トップへ戻る





お 知 ら せ

いつもご覧いただきありがとうございます。今後は下記のアドレスでご覧下さい。



プロバイダー提供のメモリーが満杯となり、今後の更新が不可能となりましたので、下記サイトで新たに運用しています。

http://www.geocities.jp/thai_rokushaku/

ご面倒ですが、上記アドレスをペーストでインターネットのアドレス欄へ貼り付けてアクセスしてください。

上記をクリックしていただいてもアクセスできますが、画面がフレーム形式のため正しく表示されない場合があります。

新サイトへアクセスの後、お気に入りの書き換えをよろしくお願いいたします。

今後このサイトでの更新はありません。新しいサイトでご覧くださるようにお願いいたします。





2/3幅、半幅、それに全幅を、目的に合わせてお締めください。


まずは、 2/3幅 の六尺褌でご覧下さい。





2/3幅の六尺褌は、全幅の良いところと、半幅の良いところをミックスした感じです。



昔の海や川では年少者は晒、年長者は豆絞りや赤褌で締めたものです。





ここで使用しているのは、赤の豆絞りと、モス地の赤褌です。

ご家庭で気楽に2/3幅を締める場合は、 ゆったり締めてリラックスしてください。

以上が2/3幅で締めた六尺褌です。


市販の六尺褌は、その多くが半幅です。恰幅のいい方には、少し幅が狭いかも知れません。


ガーゼ地で締めた 半幅 の六尺褌です。ゆったり締めれば、ガスの排出も問題ありません。



以下の写真は、半幅の六尺褌 で緊褌に締めたものです。白から順番にご覧下さい。



紫色の半幅で、横廻しを少し低めに締めたものです。



地味な縞柄です。布地は固めの素材です。



赤褌は半幅でも華やかに映えます。素材は毛斯地です。



緑色の褌も清清しい感じがします。




自分で柄をデザインして染めた半幅です。世界にたった一つの六尺褌で、素材はガーゼ地です。



ガーゼ地で締めますと布地が薄いですから、晒よりさらに細く締めることができ、ズボンの上からでも目立ちにくいです。

六尺褌を締めて日常生活をしたいが、 ズボンの上から目立つのが気になるという方は、 ガーゼ地で締めるのも一案です。

下の六尺褌は、南洋の果物であるマンゴスチンの殻を使って染めたものです。



肌の色とよく似ていますので、赤銅色に日焼けした夏の肌にはお似合いかも知れません。



身近にある自然の素材を使って、いろいろ染めてオリジナル褌を作るのも楽しいものです。

半幅で緊褌に締めた場合、 睾丸を強く圧迫し、 時には痛みを感じることがあります。

六尺褌を締めた時に、睾丸に痛みを感じた場合には ここ をご覧下さい。
半幅では幅が狭く感じる場合があります。全幅か、2/3幅で締めるのもお勧めです。




全幅で締めた赤褌です。海や川で泳いでも透き通って見えにくいという利点があります。




海や川で泳ぐ場合には、赤褌であれば濡れても透き通って見えにくいという利点があ

りますが、 晒しの六尺褌で泳ぐ場合には 、 全幅を半分に折って半幅のようにして締め

ますと、
前袋が四重になりますので、 透き通って見えるということはまずありません 。




左側が普通に締めて六尺が濡れた場合で、右側が全幅を半幅にして、前袋が四重で濡れた場合です。

普通に締めた左の褌では、 前袋の下側が少し透けて見えていますが、 前袋を四重にした方ではそういうことはありません。

下の写真が、全幅を半分に折って半幅にして締めた六尺褌です。泳ぐ時にはこれがお勧めです。



前袋が四重ですので、泳いで濡れてもまず透き通って見えるということはありません。お試しください。

海で泳ぐ時、六尺褌の後ろ縦みつで縛ってしまいますと、褌を解く時に大変になります。 晒が水を吸って太くなるからです。
海や川で泳ぐ場合には、余りを横廻しへ巻きつける締め方の方がお勧めです。 解く時に楽ですから。

