みつばうつぎ（三ツ葉空木）
野菜の三つ葉のような葉をつける樹木です。5月頃、白い清楚な感じの花を咲かせます。野菜の三つ葉と違い、葉には特有の香りはありません。無味無臭です。花にはかすかに、良い香りがします。アクやクセ、それに強い香りを求めている人には多分物足りないでしょう。三つ葉嫌いのお子様にどうぞ。
名前の由来は枝が中空とのことですが、若葉のついた細い枝をちょっとむしったくらいでは、空ろになっているのかどうか分かりません。同様の花を咲かせる木は、おおむね同じ時期に「ひめうつぎ」など他にもあるので、葉が三つ葉になっているかどうかで判断するのが確実です。
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全体像。つる草に巻きつかれて、まるでつる草のように見えますが、みつばうつぎはつる草ではありません。この白い花が目印ですね。花を目当てにして、近くまで来たら葉を確認すると確実です。 撮影：埼玉県 児玉丘陵 ５月の連休 |
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アップの画像。3枚の小葉が集まってワンセットの葉になっているのが分かりますね。 撮影：埼玉県 児玉丘陵 ５月の連休 |
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白い花は、淡い芳香があります。 なお、葉柄の付け根に棘がある個体があります。 撮影：神奈川県 丹沢山麓 ５月の連休 |
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| 白い花が確認できます。 | 花は、自らの重みで垂れ下がります。 | 葉のアップ |
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| 沢筋など、湿り気のあるところに 生えます。下に流れが見えます。 |
撮影地 神奈川県丹沢（いずれも） ４月下旬。 |
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