回すことだといい避ける傾向があります。 川内町の勇気ある撤退の意思表示に伊予市も是非続いてもらいたいと思います。



弱いものいじめ お名前 中山 正治 2001/09/18(火) 17:28:50 [No 40]

地方交付税の削減を始めとする、補助金のカット、等、国の押し付けによる合併指導は弱いものいじめでしかない。
当村は、九頭龍川の源流に位置し、福井県全体の水源保全を懸命に行っています。
地域のそれぞれの役割を認めて、財源保証をすることこそ、地方分権と思いますが、国の財政赤字を地方の弱いものいじめで解消しょうとすることに疑問を感じます。



Re:山鳥坂ダム問題に真剣な議論を そして勇気ある撤退を お名前 玉井彰 2001/09/18(火) 21:59:41 [No 41]

砥部町でも町長が反対の意向を表明しました。伊予市長がどの様な態度を表明されるのか分かりませんが、少なくとも、3市5町の中で反対が出るという事態になった以上、従来の様に中予分水の推進を主張することは困難になってきたのではないかと思います。私は、市議である以上、中予分水の損得論も論じますが、最近は問題意識が変わってきました。今、「山鳥坂ダムと中予分水を考える」須藤自由児著を読んでいます。天野礼子氏の本も積んでおります(待機中)。岩波新書「公共事業は止まるか」も面白いですね。



Re:弱いものいじめ お名前 玉井彰 2001/09/18(火) 22:05:18 [No 42]

同感です。今回の合併は、国策による強制合併であり、地方切り捨てに繋がるものだと思います。特に、中山間地区や離島の自治体では、「役場」という拠点を失うことにより、世代交替が困難になり、地域そのものが消滅する可能性が出てきます。国土の荒廃も加速されることになります。それに対しては、山林保全のための対策を講じる等の対案を出してくるでしょうが、それならば、僻地の自治を強化することにより山林保全をすればよいと思います。そもそも、全国一律に合併を論ずること自体、自治というものが分かっていないということです。



報復 お名前 玉井彰 2001/09/18(火) 22:27:38 [No 43]

ブッシュ大統領は、イスラム過激派によるものと見られる今回のテロに対して、「報復」を誓っています。日米同盟の下では、決して対岸の火事ではありません。報復に対する報復もあり得ると考えれば、ガードが堅くなるアメリカよりも、同盟者であり、かつ、ガードの甘い日本はターゲットになりうる最有力国だと思います。大都市、原発等、大きな被害が出る可能性のあるところは要注意となります。
我が日本が、外交能力を高め、信頼される国家になり、双方から仲裁を頼まれるような国になりたいものです。軍事力に走るのではなく、見識ある経済大国として信頼される方法はあると思います。その為には、国民の政治的成熟度が格段に増してくる必要があります。700兆円もの巨大負債をつくって平気な自民党が「改革」と叫んだだけで延命できるような、甘っちょろいローカル国家では話になりません。



Re:ごあいさつ、お願い。 お名前 玉井彰 2001/09/18(火) 22:51:33 [No 44]

ホームページ拝見しました。お気に入りに追加してもっとじっくり読ませていただこうと考えています。2,3日内にリンクさせていただきます。今日明日と一般質問のために色々な本を読んでいます。ダム問題、合併問題、教科書採択問題と欲張ったものだから、ヒーヒー言ってます。折を見て、掲示板に書き込みさせていただきます。「地域社会デビュー」普及させて下さい。



「ボンクラ合併」 お名前 玉井彰 2001/09/19(水) 07:41:06 [No 45]