海で褌一丁で泳ぎますと本当に気分がいいです。 これはやってみないと、その快感は分かりません。



褌を締めて日焼けをさせる場合には、 毎回横廻しが同じ位置に締まっていなければ

なりません。 これができていませんと、 日焼けの跡がボケてしまい、 惨めな結果となり

ます。 特に縦みつの位置が毎回同じ位置に確実に決まっていることが絶対条件です。


日焼けをさせる時には、締める位置が毎回同じに締まっていないと、綺麗な日焼けになりません。

これから日焼けをさせようとお考えの方は、 事前にじっくり褌を締める練習をして、自信が付いてから行ってください。

一度付いてしまった焼け跡は、そう簡単には消えません。じっくり構えて褌を締める技術を磨いてから行ってください。



横廻しと縦廻しが毎回同じ位置にくるように締めて焼きます。縦廻しは垂直でなければなりません。



六尺褌を締めて日焼けをさせる時、数日間のことであれば褌は解かない方がお勧めです。夏場であれば褌を締めたまま

シャワーを浴びて取替えは我慢してください。きれいな褌の日焼け跡を付けたいのであれば、この程度の努力は必要です。


上記は褌の締め方にまだ精通していない方の場合です。締めるのに慣れた方は、この限りではありません。

上記の場合には、数日間締めていてもいいように、緊褌に締めて途中で締め直しが必要とならないように注意してください。

間隔をおいて日焼けをさせる場合には、毎回同じ褌を使うことです。前の焼け跡に沿って丁寧に褌を締めて焼いてください。


この時横廻しが、前回締めた位置と絶対にずれていてはいけません。ここが最も重要な点です。

褌の日焼け跡を付ける場合には、全幅で締めて行うのがお勧めです。 半幅ですと日焼け跡が細くなり目立ちません。

縦廻しも垂直に締まっていることを、鏡を見るなり近くの人に見てもらうなりして確認してください。斜めでは駄目です。
日焼けサロンで褌の跡を付ける場合でも同じです。 後の祭りにならないように、ご注意ください。

2005年3月、WHO(世界保健機関)から18歳未満の紫外線ランプによる日焼け禁止の呼び掛けが行われました。
過度の日焼けは、皮膚ガン発生の懸念があります。 褌で日焼けをさせる場合にもご注意ください。


褌を全幅で締めて椅子に座わりますと、褌が気になります。そんな時には半幅で締めてください。

半幅で締めれば、ズボンの上からも目立ちにくいですし、 椅子に座った時も余り気にはなりません。

職場やご家庭などでは、椅子に座布団を敷くのも一案です。 いろいろ工夫してやってみてください。


横廻しへの巻き方には、端が上へ来るように巻く場合と、下へ来るように巻く場合とがあります。



同じように締めているように見えますが、 巻く向きにより多少感じが変わってきます。



六尺褌の前袋は締めてから時間が経ちますと、形状が変化します。これは晒が伸びるからです。




左半分が締めてから時間が経過した前袋です。晒が伸びて締めたばかりの右半分より前袋の下が少し尖っています。

昔褌は、前袋の形が牛の鼻に似ているところから犢鼻褌と呼ばれたそうですが、そのことが上記からも理解できます。

参考文献 越中文俊著 『褌ものがたり』 P.16 心交社 2000年10月25発行


六尺褌を締めていて睾丸に痛みを感じた時には、 全幅で締めることで対応してみてください。

半幅で緊褌に締めた場合、睾丸に痛みを感じることがあります。この場合には、 少し緩めに締めるか、全幅

で締めてみてください。 全幅でも緊褌の場合には起り得ますが、 半幅より痛みを感じることは少ないです。

全幅では幅が広いため、その余裕によって睾丸を優しく包み込むことができるからです。 全幅の利点です。

全幅で締めますと、晒の伸びにより 陰部を優しく包み込む ことができますが、 半幅ではこうはなりません。


褌は洗らいざらしのまま締めるのが一般的です。干す時に手で皺を伸ばす程度で十分です。

晒を使い込むと両耳が折れ曲がってしまうようになりますが、 皺が気になる方はアイロンを掛けてください。

締める時に前袋の皺を両端へ寄せながら幅を調整します。これにより褌に皺があっても問題になりません。





帆布を使った廻しを締めてみました。後ろのみつを一人で締めるのは、なかなか難しいです。





こういった廻しを締める祭りは日本各地にあります。六尺よりはるかに強い締め応えがあります。

褌は我が日本民族の伝統ある大切な文化です。多くの日本人がもう一度、褌に注目して締めて欲しいものです。

高度経済成長に浮かれた日本人は、褌を締めることを忘れてしまいました。そして今、混迷した日本があります。
私たちは褌を締め直して、日本を誇りある国に再構築いたしましょう。これが私たちの責任です。