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Re:何時行動するのか お名前 玉井彰 2003/03/28(金) 22:28:34 [No 570]

9.11以降のアメリカで反対運動をするのはそれ程簡単だとは思えません。「静観」したかどうかを、イラクにものを言ったかどうかで判断すべきなのでしょうか。戦争の前から、米政府に対して、イラクへの査察を継続すべきであり、戦争という手段に訴えるのは反対であると主張していた人は「静観」していたとは言えないと思います。

日本でも、政治力があるのは既得権を持つ旧勢力です。自由競争の渦中にある産業や人々は政治活動を行う余裕がなく、政治への関心も低いのでしょう。そもそも、政治に関心を持つ人は、政治に何とかして欲しいという強い動機があります。

本来、自己の利害を超えた大所高所から政治を語れる人が多いのが理想です。理想とは大きく懸け離れたところに今の政治があるという現実から出発して政治を考えるべきなのでしょう。



「先ず派兵」の浅ましさ お名前 安倍川餅 2003/03/29(土) 01:55:49 [No 571]

 「湾岸戦争トラウマ」という語が在る。「銭だけではなく、軍事行動に参加しないと国際社会で孤立する。それが湾岸戦争からの教訓だ。」と考え、軍事行動をしたがる症状を指す。小泉政権も、湾岸戦争トラウマの患者であろう。
 イージス艦の派兵なんてがふざけた話で、米軍に何の義理があって、わざわざ中東まで派兵せねばならないのか。その理由すら語れないでは、主権国家の政府とは思えない。
 況してや、殺戮を支援して、何が「人道」か?真に復興を考えるならば、「殺戮を直ちに止めろ!」と求めるべきであろう。平気で殺戮を賛美し加担する小泉政権が、「人道」を語る資格は無いし、語らないだろう。
 いやしくも人道的な対応を執るなら、先ずは米国の無法を諌める事ではないか。勿論、北朝鮮の無法も同じく諌めるべきである。米国と北朝鮮の無法者同士が戦争したら、それこそ世界がご臨終であろう。
 殺戮で世界をメチャクチャにする無法な権力者に、民心の破片など有るはずもない。何でもかんでも派兵しようとすれば、日本は世界の貧民から反感を買い、テロリストの「好い鴨」になるであろう。



戦争を考える お名前 自存自衛 2003/03/29(土) 23:10:23 [No 572]

泥沼化の様相を呈してきたイラクでの戦争。現在いろんな切り口で賛否がマスコミを賑わせています。北朝鮮問題があるので賛成。人殺しは、とにかく良くない。等々。ではこんな切り口はいかがだろう。民族問題を度外視して植民地時代の列強国たちによって、勝手に引かれた国境線。これによりクルド人問題やパレスチナ問題等数え始めたらきりがない。周りを海に囲まれた日本では、なかなか考え及ばないこの問題がエンドレスの戦争を産みだす母胎に思えてしかたがない。なんとか良い方法は無いのでしょうか?普通に考えると今後アフリカが少しずつ豊かになっていくと第二、第三の火薬庫、紛争地帯の出現は時間の問題です。



Re:「先ず派兵」の浅ましさ お名前 玉井彰 2003/03/29(土) 23:16:31 [No 573]

日本はアメリカに対して「義理」はあると思います。

問題は、義理を欠くべきか否かです。義理を上回る大義を掲げるべき時なのだと考えます。



Re:戦争を考える お名前 玉井彰 2003/03/29(土) 23:24:33 [No 574]

イスラエルの問題がそうですが、大国の論理で、民族や宗教の機微を全く考えずにイスラエルを建国したことが様々なねじれを生んでいます。

「民主主義」ということだけでは割り切れない問題が世界中に満ち溢れています。西部劇の感覚で世界の保安官を気取るアメリカの態度は、ねじれをさらに深刻化させるだけであろうと思います。

世界のリーダーが考えるべきことは、民族間の感情のねじれ、宗教的対立を、話し合いや交流によって緩和していくように努力することであり、その為のカウンセラー役を努めることだと思います。



ボランティアと地方自治 お名前 唐川びわ男 2003/03/29(土) 23:51:21 [No 575]

地方自治体において活動するボランティア団体は諸般の事情によって、所属する市町村の何らかのセクションの所属になっているのが現状です。嘆かわしくも残念なことは、そこのセクションの長たる者の胸先三寸で行動計画や行動自体に大きな影響を当てえてしまう事です。自分の出世に影響のある団体には媚びへつらい(大体が老人会の延長のような訳の分からない団体)、自分の仕事を増やしそうな団体には、とことん意地悪をする。寂しい限りの現況です。しかし自立自営団体にするほどの資金力も無くどんなに虐められて虐げられても目的達成の為頭をさげつずける毎日です。応援よろしくお願いします。