各地で「合併協議会」をつくる動きがあります。これは、合併を想定されている地域全体についてのビジョンないしは戦略があってのことなのでしょうか。地域ビジョンもなく、合併しないと損だし、県が区割り案を出してきたのでその地域で協議をしようというのでは情けないと思います。自治体の組み合わせ、庁舎の位置、名称等、各論も大切ですが、こうすれば地域が自立できるという地域戦略がなければ、面積が広がっただけの漠然とした無個性な自治体が出来るだけです。内部の調整にエネルギーを使うだけの内向きの自治が延々と続く可能性があります。
 地域ビジョン、地域戦略なき合併を「ボンクラ合併」と呼ばせてもらっています。私の市町村合併反対論は、「ボンクラ合併」への反対論というのが一つの柱です。皆さんの地域では「昭和の合併」は既に消化できているでしょうか。昭和の合併以前の「地域」がまだまだ地区利益(地域エゴ)を主張していないでしょうか。地域がまとまっていること自体は良いことだと思います。しかし、自治体全体の戦略を見ることができず、自分の地域の利益だけしか目に入らないのでは合併が未消化であると言わざるを得ません。地域コミュニティーを大切にしながら、自治体としての戦略を遂行できる自治を目指すべきだと思います。



山鳥坂ダム問題 3者3様 お名前 松山市 玉井 周平 2001/09/20(木) 21:48:36 [No 46]

 本日の中予地区の議会でいろいろ議論がありました。今日の報道より
1.松山市中村市長 見直し案の水道料金は、許容範囲を超えている。問題が多いと指摘 解説 4月に約10%値上げ従来の135円が150円になった所です。計画の220円からさらに2−3割上がるとすれば市民としての許容範囲を超えるとして問題提起 
2.松前の白石町長 水道料金の上昇等で 問題多い 来月10日に反対の決議を行う予定
3.伊予市中村市長 伊予市の安定水源として渇水対策にダムは必要として山鳥坂ダム建設止む無しと主張
 確か面河ダムの水は伊予市まで来てますよね? 帝人の工場縮小やもしかすると余る東レの工業用水や農業用水の転用を是非検討して下さい。伊予市で長期的に水が必要ならばの話です。
*帝人は面河ダムの水を2004年3月で縮小予定の松山北工場で日量6.5万トン使用 かつ松山市の地下水の工業用水も5万トン使用、さらに垣生の南工場でも、松山市の工業用水を4万トンも使用しています。近い将来、工業用水の返上が予想されています。
ちなみに、山鳥坂ダムの水は原価14円と山鳥坂ダムの約280円の1/20と格安です。しかも、伊予市が利用するには、既存のパイプ等をかなり有効利用する事が出来ると思われます。



Re:山鳥坂ダム問題 3者3様 お名前 玉井彰 2001/09/21(金) 17:47:47 [No 47]

 面河ダムから農業用水が大谷池に来ています。仮にこれが転用できるとして、浄化する能力が現状で日量3千トンです(1日平均配水量1万1千トン)。理事者は、これでは間に合わないのだと言います。
 伊予市長の答弁は、見直し案はコスト計算も出来ないので当初の案がベストだという立場です。3市5町で協議して足並みを揃えたいとしています。回りくどいけれども、見直し案の受け入れが困難だということです。報道は、ややニュアンスを違えている感があります。



何歳までが現役か お名前 玉井彰 2001/09/21(金) 18:23:11 [No 48]

 高齢社会となり人生100年時代も夢ではなくなりました。また、その前提で人生設計をしておかないと、「余生」が長くなりすぎて「人生の字余り」現象が起きる恐れがあります。そうだとすると、「現役」概念にも変更を要することになります。「労働力」としてみると、70歳位がひとつの目安かなと思います。それでも、残りが30年あります。体力や能力に合う職業を確保する努力と共に、ボランティア活動の奨励により、75歳位まで現役として社会貢献をしていただくようにしないと、本人も社会も困るのではないでしょうか。
 9月は敬老会が各地で開かれました。私の市では、数え年75歳の人が招待されています。我が市の人口の1割以上です。これで本当に良いのかな、と感じる面もあります。あまり高齢になりすぎると参加が困難ですが、80歳を目安にしたらどうでしょうか。お年寄りに厳しい奴と思われるかも知れませんが、税金は本当に困っている人に使うのが先で、福祉がそれほど充実していない現状では、お祝い事は後回しでよいと思います。



