南天萩
なんてんはぎ

別名「双葉萩」(ふたばはぎ)。秋の七草の「萩」とは分類学上は関係なく、マメ科の野草です。
2枚でワンセットとなっている葉が目印です、あとは、まだ幼い、新芽の部分がお辞儀しているところ。
これはマメ科の新芽(作物のさやえんどうとか、野草の烏野豌豆とか、あるいは藤など)
に共通しているので、初めて見る方でもなんとなく、「この草ってひょっとしてマメ科?」と
気付くかもしれません。

引っ張って摘み取れる程度のところを手で摘み取ります。
4月(桜が散って間もない頃)〜5月の連休の頃までが採り頃です。
気温が上がると、茎は硬くなり、しばしば新芽に油虫がたかるようになります。
調理方法としては、お浸しなどより、油を使った料理・・・肉野菜炒めの具にするのがよいでしょう。

洗うと美味しそう。
参考:南天萩と豚肉の油炒め。味付けは醤油。
秋(10月)の画像。紫色の花が咲いています。
背丈は春と変わりません。さやえんどうのような豆もつけています。
(アップ写真の左上部分参照。)
この豆は食べたことはありません。
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