Re:ボランティアと地方自治 お名前 玉井彰 2003/03/30(日) 23:30:12 [No 576]

行政のサイドに立って見ると、うるさい少数者への対策が頭の相当部分を占めるという現実があります。暇でうるさい人々が世の中にはいます。彼等が騒ぎ出すと仕事が進まなくなるので、必要以上に注意を払います。逆に言うと、おとなしい人には余り時間を掛けないようになります。

もう一つ。議会があります。議会(委員会)で細かく聞かれたときに答えが難しいようだと担当者としては困ります。議員も、有力者のいる団体については細かく聞きません。おとなしい団体は損をする可能性があります。

財政難の昨今、無駄な支出を削ることが職員に要請されています。その分、補助を受ける団体に対して厳しい審査がなされることになります。団体を背負う人は、担当者に対する説得力を持つように努力する必要があります。

私は、ボランティア団体が社会的に有意義な活動が出来るよう、応援したいと考えています。頑張って下さい。



本日は防災の日です お名前 成層圏 2003/04/01(火) 21:39:15 [No 577]

本日、四月一日の警報サイレンの実施を確認しました。
時報とは異なる何の予告も無しに吹鳴されるサイレンが無くなったことは大きな進展でした。
異常事態であることとそうでないことをはっきり区別することを認識していただければ、それに越したことはありません。
あと、もう少しです。



Re:本日は防災の日です お名前 玉井彰 2003/04/01(火) 23:11:42 [No 578]

色々考えてくれているという当局の姿勢は伝わったと思います。

「郷に入っては郷に従え」とも言います。ローカルスタンダードを尊重するという発想も必要ではないでしょうか。



市町村合併問題の根底 お名前 亡町の幽霊 2003/04/01(火) 23:41:33 [No 579]

市町村合併問題は財政的な問題も有り、避けて通れない現実問題として玉井議員の予想通り、日本のお家芸とも言える上意下達式の地方自治丸出しの進行表に従い着々と歩を進めております。自分としては、多様な問題の中の一点につきお願いがございます。それは合併後の市の名前です。伊予市に限らず少なくとも伝統地名の残る地域においては、それがかけがいのない宝であり、伝え残していかねばならない、無形の財産で有るということは、今から10年以上も前から常識でした。現実に伝統地名36ヶ町村?(数は定かで有りません)とかいう交流団体を作り手形まで作成していたではありませんか。こんな事をわざわざお願いしないといけない伊予市の政情にも寂しいものを禁じ得ません。ギブアンドテイクで合併を進められているようで憤りを感じている市民は私だけでは無いはずです。



大東亜戦争はしかたなっかたか? お名前 自存自衛 2003/04/02(水) 00:39:00 [No 580]

結論から言わせていただくと仕方なかったという事になりましょう。当時は植民地拡大政策が世界の趨勢であり日本は植民地に成り下がる事を拒み植民地を持つ国策を取ったのです。しかも西洋列強国と違い植民地?からの搾取を目的とせず、教育をふし、インフラの整備に努め、あげく朝鮮においては持ち出しの方が多かった。歪められた情報により、いい加減な歴史感を持たれると取り返しのつかない事になります。敗戦国で有りながら戦後独立した沢山のアジアの国々からお母さんである日本のおかげという感謝の言葉が数多く届いているではありませんか?敗戦後アメリカのウォーインフォメーションプログラムによってされたくだらない教育感から、そろそろ脱皮しましょう。映画ホタルも外国の観客は被植民地からの若い志願兵が普通に日本人の上官として働いている姿に理解出来ないものを感じたといいます。当時西洋列国に東洋の島国が参戦出来た奇蹟も歴史の事実でしょう。何でもかんでも、戦前の思想になぞらえてしか物事を見れないマスコミ(少し玉井議員)にモダンデモクラシックシンドロームを感じて無念です。



「南アルプス市」という醜態 お名前 安倍川餅 2003/04/02(水) 20:57:34 [No 581]