中間管理職としての首長 お名前 玉井彰 2001/09/22(土) 23:08:52 [No 49]

地方自治体の首長は、アメリカの大統領と同様、議会とは別ルートで選挙民から直接選任されており、強い権限を持った存在です。ところが、実態は中間管理職ではないかと思うことがよくあります。特に、市町村首長は、県の意向に逆らうことが出来ず、国に対しては物乞い同然の態度で接することを余儀なくされます。真面目な市長ほど、住民のために善かれと、平身低頭で予算獲得に励むのです。
しかし、この仕組みは既に制度疲労を起こしています。公共事業を廻してもらっても、自治体の負担分を考えるとやらない方が特だというケースもあります。これからは、地域資源の掘り起こしにより、地域ブランドを確立して、内発的発展を目指していくべきです。首長には、独立宣言をするくらいの気概が求められています。



コミュニティーの自治と「地域デビュー」 お名前 玉井彰 2001/09/23(日) 21:46:49 [No 50]

市町村合併を真剣に考えるのであれば、合併後の「地域」のあり方についても考慮が必要です。新しい自治体は広域を対象とした行政を行うのであり、細部に目配りが行き届かないことは当然覚悟しなければなりませんから、団体自治を地域が補完する必要があります。その地域の単位を「コミュニティー」という言葉で置き換えた場合、コミュニティーの自治をどの様に考えるのかが問われます。
コミュニティーは、お互いに顔の見える間柄で相互扶助を行う共同体であり、従来、主に農村型の共同体として継続してきました。しかし、農村部においても非農家が増え、都市部においてもコミュニティー再構築の必要性が自覚されるようになると、コミュニティー自治の新たな形が求められるようになってくると思います。サラリーマン社会にも変化があります。終身雇用の幻想が崩れ、会社や組織にアイデンティティーを求める生き方のリスクが自覚されるようになってきました。職域から地域へとシフトを替えることが、個人の戦略上も有意義なものとして理解される土壌が出来てきました。私が、「地域社会へのデビュー」ということを申し上げるのは、それが困難な課題であるけれども、社会的な必要性が大きいので、一個人の問題とせず、地域社会全体のテーマとしたいからです。



他人事の自治 お名前 玉井彰 2001/09/24(月) 18:14:38 [No 51]

本日の愛媛新聞の社説は興味をひきました。「漂流する八幡浜市議会」というタイトルで、大きく「市民は座視していていいのか」と見出しを付け、八幡浜市議会の混乱に対して市民からのアクションがないことを批判する内容になっています。議長選挙を巡り一昨年逮捕者を出し、その後も、申し合わせ任期を守らない現議長に反発するグループと議長を擁護するグループとの抗争が続いています。9月議会では、双方のグループから自主解散の提案があり、出直し選挙かと思われたのですが、結局、双方とも提案を取り下げたので、なんだか分からない形になっています。
同じ議員として、それぞれのグループに言い分があるのだろうなと思います。しかし、少し離れた地点から自分たちの姿を見つめ直す心のゆとりも欲しいところです。市民についても、どうしようもない面があろうと思います。この有様を真から憂うとすれば、現職に取って代わる決意が必要でしょう。かと言って、それができる人は現実にはそれほどいないでしょう。良識的な人ほど選挙に出ることが困難な社会になっています。それも、金や権力にものを言わす候補者に追随してきた有権者の責任です。議員も有権者も「同じ穴の狢(むじな)」なのです。要求型の民主主義が蔓延し、自ら責任を負担する「市民」による社会を創ることが出来なかったことがこのような結果を招いた原因であると思います。  
他人事の自治から自分たちの自治へと意識の変革をし、政治にぶら下がる気持ちを断ち切ることが必要です。八幡浜のことを「他山の石」として、伊予市の改革を進めようと思います。



歩いて暮らせる街 お名前 玉井彰 2001/09/25(火) 23:52:06 [No 52]

