私の一番好きな画家の絵が、日本にやってくることになった。
その人の名は「レメディオス・バロ」
初めてこの人の絵をみたのは、まだ21歳くらいだったと思う。
(ゆずともまだ出会っていなかった頃だ)
友人が持っていた本の中に、男性がヒゲを自転車のように操って宙を浮いている絵があった。
何とも言えない変な気分と、うわっ!好きだなこんな絵という気持ちが半分ずつ。
友人にこれは誰の絵か聞くと、「バロ」だと教えてくれた。
それからしばらく経って、西武美術館が以前に発行していた「ART VIVANT」-1989年32号-が
バロ特集なのを発見。さっそく購入して西武の屋上でじ〜〜っくり見てみた。
ちょっぴり「ルネサンス」っぽくて、ダ・ビンチもこんなふうに科学していたのだろうか?
などと想像してしまった。その一冊の本でワタシはすっかりバロが好きになってしまった。
バロの絵にはたくさんの不思議な乗り物が出てくる。初めて見たヒゲのおじさんも然り。
(この絵は「毛深い移動」という題で1960年の作品だった)
これは彼女の父が水力技師であったため、各地を旅していた影響もあるらしい。
きっといろいろな乗り物に乗って旅をしていたんだろうな〜・・・
「旅に出たい願望」のあるワタシはバロの絵の中で旅をしていたものである。
ただ、バロの絵は本の中だけでしか見たことがない。しかも本は白黒のページが多い。
ワタシが学芸員だったら、絶対バロの展覧会をやりたい!!ホンモノが見てみたい!!
そんな欲求が高まったけれど、日本ではバロの展覧会をやる気配もなさそうだ・・・
でも外国に行くといっても、日本語しか話せないし・・・
そうして×年が過ぎたわけである。
そして今年1999年!!
とうとうバロの展覧会が決定したのである。
伊勢丹美術館(東京)で6月10日から25日まで(だったかな?)
電車の中で広告を見たときの感動!!!思わずウルウルしてしまったヨ。
やっとホンモノとご対面。じっくり拝見させてもらおうと思っている。
Written 6 June 1999
バロってどんな絵を描くの?と興味を持った方は、ここのページを見てね!
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