 なんと、山梨県に、「南アルプス市」なんて方角+カタカナ都市名が登場しました。四国にも、「東かがわ市」なんて方角+ひらがな都市名が登場する有様です。テレビニュースで、「カタカナ都市、南アルプス市万歳〜!」の画面が登場しましたが、呆れて物が言えません。
 現代人の風土感覚はどこから来てるんでしょうか?「南アルプス市」といい「東かがわ市」といい、実に酷い。自律性も無く合併躁病を患い、臆面も無くひらがなやカタカナや方角の都市名を付ける無神経には、反吐が出ます。
「ひらがなやカタカナの都市名を付ければ、その都市(基礎自治体)に愛着が持てる、好感やブランドを発揮する」、なんて寝惚けた辞を合併躁病患者は言うんでしょう。しかし、ひらがなやカタカナで自慢しようとする態度自体、くだらないスノッブ根性が丸出しです。裏返せば、自分の都市や風土に自信を持てないことの証ではないでしょうか?
 そもそも、市民は誕まれる都市を選べません。それを考えれば、風土に根差した都市名が付けられるのが当然です。醜悪な都市名の下に、どうして自信が育つのでしょうか?
 私は、風土を害ね、都市名を醜くするだけの都市合併に大反対です。風土を無視して、醜悪な都市名を付けたり、野放図な合併に熱狂すると、風土感覚は一層麻痺して、後の民にも害毒を遺すでしょう。ひらがなやカタカナや方角の都市名を付ける位なら、合併を白紙撤回すべきです。



Re:市町村合併問題の根底 お名前 玉井彰 2003/04/02(水) 21:15:54 [No 582]

あまり書きたくないのですが、伊予市と隣の松前町との関係は、気の優しい(弱い)長男と元気のいい(気の荒い)次男との関係のようです。おやつを出すと、次男が泣きわめいて半分以上取ってしまうという構図です。合併もどうなることやら・・・

伝統地名である「伊予」という名前を残そうということについては異論はほとんどないでしょう。「四国中央市」のお陰で、伝統地名の大切さに改めて気付いた市民も多いと思います。



Re:大東亜戦争はしかたなっかたか? お名前 玉井彰 2003/04/02(水) 21:29:17 [No 583]

私は、戦争絶対反対論者ではありません。戦前の価値観によれば、国家戦略を明確に持ち、有効適切に軍事力を行使しておけば大日本帝国の滅亡はなかったと思います。

問題なのは、陸海軍の官僚達の自己保身です。太平洋戦争は、彼等の組織防衛のために国家と国民を巻き添えにした戦略なき戦争です。自分達の組織を押さえることが出来ないので、とりあえず、一番楽な「戦争」へと自堕落に流れ込んだのです。アメリカとの対立矛盾が決定的な要因ではありません。

この感覚が戦後の「文官」達にも継承され、切開手術をしたがらない先送り体質により「失われた10年」がもたらされたのです。「省益あって国益なし」の世界を助長する論理が、太平洋戦争「しかたなかった」論です。



Re:「南アルプス市」という醜態 お名前 玉井彰 2003/04/02(水) 21:35:02 [No 584]

同感です。

思い付きの名前で自治体の品格を失わせる合併が横行しています。理念なき平成の合併を象徴するものです。

飲んで踊って、酔いが覚めたらむなしさだけが残ったということになるかも知れません。



「愛媛セントラルシチー」とな! お名前 成層圏 2003/04/02(水) 22:03:53 [No 585]

県内のある自治体の掲示板に、「合併後はデラックスな市庁舎を建設していただきたい」との書き込みがありました。本音なのかな?
合併は、独身の男女がそれぞれ生活するよりも結婚して家庭を持った方が安上がりでしょ、だから早く結婚しなさい。結婚費用は私(国)が持ちますから、ってなもんでしょ。
しかし、安上がりってことは、ますます経済が縮小することでもあるのですが。子供が出来たら必要経費は増えますけど、これは合併後の何に相当するのでしょうか。
結婚には、別居結婚(単身赴任)もあります(^^;)。



嘗て伊予市大分間に お名前 成層圏 2003/04/03(木) 21:46:09 [No 586]

ジェットフォイルが就航していましたが、先日より松山別府航路が再びジェットフォイルによって開かれました。伊予市大分間が何故長続きしなかったか、十分検討したと思いますが、この航路を開こうとした企画者にその勝算の理由を是非訊いてみたいと思っています。



Re:「愛媛セントラルシチー」とな! お名前 玉井彰 2003/04/03(木) 22:47:47 [No 587]

合併は、経費の節減には役立ちます。しかし、無駄を助長する面もあります。合併特例債でこの際あれをやろう、これをやろうということがあります。合併の前に駆け込みでやっておけ、どうせ中心部にはなれないんだから付けを新しい市に払ってもらえなどというものもあります。ある種のモラルハザードを招いている感もあります。