車社会に適応できなかった地方都市の中心市街地は空洞化しています。私の街も例外ではありません。街のメインストリートであるはずの通り(灘町通り)は、歩道もなく、道路幅も狭い(6m〜8mで、6mのところが大部分です)ので、歩行者が安心して歩くことができません。駐車スペースも少ないので車で買い物に来るのも難しい面があります。私は、二兎を追うことが困難であることを素直に認めて、歩行者優先を徹底して、歩いて暮らせる街を目指すべきだと考えています。
道路−歩道=車道 と割り切って、両側に2mの歩道を造り、木を植えたらどうかと思います。通過交通はこの際遠慮してもらい、街に用がある車だけが通れるような道路にします。車道はジグザグさせて、スピードが出ない構造にします。車道の幅は2m程度となります。所々に離合ポイントを造れば一方通行にしなくてもよくなります(一方通行は反対者が多そうなので)。何かの折りに提案してみるつもりです。



あんしんできる街づくり お名前 松山市 玉井 周平 2001/09/26(水) 17:56:47 [No 53]

 公共のサービスが本来行き届いているはずの中心市街地が道幅や駐車場の問題とうで衰退し、郊外へと移行しています。彰さんのいう歩いて暮らせる街が良いですね。生活に必要なものがそろっている中心市街地の活性化を市民と共にどんどんすすめてほしいと思います。松山市も同じです。安心して住める街作りをみんなで



Re:あんしんできる街づくり お名前 玉井彰 2001/09/26(水) 22:24:28 [No 54]

  環境負荷の小さい都市づくりの必要性、高齢社会での生活スタイルのあり方からしても、コンパクトで、歩ける範囲内で様々な都市的サービスを受けられる中心市街地を造ることを考えるべきです。中心部に個性的な「顔」を持ち、そこが市民の交流の場となれば、市民がその街に住むことを誇りに思えるようになるとともに、そこが新たなビジネスの孵卵器ともなりうるのだと思います。地方都市にとっては、「中心性の回復」がキーワードになります。



読書の秋 お名前 玉井彰 2001/09/26(水) 22:25:32 [No 55]

  経済に関心を持っています。「日本経済『出口』あり」金子勝、木村剛、宮崎哲弥共著(春秋社)は面白い読み物です。これと正反対の立場の「一気にわかるデフレ危機」猪瀬直樹著(PHP)も読んでいます。「構造改革とは何か」田中直毅著(東洋経済新報社)「現代日本経済政策論」植草一秀著(岩波書店)も注文しています。
 なかなか頭がまとまりません。金子勝氏の意見には共感します。地方経済への目配りには感心します。



議員定数の増加を お名前 玉井彰 2001/09/27(木) 22:04:17 [No 56]

国会においても、議員定数を削減する方向での議論が主流となっています。しかし、公務員定数の削減が行政改革あるいは業務の効率を目指すということで説得力を持つのに対して、議員定数の削減は何を論拠とするのでしょうか。議会はあくまで「行政」ではありません。「効率」や「生産性」を重視すべき分野でもありません。多分に国民感情や住民感情を背景にした議論だと思います。議員数の減少は民主主義のルートが狭くなるということです。国民、住民と国や自治体との距離が遠くなるということです。ここに思いを致す必要があります。現実の問題として、議員が住民のために働かず、特権意識に胡座をかいているということはあります。この点の是正は、「投票箱と民主制の過程」即ち民主主義的に解決されるべきです。馬鹿な議員を選ばない、いい人が立候補するという単純な話に尽きるのです。
 市町村合併との関連でいうと、実りある合併をしたいのなら、まず議員定数を増加させ、より多くの人に議員になってもらい、自治の体験を積んでもらうことにより、自治の層を厚くすることが考えられていいと思います。拡大された議会で合併についての議論をどんどんやればより民主的な合併になるでしょう。議会費を増加させずにやれば面白いと思います。(我が市の場合、条例で20人としていますが、地方自治法上は30人まで可能です〈平成15年以降は26人〉)



re:議員定数の増加を お名前 みきちゃん 2001/09/28(金) 03:19:15 [No 57]

