いつでも会える




 
今回は絵本のお話。本や映画ではすぐに泣く私だが、この絵本はマジで泣けました。
「いつでも会える」菊田まりこさんの作品。
この本のことを初めて知ったのは、去年のいつぐらいだっただろう。
朝、私はいつもNHKニュースを見ている。 わりとマイナーな地域の特集や、あまり知られていないことを 放送するコーナーがあって、なかなか楽しい。 その日ニュースに取り上げられたのは、一冊の絵本だった。
1999年度ボローニャ児童賞・特別賞を受賞して 出版されたのだが、大反響で話題になっているとのこと。それが「いつでも会える」である。
飼い犬のシロと、飼い主のみきちゃんのお話。 飼い主みきちゃんの死、それに対するシロの悲しみと、切なさ。 そして死という悲しみを乗り越えていく絵本だ。
女性のアナウンサーが朗読したのだが、思わずテレビ画面に 釘付けになって、涙がポロポロ流れた。
なんて悲しいの!!切ないの!!
でもなんて立派なのっ。会社に行く前に目を真っ赤にしてしまったよ。
朗読の後、作者の菊田さん本人が出て、インタビューに答えていた。 自分のおばあさんが亡くなったときに思ったことを 絵本にしたのだそうだ。(違ったかな・・・?)
絶対絵本を買おう、買おうと思って数ヶ月経ってしまったが やっと購入したのだ。家に着いてさっそく1ページ目をひらいた。
う・・・独特の字体とイラスト。 ダメだ〜〜!話を知っているだけに、もう涙が出てくるぅぅっ
あ、もうみきちゃんがいなくなっちゃった・・・
絵と文の間隔がとってもじょうずなの。絵本の空間が、そして空白部分が
何も描かれていないぶん、心に訴えてくる。
読み終わる頃には、私の顔は涙でぐちゃぐちゃ。 これは絶対に見るたびに泣きます。
でも素敵なお話です。ホントにピュアです。
こんなにも素直に泣けて、 読んだあと素敵な気持ちになる絵本は久しぶりかもしれない。
学研から出版されています。もし見つけたら読んでみて!
しかし、もしも私がアナウンサーだったら 絶対に泣いちゃって朗読なんてできませんっ
Written 7 January 2000
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