新しい都市の構造をより機能的にしておかないと、まとまりを欠くことになります。都市を機能的に再構築するための投資と、無駄な浪費とを厳格に区別すべきでしょう。



Re:嘗て伊予市大分間に お名前 玉井彰 2003/04/03(木) 22:53:21 [No 588]

伊予市・大分間の高速船「スピーダー」は、速さを追求するあまり、船体が軽くて波に弱く、欠航が多くなり、旅行会社に見放されました。阪神大震災の被害で船会社が多大な損害を被ったという不運も重なりました。

潜在需要はかなりあったと思います。今回の船が波に強ければ、採算は合うであろうと思います。



忘れていました「スピーダー」でした お名前 成層圏 2003/04/03(木) 23:27:44 [No 589]

伊予市と大分市。高浜観光港と別府市
伊予市の住民からすれば、伊予市・別府市間に何故就航できなかったのかとの疑問が湧きます。松山市内からのアクセスはほぼ同一です。高速道路からの連絡は、伊予市の方が有利です。
今回の計画は、伊予市に対してなんらかの接触があったと思われますが、はたして市の対応は・・・??



Re:忘れていました「スピーダー」でした お名前 玉井彰 2003/04/04(金) 23:11:08 [No 590]

伊予市は、スピーダーがなくなって以降、航路の復興(あるいは新航路)を水面下で模索し続けてきました。しかし、思わしい結果は得られませんでした。

こんどの高速艇「ソレイユ」は4月から11月まで運行ということです。冬は運行しません(スピーダーは冬の西風に泣かされました)。観光用と割り切るのでしょう。それで、「松山」の名前が欲しいのではないでしょうか。



教えてください お名前 亡町の幽霊 2003/04/05(土) 23:25:42 [No 591]

伊予市湊町の埋め立て地について、何か開発とか利用の予定があれば教えて下さい。また、市有地と県有地の両方が有ると聞いてますが、具体的にどのような意味を持っているのでしょうか?瀬戸内の海岸沿いは埋め立て地だらけで、なんか公共工事作成装置みたいですね(T_T)



Re:教えてください お名前 玉井彰 2003/04/06(日) 18:28:05 [No 592]

名称は忘れましたが、民間の委員による委員会をつくり(現松山大学の青野学長が委員長あるいは座長?でした)、検討した経緯があります。リサイクル施設などの提言があったと思います。これは実現が困難なようです。

結局、現時点では利用の予定はありません。

私有地(土地開発公社)と県有地があります。県が埋め立てた部分と市(土地開発公社)が埋め立てた部分があるのです。圧倒的な部分が県有地です。県は早く市に買って欲しいようです。

もう、埋め立ての必要はないと思います。

根本的な問題は、土地所有権が公共的な目的であっても自由になりにくいことです。私は、土地は全て公有にすべきだと思います。そうでなければ、道路があっと言う間に出来る中国などに太刀打ちできません。



提案ですが… お名前 亡町の幽霊 2003/04/07(月) 00:20:25 [No 593]

このホームページにおける玉井議員の発言等(あくまで、玉井議員の発言に限る!)無断転用可にしてはいかがでしょうか?全国でも珍しい私利私欲のない政治家の政治思想等、引用したり活用したい人はかなりいるはずですし、一般市民からの広まりも望めます。無理なら、玉井発言の符丁を付けての許可をご検討願います。



清水の刑死が表す事態 T お名前 安倍川餅 2003/04/07(月) 13:44:56 [No 594]

 10年程前から、町興しの鑑とさえ言われて来た清水が、遂に刑場の露と消えた。
 縦え20万都市でも、多くの都市から「どうやって町興ししたんですか?」とさえ評価されて来た清水の刑死は、中央による横暴や歿個性化が極まってる事態を表している。
 そもそも今日の病的な合併熱は、多国籍大企業にとって、市町村(殊に地方都市)は邪魔者だからと言う理由で発生したに過ぎない。清水への死刑執行も同根である。自治体問題研究所の池上洋道氏がこう指摘する。
「あたかも市民が主張して来たかのように見えるが、先ず中央の計画が有り、それに則して表れたものだ。」
 縦え人口が少なくても、市民が独創的に町興しに参加し、風土に根差した個性的な町興しに取り組む。それが自治である。又、住民が住む都市を選ぶ基準は、経済的・行政的効率ではない。偶然その都市に生まれたか、職場に近いかが大半である。
 しかし、多国籍大企業を代辯した中央主導の合併熱は、風土に根差した独創的・個性的な町興しの対蹠である。なんせ中央政財界の宿願は、地方都市や風土を絶やすことだから。
 清水への死刑執行は、「独創的な町興しに取り組んでる都市、人口が少ない都市;貴様らは全員邪魔者だ、消してやる!」、と言う脅迫とも言える。清水のような個性的・独創的な市町村を死に追いやって慶ぶこと自体、中央政府が「地方の時代」なんて望んでいないことを証している。



