八木重吉
詩稿「赤つちの土手」

 
   ○


 
 なにゆえぞ
 
 わがこころに
 
 いかりといふもののわく、
 
 いかるときは
 
 みづからのにくたいすら
しかばね
 屍のごとくこんこんとくちてゆくなり



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