八木重吉
詩稿「赤つちの土手」

 
   早春小景


 
 ふるい牧場のはてに
 
 かすかに眼ぐんだ雑木がならんでゐる、
 
 ふくらみのあるつらなりである、
 
 ぬくい空気も気稟がある



BACK戻る 次へNEXT
[八木重吉] [文車目次]