清水の刑死が表す事態 U お名前 安倍川餅 2003/04/07(月) 15:55:48 [No 595]

 では、合併熱の最大の病根は何か。それは都市名の軽視である。風土を形成する要素は様々だが、風土を象徴するものは地名、殊に都市名である。
 となれば、合併(即ち都市の死)は、自然にして風土の潰滅を招く。各地で都市が死んで風土が潰滅すれば、全国的な歿個性化へ至るのは自明の理である。オルタフォーラム理論誌「QUEST」2002年9月号でも、こう述べられている。
「静岡市と清水市が合併すると、“清水の次郎長”と言っても、どこの人間か判らなくなる。合併(つまり、市町村の死)は、深く言えば、日本の伝統と文化の破壊とも言える。」
 地方色や独創性とは、断じて「○○区」から生じるものではなく、「○○市」から生じるものである。これは推論による演繹(えんえき)ではない。これは、横浜や清水などが人々を惹いた経緯や、「区」や大規模合併が地域色や独創性を生じなかった例を見ても、明白である。
 又、外国の住所表記で都市名が重視されるのも、地方色を区別する観点からである。
 故に、人口だけに目が眩んで、比較的大きい都市が合併して死ぬと、従来の風土が潰滅するから、当然ながら、独創性や個性的な町興しとは相容れない結果になる。そもそも、始めから大きい規模だけを想定し、誇大な夢ばかりを描き、それを上から強制するのは本末転倒ではないか。
 合併で新奇を衒(てら)うだけの市町村に、独創性や息吹を求めても無い物強請りである。人口だけを絶対視して、中央に呼応して合併を念佛するだけの都市は、当然死に絶えるであろう。

http://www.jlp.net/syasetu/021105b.html
市町村合併、それとどう闘うか
http://www.iso-ya.com/index.html
わたしもひとこと・合併通信



Re:提案ですが… お名前 玉井彰 2003/04/07(月) 21:53:57 [No 596]

引用して下さることは光栄です。ただ、ホームページの更新が最近うまくいかないので部分更新でずっと来ています。「無断転載禁止」部分を更新できるかどうかやってみます。これができたとしても全面更新はまだできないでしょう。

以前、合併に関する会議で人の意見を聞いていたら、「聞いたような気がする意見だな」と思う発言がありました。どうも、私のホームページの文章を読んでいるようでした。文脈の違う場面で引用されたので困りました。この場合は、私の発言だと言って引用してくれなかったので助かりましたが・・・



Re:清水の刑死が表す事態 T・ U お名前 玉井彰 2003/04/07(月) 22:01:15 [No 597]

地方自治関係者に人口至上主義の馬鹿野郎が多いのにはビックリします。何度も言いますが、○○万石の大名という感覚なんです。

それにしても、清水は馬鹿なことをしたものです。詰まらない箱ものや政令都市であることの若干のメリット(デメリットもあり)のために都市の魂を売ったのですから。

「わたしもひとこと・合併通信」は今度じっくり読んでみたいと思います。このようなことをやっていた人がいたんですね。教えていただいて、ありがとうございました。



ソレイユ お名前 成層圏 2003/04/07(月) 23:19:00 [No 598]

先日の土曜日、所用で福岡に日帰りをしました。往きはエア便、帰りはJRと柳井三津浜フェリーを使ったのですが、柳井港で「ソレイユ」の航路表示パネルを見ることが出来ました。それによると、
柳井←広島←呉

別府→松山
という寄港地で運行していました。呉・別府間は既設航路だったようです。別府・松山間はその延長航路として開設されたのですね。これなら船会社にとっては負担は軽いかと思います。そのあと、防予汽船のWebを見ました。アクセス数がかなり有ります。船のデータを見ますと、V型16気筒3600馬力のディーゼル機関が2機搭載されています。1気筒あたり200馬力です。凄い!! 思い出しましたが、スピーダーは機関故障が多かったように記憶しています。確か、オーストラリア製でしたっけ?
松山・福岡間の移動はエア便に夜の便がないため少し不便です。



Re:ソレイユ お名前 玉井彰 2003/04/08(火) 11:25:34 [No 599]

既設航路の延長ならリスクは小さいですね。うまくいって欲しいと思います。

スピーダーはオーストラリア製だったと思います。安く上げたようです。