昨今の国・地方の議員定数は、ご指摘のとおり「行政改革」の御旗の基に定数が削減されていることは周知の事実とされています。
しかしながら、国と地方では内容が異なります。
国は「行政改革大綱」に基づく定数削減と投票権の平等性の確保が定数改定の主目的となっています。
地方では、行政改革の名のもとに「定数割れ防止」と無投票の境界で定数が決定されているように見えます。
議員活動の量と幅から考えても、多くの市町村議員定数が削減し過ぎの感があります。
ですから、ご指摘のとおり議員定数を復活するのは当然でしょう。
しかし、定数以下の立候補者しかいない現状で、「馬鹿な人を選ばない」投票権は剥奪されるのです。
そこに民主主義はないということになりますから、結論として投票権を確保するための定数削減は正論です。
削減後に当選されている議員さん方は、本来の仕事量以上の権限が集約されていることをご認識されますように!
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/3280/



Re:re:議員定数の増加を お名前 玉井彰 2001/09/28(金) 21:23:13 [No 58]

  何故定数ギリギリないしは定数割れ程度の立候補者しかでないのでしょうか。伊予市を例に取ると、市議会議員の当選ラインが約700票です。「なんだ、その程度か」と言われるかも知れません。しかし、我が街の市議会議員選挙では、有権者は、地縁、血縁、PTA、友人、知人等々あらゆる角度からがんじがらめになっており、「浮動票」なる概念が成立しにくいのです。町村ではこの縛りがもっと強い訳です。私の場合、700という数字は無理だと言われました。それほど人を知っているわけではありません。冷静に考えると無理だったのですが、ある事情から引くに引けなくなり、立候補したのです。
  国政に限らず、政治に関して意見を言いたい人はかなりいると思いますが、ほとんどの方が「選挙」の壁を超えることが出来ないのです。私の経験では、プライドのある人にとって、選挙は拷問だと思います。この新規参入の障壁を低くすることにより、多種多様な人材を公共的な分野に引き込めるようになり、地域の活力を増進させることが可能になるのではないかと考えているのです。我が街において200票で当選できるのなら、チャレンジできる人のすそ野は広がると思います。常勤議員と非常勤のボランティア議員とに分けてもいいと思います。私は、他にもやりたいことがあるので、ボランティア議員がいいと思っています。なお、私とは正反対の意見もあります。議員を少なくして待遇を良くすることにより有能な人材を議員にすれば地方自治の推進力になるという意見です。一つの方向ですが、選挙プロの餌食にならなければいいと思います。
追伸、ホームページ拝見しました。これは凄いですね。じっくり見させていただきます。



地方自治法は地方の手足を縛る お名前 玉井彰 2001/09/29(土) 07:29:09 [No 59]

 議員定数についてもそうですが、地方自治法は本来地方住民が決めるべきことまで決めてくれています。余計なお世話ではないでしょうか。「地方分権」という言葉も、中央集権の若干の是正という程度で用いられるとすれば、罪作りな言葉です。全国的な調整が必要な事項以外は条例で決めることが、地方が自立し発展するために必要です。地方に関する様々な制度が住民のためではなく住民を支配統治するためのものである点に異議を申し立てたいと思います。



IT難民 お名前 玉井彰 2001/09/30(日) 12:11:39 [No 60]

私の仲間は、ほとんどがパソコン恐怖症です。21世紀を生きようとすれば、ITは不可欠です。なりふり構わず取り組むべきだと思うのですが、何度言っても駄目です。私も、それほど得意ではありませんが、取り残されないように努力するつもりです。「IT難民」にならないよう頑張りましょう。

★久しぶりにコラム欄を更新しました。「日本はアメリカの岡っ引きでいいのか」を御覧下さい。